技術情報

technology

“梅田ダンジョン”を「動く矢印」で案内 パナとJR西日本、AR活用

大阪・梅田の地下街は規模が大きく構造が複雑なことから、ネット上では「梅田ダンジョン(迷宮)」と呼ばれています。そこで、JR西日本はパナソニックが開発した可視光通信技術「LinkRay」を活用したAR(拡張現実)技術で目的地までのルートをスマートフォンの画面上に表示するサービスを大阪・梅田エリアで3月中旬から提供します。事前に専用アプリ「OSAKA UMEDA ARナビ」をインストールしておき、大阪駅・大阪ステーションシティ内に設置する専用端末が発するLEDの光を読み取ります。画面上に表示された一覧表から目的地を選択するとスマホの画面上に「動く矢印」が表示されます。 LEDを光源とした明かりやディスプレイから送信されるID信号を利用する為、GPSが届かない地下でも使用でき、階層を跨いだルートも立体的に案内できます。このアプリは多言語にも対応させ、外国人の方への道案内にも対応できるそうです。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/26/news117.html 引用:https://panasonic.biz/cns/LinkRay/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── JR西日本では、これまでにもパナソニックのメガホン型多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」というソフトウエアを活用した「多言語音声翻訳放送システム」を導入しています。また、無料Wi-Fiを駅や車内で利用できるよう整備したり、列車運行情報用TwitterやFacebookの多言語アカウントを開設し外国人観光客への対応を進めています。近年、増加している外国人観光客は国内消費が低迷しているといわれている日本にとって、消費活性化にもつながるため、外国人がより利用しやすい環境を整えることは大切なことです。しかし、それとともに車椅子やベビーカーの方が移動しやすい環境づくりも重要なことだと思います。「動く矢印」の光IDシステムでは階層を正確に把握して、案内できるそうなので、階段を使わなくても階層を移動できるエレベーターやエスカレーターだけを使うルートも選択できる仕様であればいいと思います。また、梅田エリアの主要施設(33ヶ所)までのルートが表示されるそうですが、飲食店や物販店も追加登録できるようになれば、さらに利用者は増えるのではないかと思います。ただ道案内とはいえ、歩きスマホにならないよう、利用の際は他の人の通行の邪魔にならないところで立ち止まるなどのマナーを改めて呼びかけたいです。 参考:https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/10/page_13287.html 参考:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/09/news128.html 参考:https://www.traicy.com/20181222-jrwest

Amazon、最大8点をまとめて自宅で試着、返送無料の「プライム・ワード ローブ」

「プライム・ワードローブ」は、Amazon Fashionが提供するさまざまなブランドの中から、レディース、メンズ、キッズ向けの服、シューズ、バッグ、腕時計、ジュエリーなど、「Prime Wardrobe」マークが付与された対象商品を一度にまとめて取り寄せ、自宅で試着後に、気に入った商品のみを購入可能なサービス。 例えば、気になる商品のサイズ違い、色違いなどを交互に試すなど、配送翌日から最長7日間、取り寄せた中からどれを購入するか、ゆっくりと検討できる。 引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15628623/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── 最近ではECサイトにおける返品率が話題で平均では25%~30%と言われている。 この返品率を減らす為、大手サイトはARやVRを使いイメージをしやすくし、ユーザの要望とのアンマッチを減らす施策にでている。Amazonのような実際に商品を見て、送料は無料といったサービスは評判が良ければ今後他社でも増えてくるかと思う。但し、配送会社の人員不足もあるので、そこまで直近では過多なサービスにはならないと考えられる。 返品率ではなく注文数を上げる施策として、商品のカゴ落ち対策サービスが効果的と言われている。カートに投入しただけで未購入の商品について、買い忘れ防止を促すためのメールを配信する。商品レビューを入れて購入を後押ししたり、送料が無料になる同梱商品のレコメンドも効果的だ。 EC-CUBEにも簡易的なプラグインが出ている。 ・カゴ落ち対策プラグイン https://www.ec-cube.net/products/detail.php?product_id=1502

