ドコモ、位置情報検索サービスに近隣の事件情報配信

NTTドコモは、位置情報検索サービス「イマドコサーチ」において、検索結果の近隣における事件情報を知ることができる新機能「ちかくの事件情報」を12都府県で開始した。
「ちかくの事件情報」は、イマドコサーチで子供などの場所を検索した際、検索結果の位置情報に合わせて、警察機関が提供している子供の防犯に関わる事件情報を表示することができる。
警察機関や地方自治体などが提供している既存のサービスでは、事前に登録している地域や、利用者自身の現在地周辺について事件情報を確認できるのが一般的だが、今回の機能は検索結果の位置情報と連動して地図上や市区町村一覧から事件情報を確認することができる。
なお、同機能は警察機関に対して各種ソリューションを提供しているドーン(神戸市)と協力して提供する。

引用:ドコモ、位置情報検索サービスに近隣の事件情報配信

─ YODOQの見方───────────────────────────

本記事で紹介した様な、防犯アプリ・アイテムは多種多様なものが存在する。例えば、スマートフォンのカメラを、監視カメラにすることができたり、防犯ブザー機能を備えているアプリも存在する。
また、親族が危険な目にあった経験から防犯アプリの開発のクラウドファンディングを立ち上げた技術者も存在する。
犯罪発生件数の減少に、この様な防犯アプリ・アイテムが少なからずとも貢献しているのか、刑法犯の件数は毎年減少している。平成28年に初めて100万件を下回り、平成29年は91万5042件。平成25年と比べ約40万件減少している。

参考:全国地域安全運動 2018年(平成30年)
参考:一般刑法犯認知件数