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21年に漏洩した日本のパスワードランキング

ソリトンシステムズは2月7日、「日本人のパスワードランキング2021」を発表した。2021年に発見された209の情報漏えい事件から日本人が利用するパスワードを同社が分析したところ、トップは「123456」で、同社が調査を開始した20年から2年連続で1位となった。 2位は「password」、3位は「000000」、4位は「1qaz2wsx」、5位は「12345678」、6位は「123456789」、7位は「111111」、8位は「sakura」、9位は「dropbox」、10位は「12345」。キーボードの配列を左から縦に入力したものであったり、人名やサービス名をパスワードにしていたりするケースも見られた。 同社は、パナマのセキュリティ企業NordSecurityが発表している日本のパスワードランキングも紹介。それによると1位は「password」、2位は「123456」、3位は「123456789」、4位は「12345678」、5位は「1qaz2wsx」、6位は「member」、7位は「asdfghjk」、8位は「12345」、9位は「password1」、10位は「1234567890」で、ソリトンの調査と似た傾向だと同社はコメントしている。 1つのパスワードを複数のサービスで使い回さず、パスワードマネジャーなどの製品含め、単純なパスワードを避け、サービスごとに異なるパスワードを設定するよう勧めている。 引用:ITmediaNews ─ YODOQの見方─────────────────────────── パスワードとは、ユーザ名と組み合わせることで、操作者がそのユーザー名の使用者本人であると認識するためのものです。 総務省の情報セキュリティサイトによると、安全なパスワードとは、他人に推測されにくく、ツールなどの機械的な処理で割り出しにくいものをいいます。 具体的な作成条件としては、以下があげられます。  (1) 名前などの個人情報からは推測できないこと  (2) 英単語などをそのまま使用していないこと (3) アルファベットと数字が混在していること  (4) 適切な長さの文字列であること  (5) 類推しやすい並び方やその安易な組合せにしないこと また、パスワードはできる限り、複数のサービスで使い回さないようにすることが大事とのこと。 重要情報を利用しているサービスで、他のサービスからの使い回しのパスワードを利用していた場合、他のサービスから何らかの原因でパスワードが漏洩してしまえば、第三者に重要情報にアクセスされてしまう可能性があるためです。 ついつい管理の面倒から同じパスワードでいいやと使いまわしのパスワードを設定してしまいがちですよね。 ですが、こうして漏洩のリスクを考慮してみると、適切なパスワード設定をする必要性を感じることができるのではないでしょうか。 現在、ご利用されているシステムやサービスのパスワードを今一度、見直してみることをおすすめします。 参考:総務省 安心してインターネットを使うために 国民のための情報セキュリティサイト

オイシックス大量欠品「社員総出・手動で在庫整理中」 物流センター移転に「判断の甘さ」

食材宅配サービス「Oisix」を運営するオイシックス・ラ・大地は1月24日、Oisixで受注した商品の一部をユーザーに届けられない状態が続いていることについて、事情を説明して謝罪する文書を公開した。Oisixの会員数は、2021年9月末時点で約34万。ここ数日、利用者がSNSに「欠品だらけ」などと相次いで投稿し、騒ぎになっていた。 今回の問題が起きたのは、神奈川県に開設した大規模物流センター「海老名ステーション」。当初は2024年の稼働開始を予定していていたが、新型コロナウィルス感染拡大に伴うニーズ急増で、注文に対する供給能力が足りなくなるといった事態を受け、前倒して22年1月に移転することにした。しかし、移転初日に想定外のタイミングで大量の商品が同時入荷されるなど受け入れが混乱。入荷以降の作業も予定通り進まずに欠品が大量発生したという。また、混乱の影響がその他の工程にも波及し、実在庫とデータ上の在庫が一致しないなどのトラブルが多発したため、出荷作業の前にスタッフ全員で手動で在庫整理と移動を行ってから出荷しているという。 「Oisix」は、今回の混乱は「計画や判断の甘さ」によるものとし謝罪。経緯や今後の対応などについてまとめた文書を公開した。今週(1月24日~)注文分以降は問題なく配送できる体制を目指し、復旧作業を進めているという。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/25/news138.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 「Oisix」は、食材の宅配サービスです。一番有名なものとしては、「キットオイシックス」といって、食材とレシピが送られてくるセットがあげられます。献立を考えて、スーパーで買い物をして、、、といった工程が必要なくなることから人気を集めています。 今回の騒動で、snsにどのような投稿がされていたかというと、 ・鶏もも肉をメインに使ったレシピなのに鶏もも肉が入っていない ・予定より遅く2箱届いて、1箱には豆腐2丁、もう1箱は空箱 ・配達が遅れることを前日の夜遅くにメールでお知らせ 「レシピを考える必要がない。材料がそろう。」ことが魅力のサービスで、指定の日に届かなかったり、材料が足りていなかったりすることによって、想定外の買い物をする必要があることに不満を持つ人が多い印象でした。 在庫整理を行い、一刻も早く正常運転にもっていくのも大切ですが、届くのが遅れたり欠品が多いことが事前に知らされていたら利用者側としてもキャンセルや、時間を作って買い物に行くことも可能だったと思います。 利用者への連絡などの対応がうまく機能していなかった点が今回の批判投稿の拡大につながったと思われます。 今回の事例で、顧客にサービスを提供する企業でトラブルが発生した場合は、トラブルの収束に力を注ぐだけではなく、顧客対応がとても重要なのだと改めて感じました。