製薬業界でいま、「希望退職ドミノ」のなぜ

製薬業界で社員リストラの動きが激しくなっている。今年2月、医薬品メーカー準大手の協和発酵キリンと中堅の鳥居薬品がそれぞれ希望退職の募集を発表した。協和発酵キリンは全社員4000人の約4割、1600人を対象に希望退職を募る。募集期間は3月11日~3月28日で、対象は45歳以上かつ勤続5年以上の社員。募集人数の枠は設けない。 鳥居薬品のケースは、これまで日本国内で独占していた抗HIV薬の販売が2019年より一気になくなり、売上の3分の1がなくなるという事態に仕方なくという側面が大きいが、それ以外のケースでは業績悪化の為のリストラというより、今後の未来を見据えたリストラという側面が強いようである。 例えば協和発酵キリンではたくさんの人員の削減を発表したが、今後のデジタル時代に必要となるデータサイエンティストのような人材の採用は積極的に行っている。今後の変化へ企業が対応していく為の人材は必要としており「質的転換」を図っているようである。 新薬開発が難しくなるなか、規模の拡大が遅れている日本勢は欧米企業と比べると不利な状況が今後続くと見られている。人員削減、M&A、提携など今後大きな変化が起こることは間違いないだろう。 引用:https://toyokeizai.net/articles/-/267825?display=b ─ YODOQの見方─────────────────────────── 製薬業界は大きく 1.先発医薬品メーカー 2.後発医薬品(ジェネリック)メーカー 3.バイオ製薬メーカー 4.その他(漢方薬・OTC医薬品など) ※OTC医薬品とは薬局などで販売している大衆薬のことである。 に分けられる。それぞれのメーカーによって課題は異なる 1.先発医薬品メーカーの課題と動向 <課題> ・新薬の開発難易度はどんどん上がっている ・それにともないR&Dコストも上がっている ・各国の法規制(薬事法みたいなもの)はどんどん厳しくなっている ・ジェネリックメーカーの台頭によって「新薬で稼げる期間」が短くなっている ・日本国内では「高すぎる薬価」が問題となっており、薬価制度の改定のたびに値下げさせられている <動向> ・新薬開発の費用を賄える規模へのM&Aが活発になる ・国内の厳しい状況を踏まえグローバル化を図る ・デジタル時代へ企業を変化させる 2.ジェネリック医薬品メーカーの課題と動向 <課題> ・誰にでも作ることができるため、すぐ競争過多になる <動向> ・今のところ急成長している企業であっても、すぐにポジションを失う可能性がある ■製薬業界は今後どうなる? ・これまでのように激甘な市場で荒稼ぎできる業界ではない ・今後も世界的なM&Aは続く ・国内大手5社も集約される可能性あり ・中堅以下クラスの先発医薬品メーカーはますます厳しい ・ジェネリック医薬品メーカーも安泰ではない ・業界の整理が終われば未来は明るい(何年後になるかは不明) ・パイプラインの弱い先発医薬品メーカーは市場から退場させられる いずれにせよ、これまで製薬メーカーが日本で出していた利益は、少なからず国に奪われて(国民に奪われて)しまう。そうなるように厚生労働省が主導しているのだから逆らえないだろう。

