「楽天カード」デザイン刷新 カード番号、表面から消える

楽天カードは11月25日、クレジットカード「楽天カード」のデザインをリニューアルした。カード番号と有効期限を表面から削除し、裏面に印字。
「カード情報の盗み見などのリスクを低減させ、個人情報の保護を強化した」としている。
表面は凹凸がないエンボスレス。マット加工を施し、「より洗練されたデザインにした」という。

引用:ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/25/news158.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

カード情報を裏面に集約したデザインのクレジットカードがあるということを、寡聞にして知らなかったので珍しいと思い取り上げたのですが、なんと国際的にこうしたデザインが主流になりつつあるようで、日本でも同様のデザインへの切り替えを、クレジットカード発行会社大手の三井住友や三菱UFJなどが既に実施していました。

このデザインのメリットとしては、情報をひとつの面に集約することで、利用時の盗み見リスクを低減することにあるとされています。
しかし、集約されたことで一目で把握しやすくなったため、かえって悪用される危険性が高まるのではといった声もあるようです。

表にしろ裏にしろ、決済に必要な情報がむき出しで記載されているのは安全上どうなんだろう? と思う人は実は多いのではないでしょうか。
最近では「ナンバーレスカード」というカードも登場もしており、その名の通り券面にはカード番号・有効期限・セキュリティコードの記載がない、よりセキュリティ面で安全なカードであるとのことです。

クレジットカードを選ぶうえでは、年会費やポイントの還元率に目がいきがちですが、今後はセキュリティ面も、一判断材料に加えてみてもいいのかもしれません。

参考:三井住友「ナンバーレスカード」に切り替えた。この上ない安心感
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/itsmo/1309182.html