投げ銭サービス「Osushi」再開

2月にサービスを開始し、わずか数時間で休止したサービス「Osushi」がサービスを再開した。決済の不具合や法律に接触する可能性等で休止したが、リニュアル版ではもらった側はお寿司を直接金銭として受け取るのではなく、お寿司を商品と交換する仕組みに変更された。300~1000円分を寄付できる。

─ YODOQの見方───────────────────────────

今回問題となったのは、Osushiが送金サービスであることだ。送金サービスは資金移動業であり、サービスを行う場合は「資金決済に関する法律」に基づき登録を受けなければならない。しかし、登録を行うには様々な条件があり、中小企業やベンチャー企業にはハードルが高いものとなっている。しかし、送金サービスに近いサービスでありながら解釈の違いによって資金移動業に当てはまらないサービスがある。例としては、下記がある。

・わりかんアプリpaymo
paymoはユーザー同士のお金のやり取りを行う。しかし、資金移動業ではない。なぜなら、決済代サービスであるから。決済代行サービスとはあくまでも決済を代行するだけのもの。paymoは登録されたレシートを元に送金行うことから資金移動業ではないという解釈である。

解釈の違いで法に接触するか変わる。解釈が受け入れられるかは解釈次第だが、法律等の解釈次第では自由度が広がることから、サービス等を扱うときは法律等の解釈の仕方に気を付けてみてはいかがだろうか。