20年卒の就活 3月1日解禁

経団連に加盟する企業の採用説明会が3月1日に解禁となり、2020年春に卒業する大学生の就職活動が本格的に始まる。 就活ルールの形骸化が進むなか、横並びの新卒一括採用を見直す動きも広がる。起業経験者の募集や採用の年齢上限引き上げなど、企業は多様な人材獲得へ工夫を凝らす。 引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41877570Y9A220C1EA2000/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── 従来、就活は経団連のルールに則り、3月に説明会が解禁、6月に面接が解禁、正式な内定日は10月とされていたが、2021年卒からそのルールが廃止される。 人手不足が大きな問題となっている昨今、優柔な人材確保は企業にとって大きな課題だ。すでに一部の大手企業は通年採用を始めており、ルールに縛られない自由な採用を行い始めている。果たしてこのルール廃止は、学生にとって、企業にとって、追い風になり得るのだろうか。 通年採用となると就活生の動向を読みにくく、会社説明会を行う回数や時期が増えたり、面接の日程調整などに人事担当者の負担が増えるなど、体力のある大企業では対応できても、中小企業ではコスト面などから対応が難しいかもしれません。その結果、採用活動において中小企業はますます不利になるかもしれません。 中小企業が採用活動を成功させるためには、ナビサイトの活用だけでなく、自社独自の採用ツールを持つことも有効な対策になると思います。 ヨドックでは採用サイトページの構築も行っていますので、ご興味がおありの方はお声がけください。 参考:就活ルール廃止で就活はどう変わるのか https://blogos.com/article/323078/

ミラーレス合戦、広がる価格帯 カメラ見本市「CP+」でアピール

アジア最大のカメラ見本市「CP+」が横浜市で2月28日~3月3日までの日程で開催される。 これを前にカメラ各社が相次いでミラーレスカメラの新機種を発表、プロ仕様の高級機から手頃な小型・軽量機まで価格帯も広がってきた。 昨年はニコンとキヤノンが本格参入し、ミラーレスの国内出荷台数が一眼レフを上回っており、商戦が盛り上がりそうだ。 大型画像センサーを搭載した「フルサイズ機」でシェア首位のソニーは、小型センサーで軽量の「α6400」を2月22日に発売した。“自撮り”がしやすい可動式液晶モニターを備え、買いやすい価格に設定した。 富士フイルムも、小型の「APS-Cサイズ」センサー搭載で重さを400グラム以下に抑えた新機種を3月下旬に売り出す。 パナソニックは、3月23日発売の新機種でフルサイズに参入する。プロ需要を狙い、シェア10%が目標。独ライカカメラのレンズ規格を採用し、国内メーカーのシグマと3社協業でレンズの品ぞろえも充実させる。 一方、オリンパスの笹宏行社長は「小型・軽量の価値を届ける。フルサイズに参入する考えはない」と言い切る。小型センサーを用いる現行規格で手ぶれ補正などの機能を追求し、野外での使いやすさを引き続き訴求していくという。 カメラ映像機器工業会によると、昨年のデジタルカメラ国内出荷台数はミラーレスが約59万台と、一眼レフの約47万台を上回った。スマートフォンに押されて市場全体が縮小する中で、伸びが期待できる有望分野だけに競争は激しい。今年はドイツでの世界最大のカメラ見本市「フォトキナ」が中止となったこともあり、「CP+」でのアピール合戦は例年以上に熱を帯びそうだ。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/26/news069.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── ミラーレス一眼カメラについて少し調べてみました。 ■ 一眼レフカメラとの違い まず、構造的な違いですが、一眼レフカメラはレンズが捉えた景色をミラーに反射し、ファインダースクリーンに写ったものを見る「光学ファインダー」が使われます。 一方、ミラーレス一眼カメラは「光学ファインダー」ではなく、「電子ビューファインダー」と液晶ディスプレイが使われており、レンズから入ってきた光を電子信号に変換し、ファインダーの液晶ディスプレイに映像出力します。一眼レフカメラに比べて、小型・軽量化されたことにより、サイズ・重量が小さくなっていることも大きな特徴です。 次に性能的な違いですが、一眼レフカメラはレンズからの像をタイムレスに見ることができるので、動きの早いものや、一瞬を捉えたい場合はとても強いです。 ミラーレス一眼カメラは映像に変えてから写すので、若干の遅延が起きることがデメリットですが、設定などを反映したものが表示されるので、仕上がりを確認しながらの撮影が可能な点がメリットです。 ■ 最近の動向 ミラーレス一眼カメラは、Wi-FiやBlootoothが搭載されている商品も出てきており、スマートフォンとの連携、アプリからInstagramなどのSNSに投稿する機能などが必須になっていると言えます。 また、初心者でも使いやすく、液晶ディスプレイが反転し、自撮りがしやすい商品、美肌・小顔効果を出しやすくする為の補正機能がある商品などSNSに投稿する為の機能が搭載されているものの人気が高い。価格はデジタルカメラに比べると高いですが、小型・軽量化してコスパを考えた商品が増えてきたので2020年頃までは全体的に売り上げが伸びていくのではないかと思われます。 ちなみにデジタルカメラ(コンパクトデジタルカメラ)との違いは、レンズが交換できるかどうかという違いでシチュエーションに応じてレンズを交換し、凝った写真を撮影することが出できるということです。 参考:https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column6/

