キャッシュレス決済店舗の現状とは

経済産業省は、9月11日に、リクルート主催のホットペッパーグルメ外食総研イベントにてキャッシュレス還元店舗を調べられる地図アプリを出すと話した。
iOS、Androidで、地図上で行きたい店舗を見つけて、還元率やどんな決済手段が使えるかを調べられるとのことだ。経済産業省は、キャッシュレス・消費者還元事業のWebサイトにて、キャッシュレス還元を受けられる店舗一覧を掲載しているが、6000ページを超えるPDFとなっており、使い勝手が懸念されていた。
アプリでは、店舗データを毎日更新していく予定だ。

引用:経産省、間もなくキャッシュレス還元店舗の地図アプリを提供

─ YODOQの見方あ───────────────────────────

キャッシュレス決済が今どのくらい普及しているのか。
今やキャッシュレス決済だけで生活できるほどだが、やはりまだ現金しか取り扱っていない店舗だったということがたまにある。
エキテン総研が調査したグラフによると、キャッシュレス決済を導入していない店舗はまだ多く、導入している店舗としていないと店舗の割合は大体半々くらいであった。
導入の障壁となるのは加盟店手数料や、導入コスト、運用コストなどと多い。
さらに、現在キャッシュレス決済を導入していない店舗の中で、今後も導入する予定がないと答えている店舗は半分近くある。
手数料に関しては、QRコードの導入が他社より圧倒的に多いPayPayは、指定銀行でのやり取りの場合は加盟店手数料をかからないようにしていたりと、導入のハードルを下げているところもある。
まだ現金無しで出歩くには不安があるが、10月を越えて半年、一年もたてばキャッシュレス還元の影響は何かしらありそうなので、どう動くか気にしていきたいところだ。

参考:中小事業者が導入しているキャッシュレス決済1位は「PayPay」、導入障壁1位は「加盟店手数料」