Web上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」が1億円を調達

インターネット上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」を提供するアラームボックスは4月20日、ナントCVC(ベンチャーラボインベストメントと南都銀行が共同設立)、GMOペイメントゲートウェイ、西武しんきんキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタルを引受先とする第三者割当増資で、総額1億円を調達した。アラームボックスはSNSや口コミサイト、ブログやニュースメディアなどオンライン上にあるデータを活用した与信管理サービスだ。取引先を登録しておけば、リスクや状況の変化を自動で収集・通知する。たとえばネガティブな口コミ、評価ランクの急降下、行政処分といった出来事を自分に変わって収集し、知らせてくれるというわけだ。

引用:Web上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」が1億円を調達

─ YODOQの見方───────────────────────────

自分に代わり、取引先の情報収集を自動で行うサービス「アラームボックス」そんなアラームボックスの強みを深堀してみた。
料金プラン
料金プランは月額で以下のようになっている。ビジネスプランまでは15日間まで無料で利用可能なので、トライアルとして利用してみることも可能だ。
・無料プラン:アラーム機能のみ使用可能。登録社数は1社。サポート無し。
・ライトプラン:月額980円。全ての機能を利用可能。登録社数は5社。サポートは電話またはメールでの対応。
・ビジネスプラン:月額3800円。全ての機能を利用可能。登録社数は20社。サポートは電話またはメールでの対応。
・カスタマイズプラン:利用料金は個別相談。全ての機能を利用可能。登録社数は300社。サポートは電話またはメールでの対応。また、入力代行も行う。
AI
アラームボックスでは、消費者の評価や取引先の評判など主にウェブ上のデータを集積し、独自開発したアルゴリズムに基づいて与信状況を解析している。
※同社ではアルゴリズムの精度を改善し続け、最終的には9割程度のプロセスを機械学習で完了できるようにしたい考え。また、今回調達した資金は、これらのシステム開発強化のためのエンジニアの追加確保と、審査担当者の増員に充てられる見込みだ。

参考:アラームボックス