SEO「MFI元年」の2018年ー2019年は引き続き「モバイル向けのアップデート」に注意

2018年のSEO動向は、全体としてMFI(モバイルファーストインデックス)へ移行したことが最も大きな変化でした。 スマートフォンの利用率はインドネシアの+13.0%(前年対比)を筆頭に、ほとんどの国と地域で増加傾向にあり、スマートフォンの利用率が世界的に高まっている中で、モバイル向けのアルゴリズム変動には引き続き注視していく必要があります。 引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000034654.html 2018年夏にはガイドラインの変更もあり、よりコンテンツの信憑性や質に重きを置く傾向になっています。 画像公開やスピードのガイドが追加されたり、検索品質が重視されるようになっています。 * MFI: Mobile First Index(モバイルファーストインデックス) インデキシングの対象をPC向けのページから、モバイル向けのページに変更すること ─ YODOQの見方─────────────────────────── 2018年12月の検索エンジンシェアでは、全世界でGoogleが77.06%を占めています。日本でもGoogleは74.42%となっています。 SEO対策は各検索エンジンごとに異なってきますが、まずはシェア率の高いGoogleの検索エンジンへの対策をするのが効率的と言えます。 参考:https://news.mynavi.jp/article/20190105-750544/ 参考:http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan Googleの検索結果の順位付けは、基本的にはアルゴリズムによって全て行われますが、品質評価者による評価結果も、アルゴリズムの更新に影響を与えている(参考にされている)とも言われています。 MFIが重視されるようになったとは言え、従来から対策してきているものも評価されなくなるわけではありません。 日々、評価やアルゴリズムは更新されていますので、その都度、最適な方法を検討することで効果を得ることができます。 参考:http://www.seojapan.com/blog/machine-vs-man-what-really-matters-for-seo-success

