ゲームで遊ぶと仕事力もアップ?

レノボ・ジャパンは1月26日、FPSゲームをプレイすると、仕事や勉強などにも関係する「課題遂行能力」が向上することを、実験から実証したと発表した。2人のプロゲーマーと4人のアマチュアにFPSをプレイしてもらい、その前後に、課題遂行能力を測る「トレイルメイキングテスト」(TMT)を行ったところ、プレイ後の方が成績が良かったという。
同社は「継続的かつ長期にゲームをプレイしていくことで、ゲームのパフォーマンスだけではなく、日常生活での課題遂行能力が向上する可能性を示している」としている。

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/27/news074.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

記事で紹介されていたものとは別で、ゲームをめったにやらない人を対象として、アクションゲームとそれ以外のジャンルのゲームを一日1時間、週5日プレイしてもらい、その後認知能力のテストを行う調査がされていた。
調査の結果、アクションゲームをプレイした人たちの方が認知力の向上が大きかったそうだ。
さらに、その証拠は脳画像にもあり、アクションゲームをプレイした人はそうでない人よりも、大脳皮質の各所にある注意を制御する脳領域の活性がより大きく変化する。その部分は注意の維持に関与する背外側前頭前皮質や、異なる標的の間で焦点を切り替える頭頂皮質、そして自分自身の行動を監視している帯状皮質などにあたる。
気分転換を目的にゲームで遊ぶことは、効率よく物事をこなすために有効なのではないだろうか。しかし、夢中になりすぎると逆にストレスになったり、いつの間にか時間だけが過ぎていたり…というマイナス面もあるので、時間を決めて少しだプレイするというのが効果的と考える。

参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO06163380X10C16A8000000