最初3本いま1本 “踏み加減”ではなく“離し加減”で調整する「ワンペダル機能」

アクセル、ブレーキ、クラッチの3種類が常識だった車ですが、今やアクセルとブレーキの2種類が常識になり、最近ではペダルが1つで完結する車も存在します。
その車、ペダル自体はアクセルとブレーキの2本があり、一般的なAT車と同じ。しかし「シングルペダルコントロール」というモードがあり、スイッチを操作すると右端のペダルがアクセル・ブレーキ兼用に。遊園地の電動カートのように踏んだら走り、離せば止まる。もっと言うとMT車のクラッチのような離し加減を意識してもらうとうまくブレーキすることができる。

引用:yahooニュース

─ YODOQの見方───────────────────────────

ペダルを一つにすることの危険性や不便なところについて考えました。

まず思いついたことは、操作感が一般的な車と結構異なっているので別途運転免許等は必要にならないか。ということです。
現在は、普通のAT車の運転免許を所持していれば運転できます。が、個人的に別途免許、もしくは講習での指導が必要ではないかなと思っています。(それくらい操作が異なっていると思います。)

次にブレーキランプ。従来の自動車ではブレーキペダルを踏むことでブレーキランプが点灯します。
しかしワンペダルだとブレーキランプの点灯するタイミングが自分ではわからないようになっています。ある一定の減速を感知すると自動で点灯するようにはなっているのですが、自分でわからないのは中々不便だと感じました。
解決策として、ブレーキランプが点灯している間は運転席から確認しやすいところに、点灯中と認識できるような表示があると事故防止にもつながるのではないかと考えます。

最後はワンペダルに慣れてしまうこと、です。
久しぶりに普通のAT車を運転するとなったとき、アクセルとブレーキのペダルを2種類操作しないといけない感覚にすぐ戻れないと思います。ですが現状普通のAT車の方が圧倒的に利用頻度も高く、ワンペダルに慣れてしまうと自分の車にしか乗れない、という状況になりかねません。

「シングルペダルコントロール」モードはワンペダルの利便性と危険性、双方をよく考えたうえで、選択するようにしてください。