PayPay、オンライン診療や服薬指導の支払いに対応

PayPayは、6月1日にビデオ通話を利用したオンライン診療や服薬指導に対する簡便なオンライン支払い機能の提供を開始した。

医療機関や薬局などの加盟店がビデオ通話を通じて診察や服薬指導を行った後、画面上で利用者にオンライン診療専用のQRコードを提示すれば、「PayPay」で診察料や処方箋料を受け取ることができる。利用者は自宅からビデオ通話などを利用して医師の診察や服薬指導を受けられるため、診察のための外出や病院内などでの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染リスクを避けられる。

利用にはPayPayの加盟店登録が必要。所定の審査手続きを行い、加盟店登録が完了した後にオンライン診療用QRコード決済の利用申請フォームへ申し込む必要がある。

引用:『PayPay、オンライン診療や服薬指導の支払いに対応』
ITmedia 2020/06/02付

─ YODOQの見方───────────────────────────

現在は、オンラインでPayPayを使用するには別途申請が必要だが、今後増えていくのではないかと思った。
また、オンラインでQRコードを使用するアイデアが他にないか調べてみた。

参考:『Zoom背景にQRコード Sansanのオンライン名刺の実力』
ITmediaビジネスONLINE 2020/06/04

クラウド名刺管理サービスを提供するSanSanは5月、Eightを連携したZoom用バーチャル背景をリリースした。
背景上部にQRコードが表示され、読み取ると名刺情報が表示される仕組みだ。
リリースから3週間で1万人がダウンロードしたという。
また、同じくSanSanの機能であるURLでの名刺交換の利用状況は、昨年5月と比べると約4倍となっているようだ。

政府の専門家会議がまとめた「新しい生活様式」の「働き方の新しいスタイル」内でも「名刺交換はオンライン」と記載されている。
さらに、経団連も、新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインとして、「会議・イベント、採用説明会・面接、名刺交換などはオンラインで行うことも検討」とした。

緊急事態宣言は解除されたが、今後もオンライン会議はある程度継続するとみられる。
SanSanのような大手がオンラインでの活用を先立って行うことで、今後、新しい働き方のオンライン化が進むのではと感じた。