「5日間の売り上げは3分の1に」渋谷ハロウィンに嘆くセンター街の商店

暴行や痴漢で逮捕者が続出した渋谷センター街のハロウィンイベント。
騒動を懸念して周辺の店舗はアルコール類の販売自粛や閉店時間を早めるなどの対策をとったため、売上も激減した。
渋谷センター商店街振興組合は来年以降の開催について、イベントの有料化やルールの厳格化を検討すると発表した。

引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15537585/

─ YODOQの見方───────────────────────────

ハロウィンの市場規模は2016年の約1345億円をピークに毎年5%程ずつ減少し、2018年の市場規模は1240億円にとどまった。
ハロウィンというイベントが日本に定着してきたという前向きな理由も考えられるが、外食産業や小売業が参入し難いことや、10月31日という日に特別感が無い事、それに加え、今回の騒動でモラルの問題が浮き彫りになった。
これからシーズンを迎えるクリスマスの市場規模は約7000億円。
ハロウィンがクリスマスの様に誰からも愛されるイベントになるには、ただの「仮装パーティー」というイメージを払拭し、自治体や企業を巻き込んでの対策が必要になりそうだ。