米ウォルマート 西友を売却へ

小売業世界最大手の米ウォルマートは傘下の国内スーパー大手、西友を売却する方針を決めた。
ウォルマートはネット事業の強化に向けて世界で体制見直しを進める。ネット通販を起点とした業界再編の波が日本にも及んできた。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32899700S8A710C1MM0000/

─ YODOQの見方───────────────────────────

アマゾンやアリババが小売業界に脅威をもたらしている。アメリカのトイザらスの様に、小売企業はこのまま淘汰されていくのだろうか?
厳しい状況の中、同じく日本のスーパーマーケットの「成城石井」は、独自の戦略で業績を伸ばしている。

参考:https://www.mag2.com/p/news/256360

成城石井の経営戦略は「客層の絞り込み」。
食料品は嗜好品という独自の法則を打ち立て、少し高いけど高品質なものを成城という高級住宅地で販売してきた。
近年ではプライベートブランド商品にも力を入れている。

客層を絞り込むためには幾度とない仮説と検証を繰り返し、絞り込んだ顧客のニーズを最優先に追求していくことが大切であり、その努力があってはじめて厳しい競争を勝ち抜くことができるのであろう。

ECサイトを運営していくにあたってもアマゾンの脅威は見逃せない。
購買意欲のあるユーザーを逃さないために、客層を絞ったコンテンツ作成やデザインの見直しも必要なのではないだろうか。