東証最上位のプライム市場、1841社でスタート 1部の約8割移行

東京証券取引所は11日、いまの五つの市場を三つに再編する4月の再編を前に、上場企業3777社の移行先を公表した。 最上位のプライム市場には東証1部の約8割にあたる1841社が移るが、現時点で上場基準を満たせず、経過措置の制度を使って移行する企業も含まれる。銘柄を厳選して世界中から投資を呼び込む考えだったが、新市場は従来とあまり顔ぶれの変わらないままでの始動となりそうだ。 東証は4月4日にいまの五つの市場をグローバル企業向けのプライム▽中堅企業中心のスタンダード▽新興企業向けのグロースの三つにする。 スタンダードには1477社が、グロースには459社がそれぞれ移行する。 引用:<Yahooニュース> https://news.yahoo.co.jp/articles/d0eb4cb8cf8d01fbe633168094579875dcbb4d10 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 東証の再編と3市場の基準について、整理してみます。 東証の中核市場の再編は2部を新設した1961年以来の60年振り。 新興市場も集約し、現在4つある市場を3市場に再編します。 東証は「プライム」を世界経済をリードする企業向けと位置づけ、国内経済の中核「スタンダード」、高い成長性を持つ「グロース」に整理し、投資家にわかりやすくする狙い。 現市場と2022/04/04以降の市場の企業数は以下のとおり。 【現状】 東証1部:2185社 ⇒ 1841社がプライム、344社がスタンダードへ移行 東証2部:474社 ⇒ 474社がスタンダードへ移行 ジャスダック:694社 ⇒ 439社がスタンダード、他はグロースへ移行 マザーズ:424社 ⇒ グロースへ移行 【2022/04/04~】 プライム:1841社(うち、経過措置296社) スタンダード:1477社 グロース:459社 再編後の上場基準もこれまでのルールより厳しくなります。 これまで東証1部では、時価総額40億円で上場でき、10億円を下回らないと上場廃止にならなかったが、プライムでは上場も廃止も流通時価総額で一律100億円(時価総額に換算すると250億円になる場合も)以上を求めるそうです。 プライムの基準を満たさない東証1部の600社強の行き先が注目されましたが、296社は「上場維持基準の適合に向けた計画書」を開示して経過措置の適用を受けながらプライムに上場します。東証は達成の期限を定めておらず、計画書の内容を精査した上で有識者らを交えて決める方針とのこと。最長で10年の計画もあります。 残りの企業はスタンダードへ移行します。親会社が株式を多く保有し、流通株の比率が基準を満たさない企業や、事業範囲が国内のためプライムを目指さない例が多く、プライムの基準を満たしていてもスタンダードを選んだ東証1部企業も23社あったようです。 【3市場の上場維持基準】                          プライム            スタンダード        グロース 株主数              800人               400人               150人 流通時価総額    100億円            10億円              5億円 流通株式比率    35%                  25%                  25% 流動性               売買代金          月平均売買高    月平均売買高                           2000万円/日    10単位             10単位 ガバナンス         3分の1               2人                  2人 (独立社外取締役) 本来は、プライムを厳しい基準として市場価値が高く、多くの企業がプライムを目標とする狙いだったと思われますが、基準の緩和と経過措置の影響で多くの企業が残存した結果になり、投資家からも「抜本的な改革を期待したが、日本は緩やかな市場改革しか出来ない」などの冷やかな声もあがっています。 おそらく産業界との間で調和をとった形だとは思われますが、もう少し企業選別をはかり、競争力を向上させる上位市場となって欲しかったというところではないでしょうか。 東証再編により取引時間も30分延長されたり、10月以降にTOPIXの見直しも行われる予定のようですが、今後の動向に注目していきます。 参考:<日本経済新聞> https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB113YR0R10C22A1000000/