サムスン、ファーウェイ2大メーカーから折りたたみ5Gスマホ

ファーウェイは2/24、スペイン・バルセロナで行われているMWC19(携帯関連見本市)で次世代通信規格5Gに対応した折りたたみ式のスマートフォンを発表した。 2/21にはサムスンがサンフランシスコでの自社の製品発表会の場で同様に5G対応、折りたたみ式の新製品を発表したばかり。 いずれも開いた状態ではタブレット、折りたたむとスマートフォンとして利用できることを売りにしている。サムスンの製品はタブレットのディスプレイ面が内側になるように折りたたみ、アプリの同時起動などをアピールし、ファーウェイの製品は反対にディスプレイを外側に折りたたむことで製品の厚みを抑えたことをアピールしている。 いずれも20万円超と、スマートフォンとしてはかなり高額になる見込み。まだ日本での発売は発表されていない。 IT media 折りたたみスマホ「Galaxy Fold」と「HUAWEI Mate X」は何が違うのか? ─ YODOQの見方─────────────────────────── iPhoneが発売されたのが2007年。それ以降、様々な機種が発売されて処理性能やサイズ、容量や機能を競ってきました。PCの市場を縮小させ、ゲーム業界を塗り替え、ライドシェアなどこれまでになかったサービスを生み出し、世界を変えた発明と言われます。 これまでの発展が目覚ましいだけに、ハードウェア上でインパクトのある変化はなかなか生まれにくい状況になってきているのではないでしょうか。今回の相次ぐ折りたたみタイプの発表には、他社が追随できない機能を盛り込み、差別化を図るためのメーカー側の必死の努力が伺えます。折りたたみディスプレイに使われている有機ELという技術は30年来研究され続け、コストの問題や様々な課題を克服し、ようやく日の目を浴びています。 マイナビニュース 有機ELの進化の歴史を振り返る 新商品を開発したいメーカーのニーズに対して、過去の技術が成長・追い付き、両者が出会って新しいものが生み出される・・・という構図は書籍「RE:THINK」で紹介された電気自動車の例と同じように感じられました。 ハヤカワオンライン RE:THINK(リ・シンク)──答えは過去にある 19世紀末、アメリカでは3万台以上の電気自動車が販売され、当時の主な移動手段であった「馬車」にとってかわる可能性がありました。しかし、1908年にT型フォードが発売されると、より安価で、走行距離の長いガソリン車が市場を席巻し、初期の電気自動車は姿を消したとのことです。 時代は下り、2008年にテスラ・ロードスターが発売されました。この最初の試作品にはノートPCや携帯電話で発展したリチウムイオンバッテリーを応用したバッテリーが積まれ、長距離の走行を検証したそうです。 過去にはあきらめられ、歴史に埋もれたニーズも、現代の技術で再解釈すれば実現可能になっている事は他にも出てくるかもしれません。斬新な発明はこのように過去のアイデアから掘り起こされてくることがあるようです。 また、携帯電話のバッテリーが活発な市場の中で成長し、やがて電気自動車を動かす動力になったように、市場のエネルギーは当初の目的とは無関係の、意外な面でもテクノロジーの成長の糧になっています。資本主義の教科書的なよい面がよく現れている事例と言えると思います。 ──────────────────────────────────

関西でもローソンでレジに並ばずスマホ支払い〜待ち時間解消につながるか

大手コンビニのローソンは、レジに並ばずスマートフォンだけで支払いが完結する独自の決済システムを関西で初めて導入しました。一方、東京ではレジの無人化も進んでいます。あるコンビニで行われた実証実験では、天井や商品棚に設置されたカメラやセンサーで客の動きや手に取った商品を認識し、自動で合計金額を計算。店を出る際に専用の機械に「Suica」などのカードをかざして支払いを済ませます。 引用:https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190222/GE000000000000026713.shtml ─ YODOQの見方─────────────────────────── 無人コンビニの本命はRFタグを用いた決済である。RFタグの価格は現在下がってきており、またRFタグの弱点である電子レンジにかけられないという問題は上智大学理工学部の堀越智准教授の開発したマイクロ波をあてても発熱しないフィルムを用いることにより、解決が可能である。またマイクロ波をあてても発熱しないという技術を応用すると弁当の中でも温めたくない部分にフィルムを貼ることにより、その部分だけは温められず、惣菜ごとに適温で加熱調理することができる。 このフィルムは、RFタグを読み取るスキャンと電子レンジに使われる電磁波の周波数の違いに着目し、電磁波の2.45ギガヘルツでは反射する特性をもつように開発されました。 このフィルムが実用化することで、RFIDシステムも更に利用範囲が広がっていくことと思われる。 参考:https://newswitch.jp/p/10989

世界に広がる“IKIGAI”

