緊急事態宣言発令で、定期券や予約していた切符はどうなる?

4月7日に緊急事態宣言が発令されてから2週間。当初は東京都など7都道府県が対象でしたが、4月16日に全国に拡大されました。そして、まもなくゴールデンウィーク。緊急事態宣言発令の前、ここまでの事態が予想できなかった頃に帰省や旅行のために列車を予約していた方も多いと思います。その切符はどうなるのでしょうか。

【切符】
4月7日以前に購入した切符はキャンセル料なしで払い戻し。(JR各社)
【通学定期券】
2/28以降の最終登校日を最終使用日として、有効期限が1ヶ月以上残っている場合に所定の額を払い戻し。220円ほどの手数料が発生
【通勤定期券】
4/7を最終使用日として、1ヶ月単位で計算した額を払い戻し。

払い戻し期間は購入日から1年間と猶予はありますが、Suica定期券を使用した場合やチャージをすることによってその使用日が最終使用日となることには注意が必要です。

引用:緊急事態宣言発令で、定期券や予約していたきっぷはどうなる?

─ YODOQの見方───────────────────────────

今回取り上げた記事は電車の切符ですが、緊急事態宣言が発令されたことによって様々なイベントが中止となり、イベントやライブのチケットも払い戻しが行われています。とりわけライブハウスは、日夜ニュース番組などでも報道されているように3密(密閉、密集、密接)の空間であることや、集団感染が発生したことにより風当たりの強い状況となっており、休業のみならず閉店を決める店舗もあるようです。そんな緊急事態宣言により大打撃を受けたライブハウスを救うべく立ち上がったプロジェクトをご紹介します。

MUSIC UNITES AGAINST COVID-19

toeが発起したこのプロジェクトでは、全国のライブハウスから支援したい店舗を選択し、5種類(500円、1,000円、2,000円、5,000円、10,000円)の価格帯から支援をすることができます。支援をすると「支援へのお礼」としてこのプロジェクトに賛同した約70組のアーティストが提供する楽曲データへのアクセス権を利用することができます。未発表曲や新曲デモもあり、アーティストの思いが感じられるものとなっています。
厳しい状況だからこそ、人々の心を豊かにする音楽への支援が広まれば良いなと思います。

参考:toe、ライヴハウス支援プロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」スタート。東京事変、ナンバガ、バンアパ、Chara、BRAHMAN、the HIATUS、スチャダラ、石野卓球ら参加
参考:自粛要請に振り回される「3密4業態」 ライブハウスやナイトクラブの“悲痛な声”に迫る