50年行列が続く!地味な「駅ビル喫茶店」の秘密

ホットケーキという食べ物は、地味でありふれていて、手間暇がかかるのに値段が安い。商売として考えれば、あまり魅力的には思えないが、じつはホットケーキにはビジネスのヒントが詰まっている――。

JR蒲田駅となりの東急プラザに入っている50年以上続く喫茶店があります。ここは古い昔ながらの駅ビルですがその一角に行列の絶えないシビタスという喫茶店があります。平日でも混んでいますが週末になると昼前から夕方まで行列が途切れることの無い名店です。
なにが売りかというとここに来る人の95%は「ホットケーキ」を注文します。
これほど人を惹きつけるホットケーキとは、なんなのか。神田須田町に『万惣フルーツパーラー』というお店があり新鮮なフルーツと並んで大人気だったのがホットケーキでした。その味を引き継いでいるのが東急プラザオープンと同時に20年以上も続くシビスタのホットケーキです。
客席からはガラス張りになった調理場が見え、無駄のない動きで焼き上げられるホットケーキは材料の良さがダイレクトに伝わり絶妙な味わいです。なかなか家庭では食べられない味になり、これが50年も行列が途切れない理由の一つです。
このように仕事の様子を見えるようにしたり、接客する従業員の意識の高さがこのような人気のホットケーキを生む理由になっています。
ホットケーキというありふれた食べ物ですが、「商品」がありふれているだけで「味」がありふれていなければ売れるということなのです。
これがビジネスの本質であるのかもしれません。

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/327728

─ YODOQの見方───────────────────────────

ヨドックで扱っている商品は、「ホームページ制作」「ECサイト構築」であったり、「勤怠管理」「販売管理」「生産管理」であったりします。それぞれの商品自体は他社でも扱うものかもしれません。
それらの商品を満足いく形で提供できるかできないかはそれぞれのサービスを導入する時のお客様とのやりとりにあるように思います。
機能がたくさんあることに越したことはありませんが、使い方や導入までを考えてサポートできることでお客様が使いこなせる状態に持っていくことができます。中小企業向けであればなおさらその傾向が強いと感じます。
そのようなサービス提供ができることが企業理念を実践できていることになると再認識できる記事なのかと思います。