「KAWAII」「MOTTAINAI」「OMOTENASHI」に引続き、今、「IKIGAI」という言葉が世界で広がっています。きっかけとなったのは、1冊の本。その名も「IKIGAI」 外国人の視線でとらえた「日本人の人生観」が、世界各地で共感を呼んでいます。 「IKIGAI」の作者は、スペイン人のエクトル・ガルシアさん37歳です。IT企業に勤めるエンジニアとして12年前に来日。朝から晩まで仕事に追われる中で、日々の暮らしに満足感を得られなくなっていました。そんなとき、住民の多くが長生きするという、沖縄県のある村の存在を知ったのです。訪ねてみると、そこには、笑顔あふれるお年寄りたちの姿がありました。80歳をこえてなお、畑仕事をしながら、日々支え合って暮らしていました。お年寄りたちの笑顔の背景には何があるのか。 ガルシアさんは、ある概念が当てはまるのではないかと考えました。 得意なこと、好きなことをし、社会からも必要とされる。そして、さらに収入が得られる。その重なり合うものが「生きがい」だと考えたのです。この沖縄での体験をもとに、日本人の人生観を本にしたところ、ヨーロッパでたちまちヒットしました。 2017年8月発行”IKIGAI: The Japanese Secret to a Long and Happy Life” この「IKIGAI」という本は、42か国で翻訳され、スペインやフランスではベストセラーになったそうです。 引用:NHKニュース 2018年12月2日 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 世界的に広まっているということで、海外ではどのように捉えるられているのかを調べてました。 例えば、BBCニュースでは 「生き甲斐:仕事と人生を向上するための日本人の考え方」と題した記事を掲載。東京などの大都市に住む日本人の朝は、「寿司詰め」と呼ばれる満員電車に揺られて仕事に出かける。ストレスはこれだけでは終わらない。そこから長い会社での、縦社会ルールに従う仕事が続くのだ。そんな中でどうやって生きているのだろうか? ・・・という疑問からこの記事は始まり、その秘密は生き甲斐にあると説明している。 生き甲斐に相当する英単語は無く、あえて説明すると、”embodies the idea of happiness in living”とのこと。直訳すると、日々の暮らしの中での幸せを具体化する。となります。 また、オーストラリアのあるサイトでは 「IKIGAI」とは、英語で言うところの「人生の目的」”Purpose in life”とは違うとのこと。「IKIGAI」は、目的云々の話ではなくその過程にあるというのだ。いかにも日本人的な考え方と言えるだろう。 例えば、職人の優れた技術は、目的である技術よりも、それを施す際の所作や下準備の方に意義があり、重要だという考え方である。 その感覚を一言で表現すると“chanto suru” つまり、「IKIGAI」とは、何か大きな目的がどうこうと言うのではなく、日々の生活の中の些細な所作や下準備を「ちゃんとする」という感覚から生じるものであり、その積み重ねによって人生をより意味のあるものにすることができるということらしい。 なるほど、色々ひねくりまわしてくれるものだなあという感じです。「生き甲斐」ってそんなたいしたものだっけ。 ・ウィキペディア 生き甲斐(いきがい)とは、「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」を意味する日本語の語彙 私の感覚だと、もっと範囲が広いような気がしていています。 まず、人それぞれ違いますよね。年齢、性別、状況。例えば子供が生まれたら「子供」が生き甲斐になるとか。 また、社会における地位によっても違ってくるのではないでしょうか。あるいは、社会や家庭とは関係ないところに生き甲斐を感じる人ももちろんいます。普遍的な生き甲斐を見つけられた人もいるかも知れませんが、もっと日常的で、日々あるいはその時々に感じるものでもあるでしょう。こうして考えてみるとよく分からないものです。 今回、冒頭記事を見て、自分にとって「生き甲斐」とは、と考えてみました。 いざ考えてみると、思いつかないものです。答えが返せないということは、多分「生き甲斐」を持ってないということでしょうね。 ということで、冒頭記事から「生き甲斐」というものを、初めて少しの時間考えてみました。 さて、皆さんにとって「生き甲斐」とは? 参考:livedoor NEWS

押し寄せるキャッシュレス決済の需要、乱立する決済手段 現場の負担を抑えるために有効な決済端末とは?

