母子手帳多言語化から遠隔教育の活用まで―政府が「生活者としての外国人」受入れ対応策をアップデート

働き手としての外国人だけでなく、海外にルーツを持つ子ども・若者や、外国人保護者など「生活者としての外国人」にとって、いくつか画期的と言える施策や変更が盛り込まれました。
今回の追加策には、
1) 母子手帳の多言語化
2) 保育所等における外国籍当の子ども・保護者への対応に係る取り組み事例の把握・共有
の2つがいずれも新規施策として盛り込まれ、外国人の日本での出産・子育てのはじめの一歩に言及しました。

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaiki/20190614-00130081/

─ YODOQの見方───────────────────────────

やさしい日本語とは、日本語に不慣れな外国人に対して使う、シンプルでわかりやすい日本語のことです。
外国人以外にも幼い子供にもわかりやすい表現と言えます。日本語初心者の外国人にも理解しやすいシンプルな日本語への言い換えは意外と難しく、講座での学習など言い換えに慣れていくことが必要となります。

実際に、新規外来患者の13%が外国人となっていますが、現場での多言語化はまだ十分でないのが現状です。

国立国際医療研究センター病院・国際診療部の杉浦康夫部長は、日本に住む外国人の増加について「今後もこの流れはますます加速していく」と、やさしい日本語講座の需要の高まりを強調しています。

参考:医療現場でいま「やさしい日本語」が必要とされる理由(BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース

医療現場以外でも、サイトへ訪問するユーザーやイベント参加者など、思っている以上に外国人の方は多く存在します。
平易な表現をすることで、機械翻訳もスムーズになることも期待できます。
一度、サイトやメールの文章が分かりやすいか見直してみはいかがでしょうか。