さくらインターネット秘伝のタコ焼き、レシピがGitHubに プルリク・issueで改善提案も可

 さくらインターネットが、GitHubで秘伝のタコ焼きのレシピを管理しており、Xで話題だ。同社の田中邦明社長が9月29日に「知らない人が多いのでは」と自身のXアカウントで紹介して以降、約1万いいねを集めるなど注目を浴びている。
 同社は本当にGitHubでタコ焼きのレシピを管理・共有しており、誰でも中身を閲覧可能だ。レシピは大人数での“タコパ”を前提としたもの。おすすめのタコ焼き器や、きれいに焼き上げる技術も紹介しており、なかなか本気の内容だ。片付けをしやすいようにする下準備も紹介しており、抜かりない。
「自由にブランチを切ったりして派生形をつくってもらってOK」な他、プルリクエストやissueによる改善の提案も可。過去のissueを見ると「生地に使う粉末だしはほんだしでいいのか?」といったコメントもある。
 田中社長によれば「さくらインターネットは大阪の会社なので、よく皆でたこ焼きパーティーをするのだが、その独自のレシピがGitHubにてメンテされている」という。ちなみに、企業がGitHubで料理のレシピを管理する例は他にもあり、ドワンゴの焼きそばなどが有名だ。

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2409/30/news210.html

─ YODOQの見方───────────────────────────
 
タコ焼きパーティーの開催は、社員同士の絆を深め、チームワークを強化する良い機会になると思いました。ヨドックでは定期的に懇親会が開催されていますが、メンバーが固定されているため、たこ焼きパーティーのように普段の業務では関りがない方と、コミュニケーションが取れる機会は魅力的だと思います。
社員同士の親睦を深められるイベントとしては社員旅行などもありますが、旅行となると拘束時間が長くなり家庭の事情等で参加が難しい方もいますがが、タコ焼きパーティーのようなイベントは旅行に比べれば時間も短く、また比較的安価で済みつつも社員の満足度の向上にも繋がると思います。その上、このようなユニークなアプローチは、話題性がありSNSでの拡散を狙いやすいのではないでしょうか。SNSでの注目を集めることで、企業の認知度が高まるので、マーケティングと広告効果も期待できるのではと思いました。(実際にXでは1.3万いいねの反響がありました。)
オープンソースやブランチなど、言葉を聞いただけではイメージができなかった内容でも「タコ焼きのレシピ」という身近で興味のある内容で、業務には関係ないものだからこそ、気軽に触れることができるため、取り組みやすいのではと思いました。システム会社の技術者としては、GitやGitHubを用いた開発の経験は業務にも大いに役立つものだと思います。