米Amazon、バーチャル試し履きできる機能を実装

米Amazon.comは6月9日(米国時間)、iPhone/iPad用ショッピングアプリ「Amazon Shopping Ver.19.12.2」に、靴を履いたときのイメージをあらゆる角度から確認でき、購入の判断材料となるインタラクティブなモバイル体験「Virtual Try-On for Shoes」を導入したと発表した。

ニューバランス、アディダス、リーボック、プーマ、スペルガ、ラコステ、アシックス、サッカニーなどのブランドから数千ものスニーカースタイルを提供している。

この機能は、米国とカナダで利用可能

引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/13/news094.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

そもそもバーチャル試着が何なのかということと、実際にどのようなタイプがあるかを深掘りしてみました。

バーチャル試着とは?
バーチャル試着は、仮想試着、仮想フィッティングサービスとも呼ばれる、実際に服を身につけることなく、疑似的に試着を行うことで、衣服の3次元データを利用するため、正面だけでなく、側面や背面もカバーします。消費者は脱いだり着たりすることなく、たくさんの洋服を試着できるので、手軽に試着ができます。

バーチャル試着の種類について
1.サイネージタイプ
電子看板を使用してバーチャル試着する方法です。電子看板の前に立つだけで試着イメージが表示されるため、実物の衣服を手にすることなく手軽に試着シミュレーションが可能という利点があります。また、使用しない際は、通常の鏡として使用できるため、店の雰囲気を大きく変える必要がありません。

2.スマホアプリタイプ
スマートフォンを使用して、あらかじめ自身の全体写真を撮影しておくことで客観的に試着姿を確認できます。また、店舗の営業時間を問わず、好きな時間・好きな場所で試着が可能です。

3.ボディスーツタイプ
ZOZOスーツと呼ばれるボディースーツを着用することで、体の採寸を細かい部分まで行います。スーツには、伸縮センサーが内蔵されている為、採寸後はすぐにBluetoothでスマートフォンへデータ連携が可能です。細かい採寸が行えることで、自身の体にフィットする商品が選択できるようになります。

バーチャル試着のタイプはさまざまあり、既に知っているものもありましたが、技術の発展と共に、さらなる種類が誕生してくるのではないかと思いました。
また、コロナ禍ということもあり、さらに需要は高まると予想されます。

参考:https://www.makeshop.jp/main/know-how/operation/virtual-fitting.html