決済用のコードを使ったキャッシュレス市場が盛り上がっている。ベンチャーから大手までさまざまな事業者が参入して激しいシェア争いが巻き起こっている中、小売店舗などの現場の負担を最小限に抑えるツールが登場した。アルファノートが提供するAndroid搭載の新しい決済端末「A8」だ。アルファノートの「A8」は、スマートフォンのようなタッチパネルディスプレイを搭載した端末と印字プリンタを一体化したキャッシュレス決済端末だ。決済に課題を抱えている小売店はもちろんのこと、柔軟にカスタマイズできる決済端末を探している店舗向けアプリやPOSシステムなどを提供するベンダーなども、まずはアルファノートに相談してみてはいかがだろうか。 引用:押し寄せるキャッシュレス決済の需要、乱立する決済手段 現場の負担を抑えるために有効な決済端末とは? ─ YODOQの見方─────────────────────────── キャッシュレス決済に用いる機器、アプリはその他にも存在する。例えばビジコムが提供するiPad向け無料POSレジアプリ「あっと決済」はiPadのアプリでキャッシュレス決済に対応するものだ。現金やクレジット決済、QRコード決済などに対応しており、一括で主要なキャッシュレス決済を導入することができる。また、初期費用、月額利用、ダウンロードは無料であり、各決済サービスの申し込みと決済手数料が必要となる。他にもTFペイメントサービスが発表したキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC(シンカブリッジ エヌエフシー)」ではキャッシュレス決済に加えてマイナンバーカードへの対応も予定している。このように機器やアプリにはそれぞれ特徴があるため、導入の際には利用用途に適したものを選ぶ必要がある。 参考:iPad向け無料POSレジアプリ「あっと決済」3月1日に提供 スマホ決済にも対応 参考:コード決済と非接触決済に対応する端末「ThincaBridge NFC」今夏発売

モスバーガーがAIセルフレジ開始

モスフードサービスは、モスバーガー関内店(横浜市)にて2月15日~27日の間、AIセルフレジの実証実験を行う。モスバーガーの店舗スタッフの接客手法を画像認識、音声認識技術で分析し、モデル化することで、AIシステムで店舗スタッフのような接客を目指す取り組み。関内店に導入されるレジは、画面タッチだけでなく音声でも注文可能なシステムを実装しており、店員と対話するように自然な流れで注文を受けたり、利用客の年齢や性別、注文履歴に応じておすすめ商品を提示したりできる。また、音声の注文があいまいな場合も近い商品を表示することが可能。 引用:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1902/14/news102.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── モスバーガーがAIセルフレジを取り入れた理由について AIセルフレジを取り入れた理由として、人手不足対応だけではないとモスバーガーフードサービス経営サポート部IT戦略グループリーダーの森永氏は述べている。 AIセルフレジ実証実験の主な狙いは3つで、1つ目はAIを使った接客のモデル化、2つ目はモデル化したものをどこまで実現できるかの検証、3つ目はセルフレジの需要の有無の検証だそうだ。 接客のモデル化とは、企業としてスタッフに求められている「モスバーガーらしい接客」という概念的なイメージを数値化すること。具体的には、接客の様子を撮影し、笑顔の使い方や声のトーンなどにどんな差異があるかをAIで分析し、マニュアル的な接客ではなく、モスバーガーならではの一人一人に寄り添った接客を情報化する。これが1つ目の狙いで、これらの中から技術的にできそうなものをAIセルフレジで再現する、これが2つ目の狙いである。今回の実証実験は、もちろん人手不足をカバーするためのセルフレジという側面はあるものの、接客(おもてなし)をモデル化し、それをAIセルフレジを用いて提供するということに重きを置いている。 ちなみにバーガーチェーン店大手のマクドナルドでも数年前からセルフレジが一部店舗で使われているみたいだが、ブログ記事などを見る限り、決済方法がIDと楽天EdyとWAONしかなくて不便だとの声が多く、あまり流行っていない模様(最近の記事がなくて、今はどうなっているかは不明)。 今回のモスバーガーのセルフレジではその失敗を活かしているのか、現金、クレジットカード、交通系ICカードなどの電子マネーに対応。まだQRコード/バーコード決済には対応していないようだ。 現時点で他のバーガーチェーンでは特にそういった動きは見られなかったが、今回のモスバーガーの動きを見て、今後他のチェーン店でも動き出すかもしれない。 参考:https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC+AI%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B8

