自分好みのおやつが届くサブスクサービス「snaq.me」が2億円調達

おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me(スナックミー)」を運営するスナックミーは5月28日、総額約2億円の資金調達実施を発表した。
このサービスでは、4週間または2週間に1度、8種類のおやつを詰め合わせた、おやつBOXがユーザーに届き、届いたおやつの評価をマイページからフィードバックすることで、次のBOXの中身を自分好みに変えていくことができる。
おやつの種類は現在100種類以上で、そのうちの10~20%を毎月入れ替えており、組み合わせは約1000億通りにもなる。

引用:https://jp.techcrunch.com/2019/05/28/snaqme-fundraising/

─ YODOQの見方───────────────────────────

サブスクリプションとは「料金を支払うことで一定期間サービスを受けられる方式」のことです。
eMarketerが発表した最新のレポートでは、今後2年間で利用するサブスクリプションサービスの数が個人平均3個ぐらいまで増えるだろうと言われています。新しいサブスクリプションサービスでは下記のようなものがあります。

・SparkleBox
SparkleBox(スパークルボックス)では、アクセサリーが1回で3つまでレンタル可能。すべてを返却すればまた新たに3つのアクセサリーが借りられ、2000種類から交換し放題の定額サービスです。
参考:https://sparklebox.jp/

・メチャカリ
洋服レンタルサービスで、最大の特徴は全て「新作新品」のアイテム、洋服の返却期間はなく、何度でも借りることが可能で、気に入った洋服を「60日間」借り続ければ、自分のものにできる点が特徴です。
参考:https://mechakari.com/

このように、より生活に密着したサブスクリプションサービスがあります。
サブスクリプションサービスは、企業側にとっては継続的な売上として試算ができるため予算を立てやすくなったり、定額での課金により1回の料金を下げることができ新規ユーザーを取り込みやすくなり、継続的なサービスの特性上ユーザーの利用状況などを細かくデータ化して今後のビジネスに活かすことも可能であるなどのメリットがあります。
ユーザにとっとは、お得にサービスを利用できたり、気軽に解約したり別の同じようなサービスに乗り換えることができたりします。
逆にデメリットとしては、事業者側はスタート直後には利用者を集めることは難しく、サービスを軌道に乗せるためにはしっかりとした準備が必要です。その上で、ユーザーに選ばれ続けるためには常に魅力あるコンテンツや企画を発信していかなくてはいけないことがあげられます。
ユーザー側はサービスを利用しなくても一定の料金が発生することや、パックとして販売されていることが多いので興味のない機能や作品が含まれていることもあります。

サブスクリプションサービスにはデメリットもありますが、ユーザーが賢く利用すれば便利なサービスのため今後も次々と展開されていくのではないでしょうか。