VRとユニバーサルデザイン

奈良女子大学と甲南大学の研究チームが月経症状を体験できるVRシステムを開発した。電気刺激による月経痛と、温度刺激による血の漏れ感覚を再現する方法で月経症状を再現する。月経痛を再現するため、ユーザーは腹直筋下部に2枚の電極パッドを装着する。水より粘度が高い血液が皮膚上を移動する感覚を再現するため、温度制御ができるペルチェ素子という素材を使って温かい液体が太ももの上をゆっくりと移動する感覚を再現、ユーザーはペルチェ素子を服の上からゴムバンドで両内股に装着する。 体験デモでは、駅で電車を待つシーン、電車内の椅子を座ったり立ったりするシーン、満員電車で人に挟まれるシーンの3つのシチュエーションを用意、姿勢の変化をトリガーに出血を再現し、その際は月経痛を再現する電気刺激は止め出血の感覚に集中させる。立った状態が続くと、再び電気刺激による月経痛が始まるというもの。 痛みを伴う体験だが、エンターテインメント性をもたせることで体験の敷居を低くした。体験を通して月経症状を考えるきっかけとなることを期待している。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/22/news060.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── VRとはVirtual Realityの略で、「人工現実感」や「仮想現実」と訳される。意味としては「限りなく実体験に近い体験が得られる」ということを示す。 一般的なイメージでは、ゴーグル等を用いて視覚・聴覚を再現し、実体験に近い体験をするというものだが、今回紹介したVRシステムは、触覚と痛覚を再現し、月経症状を体験するというものになる。(筆者は一般的なイメージが先行してしまい、記事のシステムがVRシステムと称されていることに違和感を覚えてしまった。同様に感じる方も少なからずいるのではないだろうか。) VR技術は主にエンターテインメントの分野で注目される機会が多いように感じるが、多様な立場の人々の生活を再現・経験するというものも多く存在している。 例えば、子供の目線を体験するのにVRを用いたり、認知症や自閉症、発達障害をVRを用いて疑似体験することができる。目隠しをして視覚障害の擬似体験を行うような催しがあったりするが、これもVRにあたる。 多様な立場の人々の生活を再現・経験することで、その人の気持ちを理解し寄り添えるようになるのではないかと思う。また、その体験から着想を得て、全ての人が不自由なくより良い生活を送るためのアイデアが生まれることも期待できるのではないかと思う。ユニバーサルデザインの発展にVRが大きく関わってくるのではないかと期待する。

