キャッシュレス決済 キャンペーンを比較してみた

NTTドコモが、コード決済サービス「d払い」の決済時に、通常の40倍のdポイントを還元するキャンペーンを3月1日から31日まで実施する。
d払いでは通常、200円の支払いにつき1ポイントがたまるが、キャンペーン期間中は、200円で40ポイントがたまるので、還元率が20%に上がる。キャンペーンポイントは期間・用途限定のポイントで、上限は5000ポイント。2019年5月中に反映される予定。
コード決済の20%還元は、PayPayやLINE Payも実施しており、d払いもこれらに追随した形だ。また、4月にはKDDIがコード決済「au PAY」を開始する予定。

引用:d払いも20%還元 ドコモが3月にキャンペーン PayPayやLINE Payに対抗
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/15/news124.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

キャッシュレス決済のキャンペーンを比較してみた。
LINE Payはファミリーマート限定で2月12日~21日までの10日間、コード支払いを利用することで支払い額の20%を還元するキャンペーンを行っている。最大還元額は2000円まで、付与は3月の下旬になる。
LINE Payはそのキャンペーン以外にも、毎月末にコンビニやドラッグストアで買い物をすれば20%還元されるというキャンペーンや、その月の支払額に応じて次の月の還元率が上がるというものもあり、長く使えばお得なところがメリットだ。
Origami Payでは2月13日~19日の間、ケンタッキーフライドチキンのOrigami Pay対応店舗で500円以上の支払いが半額になるキャンペーンが行われている。Origami Payは何%還元ではなく、何%オフになるキャンペーンが多い印象だ。キャンペーンの数が多いので、Origami Payの対応店舗でよく買い物をする人にとってはお得になる。
PayPayは、支払額の最大20%がキャッシュバックされる100億円キャンペーンがある。大きい店ではなくても導入しやすいので意外と使える店舗が多い印象がある。「100億円に達するまで」なので期間が決められておらず、前回は10日ほどで終わってしまったが、今回はルールが変わっているので長期間キャンペーンをやっている可能性がある。

結局どれを使えばいいのかということになるが、もうここまで競合してくると2、3個のアプリで使い分けるか、よく使う店だったりモバイル回線だったりで決めるのが一番いいのではないだろうか。例えばPayPayを使ってポイントをためても普段セブンイレブンをよく利用する人では、せっかく還元できてもポイントが使えないということが起こりえる。
とはいえキャッシュレス決済は利用すればかなり便利ではあるので、自分の生活スタイルに合わせて利用してみるのもよさそうだ。

参考:キャンペーンや特典など 各モバイル決済サービスの「お得」を調査
http://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16034748/
参考:LINE Pay、ファミマ限定で20%ポイント還元–2月12日より開始
https://m.japan.cnet.com/amp/story/35132593/
参考:PayPayの第2弾「100億円キャンペーン」は何が変わった? 第1弾との違いと注意点
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/04/news126.html