バーチャルインフルエンサーの台頭

SNS映え投稿分析のスナップレイスは、赤ちゃんバーチャルインフルエンサーを低コストに制作できるサービスを開始いたしました。独自の画像解析・モデリングシステムを活用し、低コストで自由にバーチャルインフルエンサーの制作が可能となります。

スナップレイスではこの度、日本最大級のSNS映え観光情報メディア「スナップレイス」の運営、及び業界最多の分析・運用機能を持つインスタグラム運用・分析ツール「スナップレイス解析」の開発・運営、日本最大級のインフルエンサーマッチングプラットフォーム「スナップレイスPR」の開発・運営を通じて得られた知見を総動員し、バーチャルインフルエンサーの制作・運用サービスを開始いたしました!

引用:PRTIMES『永遠の0歳モデル。赤ちゃんバーチャルインフルエンサー誕生!新生児用マーケティングに最適なモデルを低コストで 』2020年12月21日付

─ YODOQの見方───────────────────────────

近年増加しているバーチャルインフルエンサーだが、はじまりは2016年「Lil Miquela」だ。
シリコンバレーのBrudという企業が発表したバーチャルインフルエンサーで、Instagramでは293万フォロワーを誇る。
彼女はインスタグラマーの顔を持つだけでなく、PRADAやCHANELなどのブランドとのタイアップ、音楽配信など多岐にわたる、いわゆるインフルエンサーだ。
実際に彼女のInstagramを見てみても、かなり人間らしい写真が多く投稿されており、特に雰囲気のある写真ではバーチャルとは思えない。

バーチャルインフルエンサーの強みは以下にあると考える。
・不老不死
・炎上リスクが少ない
・プラットフォームに捉われない活動ができる

もし普段好んで見ているyoutuberがバーチャルであったらどうか、と考えてみたが、私自身は別に構わないと感じた。
実際に会ったことはないものの、その生き方や考え方、性格などに好意をもっているため、気持ちにはあまり変化がなかった。

上記にあげた「Lil Miquela」も、出身地や出生だけでなく、人間の特性についてもかなり作りこまれており、その部分で惹かれる人が多かったのではないか。

話は変わるが、2021年のスーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』が1人の”人間”ヒーロー+4人の”ロボ”ヒーローであることが発表された。
ロボヒーローはおそらくバーチャルではなくロボスーツを着た俳優だと思われるが、例年に比べてヒーロー同士の絡みや面と向かって話すシーンは少なくなると考えられる。
今年はレッドがコロナに感染し撮影が一時ストップしたこともあり、来年のコロナ対策としては万全だ。

上記のように、コロナ対策であったり、今年多かったスキャンダルへの恐れから、今後、生身の人間ではなくバーチャルなキャラクターに広告をお願いしたいと考える企業も増えてくるかもしれない。