面接官の顔をアバター化すると緊張しない? 顔面モニター「デジタルカメン」で検証

公立はこだて未来大学平田・竹川研究室、香港城市大学の徳田雄嵩氏、慶應義塾大学lifestyle Computing Lab、Interactive Media Labによる研究チームが発表した論文「採用面接におけるデジタルカメンを用いた面接官の印象調査」は、面接官の顔だけをアバターに置き換えてオフライン面接をしたときに、受験者が感じる緊張度について考察した調査書だ。 就職活動など多数の受験者を複数の面接官が対面して審査をする場合、面接官の印象は、緊張に大きな影響を及ぼすため、公正な面接を実施するのは難しい。これまでにも採用面接における面接官の見た目(性別や人種など)と、受験者への影響に関して、その不公正さを示した研究が複数報告されている。この研究では、面接官の見た目を変化させて公正な面接の実施を目指す。具体的には、面接官の顔面をアバターに変える「デジタルカメン」を装着した。デジタルカメンは、同研究チームが2020年に開発したフルフェイスマスクディスプレイだ。前面にはアバターの顔を表示し、装着者の表情とリアルタイムに連動してアバターの表情が動作する。装着者の顔は周囲に一切見えない。 実験では、面接官3人(10代、20代、60代)に対してデジタルカメンを使い、2種類のアバター(貫禄ある顔、優しい顔)に変換し、面接官が受験者172人(20~21歳の大学生)に与える緊張度をアンケートによって調査した。比較するため、受験者にはデジタルカメンを使用しない場合と貫禄ある顔に変換、優しい顔に変換した場合で各面接官3人とそれぞれ面接してもらう。 結果は、優しい顔のアバターに変換した方がデジタルカメンを使用しない素顔より、面接官3人に対する緊張度が大きく減少した。貫禄ある顔のアバターだと、60代の面接官に対してのみ緊張度が減少した。このことから、アバターに変換する方が受験者の緊張が緩和すること、貫禄ある顔のアバターよりも優しい顔のアバターの方が緊張感が軽減することが示された。 今後の課題として、女性の面接官にアバターを適用する場合や、受験者の年代による緊張度への影響の検証することで、緊張度の操作の限界についての解明を目指したいとしている。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/25/news042.htmlhttps:// ─ YODOQの見方─────────────────────────── メラビアンの法則において、人の第一印象を左右する要素とその割合は、視覚情報が55%となっており、見た目や視線、しぐさが印象を判断する際に重要となっています。 紹介した記事の中では顔だけがヴァーチャル化されており音声は面接官本人のままでしたが、確かに面接官の見た目の印象によって生じる不公平を防ぐ効果はあるのではないかと思いました。 一方で、顔を全て覆うため面接官の顔色を直接見ることができないゆえに感じる不安や、「デジタルカメン」を装着したビジュアルが衝撃的すぎて逆に動揺してしまうのではないかと気になる点も多く、対面での面接で実用化される可能性は低いのでは…と思いました。 記事では対面での使用でしたが、むしろ「デジタルカメン」で表示されるアバターだけを画面で見せるようにシステムを改良してオンライン面接で導入したほうが違和感もなく、またコロナによってオンライン面接を導入する企業が増加しているので、時代のニーズに合っているのではないかと考えました。 ただ、アバターを利用したオンライン面接をする際には事前に受験者には面接官がアバターであることを知らせておかないと、心づもりとは違うことで動揺をあたえることも懸念されますが、事前にアバターだとわかっていれば、見た目の印象による不公平感はなくせそうです。 対面でもオンラインでも複数の面接官が個別に面接を行っている企業は、面接官の見た目の違いで受験者が受ける印象による不公平感にも配慮する必要があるのかもしれません。

無人販売のキモは?パンを販売して、分かってきたこと

無人販売が増えてきた。冷凍ギョーザの店もあるし、中古家電を扱っているところもあるし、古着、中古本、くだものなどもある――。ここ数年で増えたきたように感じるが、筆者はちょっとした共通点を発見した。いずれも路面店舗で運営していることだ。 しかし、ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)が駅ナカの商業施設で“実証実験”という形で、無人販売を展開していた。サービス名は「EKIPICK MART(エキピックマート)」。総武線船橋駅に直結している商業施設「シャポー船橋」で展開しており、見た目はコンビニなどに置かれているショーケースのようなもの。 「無人販売のキモ」としては営業時間にある。 施設内にある多くの店は朝10時に開店して午後9時に閉店するのに対して、無人販売は午前5時30分から午前0時まで。6月18日から11月25日までのデータを見ると、営業時間外に利用した人は46%(営業前11%、営業後35%)。売り上げの半分ほどは営業時間外ということを考えると、「潜在ニーズはあった」と言える。 引用:https://hoghttps://www.itmedia.co.jp/business/articles/2112/08/news029.htmlehoge/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── 自動販売機でいいんじゃないか、と思ってしまいました。 盗難のリスクを恐れながら販売するよりはるかに気持ちが楽ですし、利用者も慣れ親しんだ自動販売機なら不安になることがない。 メリットとして実際に手に取って確認できるか否か。ということもあるかと思いましたがそこまで重要でもない…? 自動販売機に入らないほど大きな品物ならメリットになりえるかもとも思いましたが、パンの場合は当てはまらないためメリットになりません。 また、正確な数は調べても出てきませんでしたが、無人販売所の数はどんどん増えていっているそうです。(コロナの影響もあり。) 盗難のリスクに備えるためには防犯カメラの設置などが必須となるのではないでしょうか。防犯カメラが設置されていることが、軽い気持ちで盗難を考えてしまった人に、犯行を思い留まらせるような抑止力になります。 防犯カメラのECサイトを作成する際は、無人販売所といった新しいタイプの店舗のニーズに合わせることも必要だと感じました。

