日銀と政府の新型コロナ対策は間違っている

このような「恐慌の恐怖」を引き起こした危機の犯人は、新型コロナウイルスそのものというよりは、それに対する人々と社会の恐怖感であることだ。

FRB(連邦準備制度理事会)が無制限の量的緩和を行う緊急措置を発表しました。しかしながら市場は株安、ドル高となり思うようには効果を示せていないのが現状です。
金融政策は効果がない。財政出動が必要という人もいたり、新型コロナウイルスに効果のあるワクチン開発に見通しができるまでは効果が出ないという人もいます。
日本でも国民全員に現金を配る政策や消費税減税、緊急融資などの議論がでてきています。筆者はこのような政策では効果を出さないと言っています。事の本質は人々の中にある「恐怖」であるといいます。特にそれを深刻化させているのがSNSでの過剰な反応や炎上であるといいます。
SNSの情報に依存してしまう現代社会の伝染病と言え、いまだワクチンも見つかっていない。

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/339553

─ YODOQの見方───────────────────────────

現代病といえるFOMOをご存知でしょうか。
皆さんは1日どれくらいの時間をTwitterやInstagram、Facebook、LINEなどSNSに費やしているでしょうか。
iPhoneならスクリーンタイム、Androidならデジタルウェルビーングで見ることができます。

・有益な情報が流れているから見逃したら取り残されるのが不安
・自分の知らないところで誰が何をしているのか気になってしまう
・情報をマメにチェックしないと損をしてしまうのでは?

このようなことを考えている人はFOMO(Fear of Missing Out)「見逃すことの恐怖」という病気ではないでしょうか。
日本の大学生の約4割がネット依存、中高生のネット依存が100万人に近付くなどといわれ、非常に深刻な状況です。

FOMOになると仕事や勉強がはかどらなくなり、SNSで人と比べて悲観的になり、多くの時間が奪われてしまいます。
繋がることを選ぶ、繋がらない力が必要となっています。
対峙する言葉として、JOMO(Joy of Missing Out)「見逃すことの喜び」
元々聖書の中の言葉である“Study to be quiet”「穏やかであることを学べ」でしょうか。
わたしたちは凡夫だから、なかなか普段の生活の中で“quiet”になれません。むしろ“quiet”が怖いために、いろいろな刺激や興奮で時間を埋めようとします。そこでウォルトンは「釣魚」を勧めています。それによって“quietなる境地”を一時(いっとき)でも学びなさいというわけです。

SNS疲れ?情弱不安?現代の病FOMOとは?
参考:https://teamhackers.io/what-is-fomo/

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