新元号予想、SNSで話題

天皇陛下の譲位で来年5月1日に元号が「平成」から改元されるのを前に、新元号予想が過熱している。早くもSNS(会員制交流サイト)での議論や、予想アンケートを行う民間企業なども相次いでおり、改元が近づくにつれてさらに盛り上がりをみせそうだ。専門家は「生前退位(譲位)によって予想自体がタブー視されにくくなった」と指摘しており、改元に対する国民の意識の変化も背景にあるとみられる。

引用:新元号は「安久」!? SNSなどで予想合戦白熱 「M・T・S・H」以外、「安」の文字人気
https://www.sankei.com/west/news/180925/wst1809250035-n1.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

「次の元号は何だろう」とか「新しいiPhoneはどんな機能だ」とか「次に出る商品は」とか、人は予想することでわくわくしてくるものなのだと思っている。
一つの考え方に、予想することで人生のとらえ方が明るくなるというものがある。どんな小さなことでも予想してみて、それが当たっても外れても、予想することそのものに意味がある。それは、予想することで、脳の報酬回路を活性化させるのにもっとも効果的な方法なのだそうだ。
脳が活性化することで、ドーパミンのレベルを上げるとのことなのだが、予想という行動をすると、もし当たっていた場合は気分がよくなるし、逆に外れていた場合は、次にもっと上手く予想できるように脳が学習する。このドーパミンの効果は、成功した時よりも新しいことや役に立つことを学んだ時の方が大きいそうだ。
ゲームにたとえてみると、敵はこう動くから先回りしてみようとか、味方が向こうにいるから挟み撃ちできるかななど、行動の一つ一つが予想によって成り立っていることが多い。勝ったらそれはそれで嬉しいし、負けたらじゃあ次はこんなことを試してみようとか、そんなことが起こるわけだ。
予想することを記事にあったような元号とか話題性のあることだけでなく、日常の何気ない場面でやってみると、少しでもやる気が出るのではないかという考えがある。何事もゲームみたいにとらえすぎるのはあまりよくないが、予想することで、好奇心と注意力を発揮する即効性があり、決断力や楽観性などを促進する神経回路も強化されるとのことだ。
また、似たような意味として「未来思考」という考え方がある。物事の視点を未来に置くことでさまざまな発想ができるというもの。データに基づいた考え方をするよりも柔軟な考えができるという。
「予想をする」ということを仕事をするうえで活用出来たらもう少し楽しくなれるのではないだろうか。

参考:予想することで人生のとらえ方が明るくなる理由
https://www.lifehacker.jp/amp/2015/10/151004_predictions_yourday.html

参考:「未来思考」について
https://www.ourfutures.net/about/future_thinking