キャッシュレス決済 キャンペーンを比較してみた

NTTドコモが、コード決済サービス「d払い」の決済時に、通常の40倍のdポイントを還元するキャンペーンを3月1日から31日まで実施する。 d払いでは通常、200円の支払いにつき1ポイントがたまるが、キャンペーン期間中は、200円で40ポイントがたまるので、還元率が20%に上がる。キャンペーンポイントは期間・用途限定のポイントで、上限は5000ポイント。2019年5月中に反映される予定。 コード決済の20%還元は、PayPayやLINE Payも実施しており、d払いもこれらに追随した形だ。また、4月にはKDDIがコード決済「au PAY」を開始する予定。 引用:d払いも20%還元 ドコモが3月にキャンペーン PayPayやLINE Payに対抗 https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/15/news124.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── キャッシュレス決済のキャンペーンを比較してみた。 LINE Payはファミリーマート限定で2月12日~21日までの10日間、コード支払いを利用することで支払い額の20%を還元するキャンペーンを行っている。最大還元額は2000円まで、付与は3月の下旬になる。 LINE Payはそのキャンペーン以外にも、毎月末にコンビニやドラッグストアで買い物をすれば20%還元されるというキャンペーンや、その月の支払額に応じて次の月の還元率が上がるというものもあり、長く使えばお得なところがメリットだ。 Origami Payでは2月13日~19日の間、ケンタッキーフライドチキンのOrigami Pay対応店舗で500円以上の支払いが半額になるキャンペーンが行われている。Origami Payは何%還元ではなく、何%オフになるキャンペーンが多い印象だ。キャンペーンの数が多いので、Origami Payの対応店舗でよく買い物をする人にとってはお得になる。 PayPayは、支払額の最大20%がキャッシュバックされる100億円キャンペーンがある。大きい店ではなくても導入しやすいので意外と使える店舗が多い印象がある。「100億円に達するまで」なので期間が決められておらず、前回は10日ほどで終わってしまったが、今回はルールが変わっているので長期間キャンペーンをやっている可能性がある。 結局どれを使えばいいのかということになるが、もうここまで競合してくると2、3個のアプリで使い分けるか、よく使う店だったりモバイル回線だったりで決めるのが一番いいのではないだろうか。例えばPayPayを使ってポイントをためても普段セブンイレブンをよく利用する人では、せっかく還元できてもポイントが使えないということが起こりえる。 とはいえキャッシュレス決済は利用すればかなり便利ではあるので、自分の生活スタイルに合わせて利用してみるのもよさそうだ。 参考:キャンペーンや特典など 各モバイル決済サービスの「お得」を調査 http://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16034748/ 参考:LINE Pay、ファミマ限定で20%ポイント還元–2月12日より開始 https://m.japan.cnet.com/amp/story/35132593/ 参考:PayPayの第2弾「100億円キャンペーン」は何が変わった? 第1弾との違いと注意点 https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/04/news126.html

お問い合わせ

CONTACT

業務システムに関するお困りごと、WEBサイトの制作など、
まずはお気軽にお問い合わせください。

会員サイト
CONTACT
06-6305-2278
採用サイトはこちらRECRUIT