お小遣いもキャッシュレス、使い道、親が簡単把握

子供のお小遣いにもキャッシュレスの波が押し寄せており、電子マネーなので親がお金の使い道を把握しやすくなっております。子供にとっても通販で使えたり、買い物にポイントが付いたりと魅力があるようです。
16歳から19歳のブランドプリペイド利用率は16.5%となっており、全体の利用率10.1%を上回っています。
キャッシュレス社会が進展する中で、子供に健全な金銭感覚を身につけさせるにはどうすればいいかを考える必要があります。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36223620W8A001C1MM0000/

─ YODOQの見方───────────────────────────

子供の小遣いのキャッシュレス化が進んでいることが話題となっていますが、以前では問題になっていた子供のスマホ保有が当然の様に前提条件で取り上げられている記事に驚きを覚えました。
お金の使い道が把握しやすいメリットは親側にはありますが、電子マネーは大人でも金銭感覚が鈍ってきます。レジでの高額のキャッシュレスの支払いは、大人でも気分が高揚します。大人の中には、簡単に買えるので、買いすぎることが問題になることもあります。子供の間では少額のプリペイド分のみだから問題ないと思われますが、キャッシュレスの利便性に慣れた子供が何年か後に大人になったときに、問題が生じる可能性があります。
また日本は現金志向が強く、キャッシュレス決済比率は他国に比べて低く、国が比率を引き上げようとしていますが、現時点で16歳から19歳の子供たちが大人になる頃なのでもっと早いペースキャッシュレス化が進むと思われます。