電子マネーへの入金が5億円突破 楽天のフリマアプリ

楽天は1月21日、フリマアプリ「ラクマ」での売上金を電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージした金額が2018年12月末で5億円を突破したと発表した。
フリマアプリで稼いだお金を飲食店での決済に使えるなど利便性が高く、利用者を伸ばしている。

2018年7月からラクマ上の売上金を楽天キャッシュにチャージできる機能を開始した。決済サービス「楽天ペイ」を使えば、ラクマでの売上金をコンビニなどの実店舗での買い物に利用できる。

競合大手のメルカリも子会社で同様のサービスを検討している。フリマアプリから他のサービスに誘導するといった顧客の囲い込み競争が激しくなりそうだ。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40261480R20C19A1X30000/

─ YODOQの見方───────────────────────────

楽天は、2019年4月1日に組織再編を行うと発表した。親会社である楽天がEC事業を統括し、自社のサービス同士を円滑に連携できるようにする。通信事業、金融事業、海外事業の4つの事業編成となり、それぞれは子会社の設立を進めるとのことだ。
さらに、今回の再編で新たに決済サービスの子会社「楽天ペイメント」を立ち上げる。これは仮想通貨の普及を見越した再編であり、楽天ペイメントの設立はその下準備といえる。
今は一部のサービスでしか使われていない仮想通貨決済が、近い将来、楽天をはじめ多くのECサイトで決済可能になりそうだ。

参考:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40180990Y9A110C1X30000/?n_cid=SPTMG002