インド版マイナンバー「アーダール」

人口1億そこそこの日本でなかなか普及が進まないマイナンバー制度だが、インドでは2010年から開始した個人番号認識システム「アーダール」に既に11億人が登録されている。

このシステムでは指紋や目の虹彩画像と12ケタの個人番号を紐付けており、行政サービスを受ける際に利用できる。
後に追加されたフィンテック機能「アーダールペイ」では銀行口座と個人番号の紐付を行い、指紋認証だけで支払を済ませる仕組みも既に導入されている。

引用:http://www.nikkei-events.jp/asiaprizes/winner/index.html#winner01

─ YODOQの見方───────────────────────────

高度なIT技術を急速に普及させることができたのは新興国固有の事情がある様だ。記事では出生届の整備もできていない状況で補助金の支給確認のためにアーダールが生まれた背景が述べられている。

新興国発のイノベーションは「リバース・イノベーション」と呼ばれ、様々な分野で成功事例があがっている。また、名だたるグローバル企業が「グローバリゼ―ション」の次のイノベーションを生む手法として注目している。

P&Gのひげそり
引用:http://diamond.jp/articles/-/25632?page=3

GE格安の心電図マシン、心臓外科手術
引用:https://www.sbbit.jp/article/cont1/27267

MicrosoftインドのOLAと提携
引用:https://response.jp/article/2017/11/09/302311.html