ヨドックの提供したいものとそれを支える3つのスキル

近年、企業の情報システム部門や、ITベンダーは情報化の波に翻弄されているように感じています。さまざまな要望がシステムに求められ、その要望に応えるべくさまざまな技術が出現し、右往左往している様子がうかがえます。

ITシステムの本来あるべき姿を忘れ、マーケティング先行のキャッチコピー合戦を繰り広げている状態です。研究段階であるような不完全な技術・商品が実績のある技術・商品と並んで扱われることもしばしば起こっています。 消費者はそれらの分別を行うことは困難で、結果的には信用を失うことに繋がっています。

構造が似ていることもあり、ソフトウェア業界は建設業界と比較されることが多いようですが、建設業界では建築工程が確立され、計画・設計された物がその通りに完成します。それに対しソフトウェア業界では、品質が安定せず、顧客の望む製品が完成しないケースが多々あります。 現在では製造工程を中国・ベトナムなど海外へ発注するケースが一般化し、文化や言語の壁を越えた開発が求められ、益々こうした傾向が強くなっています。

こういった状況が増える原因は、一昔前のHOST全盛期にある程度形作られたものが、最近のオープン化の流れによりシステムが複雑化する上に、次々に新しい技術が生まれ、急速に陳腐化していくことで、「広い知識レベル」、「スピード」の必要性に人材がついてこられない状態に陥っているからではないでしょうか。さらに、今後日本の情報化を担ってきた人材の引退により、システムの中身が分からなくなる危機的な時代が訪れようとしています。

その為、日本の情報業界には一刻も早く安定した開発プロセスの確立が必要とされています。安定した開発プロセスの確立には、業務の分析から設計そして開発へのシームレスなマッピング、作業を円滑に進める為の管理手法の確立が必要となり、その実現にはシステム開発にて基本となる3つのスキルを兼ね備えた人材が必要不可欠となります。

アプリケーションスキル・テクニカルスキル・マネージメントスキル

これらのスキルは重要でありながら、それぞれを習得する為のプロセスが異なり、プロジェクトではこれらのコラボレーションに問題が生じ、トラブルが発生することが多々あります。 我々ヨドックでは、プロジェクトにおけるこれら3つのカテゴリの掛け橋となる役割を負い、それを実現するツール・ノウハウを提供します。