超小型スマホ「Palm Phone」のSIMフリー版、米国で予約販売 349ドル(約3万8000円)で

米Palmは現地時間6月18日、日本でも販売されているPalm製の超小型スマートフォン「Palm Phone」のSIMロックフリー版の予約受付を開始した。米国でのみ購入可能。米国ではこれまで、米Verizonあるいは米BestBuyで、Verizon版のみが販売されていた。SIMロックフリー版はPalmが直接オンライン販売し、VerizonだけでなくAT&T、T-Mobile、MetroPCSで利用可能となる。

「Palm Phone」の対応周波数は以下の通り。
2G:GSM 850/900/1800/1900
3G:UMTS 1/2/4/5
4G:FDD 2/4/5/12/13/17/66

引用:https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1906/19/news069.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

取り上げた記事では「Palm Phone」の詳しいことが分からなかったので、詳しいスペックや他に「Palm Phone」と同じ超小型スマートフォンがないか調べ、比較を行った。米国で販売される「Palm Phone」自体のスペックは見つからなかったため、日本版のスペックと変わらないと考え、日本版「Palm Phone」のSIMフリー版のスペックは次の通り。

・サイズは幅約50.6mm、高さ約96.6mm、奥行き約7.4mm、クレジットカードの大きさと同じくらい
・ディスプレイは3.3型サイズ、解像度は720×1280ピクセル、画素密度445ppi
・IP68の防水、防塵に対応
・プロセッサはSnapdragon 435
・メインメモリは3GB、内臓ストレージは32GB
・800mAhのバッテリーを内蔵し外部接続端子はUSE Type-Cを採用
・カメラはアウトが1200万画素、インが800万画素
機能としては、使いたいアプリの頭文字を書いて、ロック画面からアプリを呼び寄せる「ジェスチャーパッド」、画面が消灯しているとき、着信、メッセージ等の通知をオフにする「Life Mode」がある。SIMロックは掛かってないが、au回線には殆ど対応していない。

超小型スマートフォンの比較ではUnihertz ATOM、Unihertz Jelly Proを比較した。
「Palm Phone」が勝る項目
・解像度
・本体の薄さ
・本体重量

「Palm Phone」が劣る項目
・電池容量
・値段

折りたたみ式のスマートフォンも発表されているように大画面化がトレンド化しているが、手のひらにおさまるサイズのスマートフォンにも一定の需要は見込めそうだ。
参考:ITmediaMobile『手のひらサイズの超小型スマホ「Palm Phone」発売
写真で実機をチェック』