「楽天カード」デザイン刷新 カード番号、表面から消える

楽天カードは11月25日、クレジットカード「楽天カード」のデザインをリニューアルした。カード番号と有効期限を表面から削除し、裏面に印字。 「カード情報の盗み見などのリスクを低減させ、個人情報の保護を強化した」としている。 表面は凹凸がないエンボスレス。マット加工を施し、「より洗練されたデザインにした」という。 引用:ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/25/news158.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── カード情報を裏面に集約したデザインのクレジットカードがあるということを、寡聞にして知らなかったので珍しいと思い取り上げたのですが、なんと国際的にこうしたデザインが主流になりつつあるようで、日本でも同様のデザインへの切り替えを、クレジットカード発行会社大手の三井住友や三菱UFJなどが既に実施していました。 このデザインのメリットとしては、情報をひとつの面に集約することで、利用時の盗み見リスクを低減することにあるとされています。 しかし、集約されたことで一目で把握しやすくなったため、かえって悪用される危険性が高まるのではといった声もあるようです。 表にしろ裏にしろ、決済に必要な情報がむき出しで記載されているのは安全上どうなんだろう? と思う人は実は多いのではないでしょうか。 最近では「ナンバーレスカード」というカードも登場もしており、その名の通り券面にはカード番号・有効期限・セキュリティコードの記載がない、よりセキュリティ面で安全なカードであるとのことです。 クレジットカードを選ぶうえでは、年会費やポイントの還元率に目がいきがちですが、今後はセキュリティ面も、一判断材料に加えてみてもいいのかもしれません。 参考:三井住友「ナンバーレスカード」に切り替えた。この上ない安心感 https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/itsmo/1309182.html

養老鉄道の枕木オーナー募集 岐阜・池田町ふるさと納税を活用

岐阜県池田町は、ふるさと納税制度を活用して寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング」で、町内を走る養老鉄道のレールを支える枕木のオーナー会員募集を始めた。寄付金は駅周辺のイルミネーションや町内の各駅で実施するイベント費用の一部に充て、減少傾向にある利用客の増加を図る。12月末まで募集し、目標額は100万円。 オーナー会員は2万、3万、5万円の3種類から選べる。返礼として金額に応じた金、銀、白色のプレートが駅ホーム近くの枕木に1年間取り付けられる。プレートにはオーナー名とメッセージを印字することができ、希望すれば1年後に受け取ることができる。 枕木は全線57・5キロの養老鉄道に約10万本敷設されている。プレート設置は駅ホーム近くが対象で、3万円以上では設置駅が指定できる。 同町担当者は「寄付者に設置されたプレートを見に来てもらうなど、利用客増加を図りたい」と話している。 引用:https://mainichi.jp/articles/20211123/k00/00m/040/063000c ─ YODOQの見方─────────────────────────── 今年からふるさと納税をしようと思っており、興味があったので今回ふるさと納税のニュースを取り上げました。 先日さとふるのアプリをいれて色々見ていたのですが、北海道だけでも5万点近く、カテゴリだと肉4万7千点、海鮮で5万8千点と数多くの返礼品が出品されていて、どれにしようか迷うどころか、数が多すぎて見るのがしんどくなるくらいでした。と同時に、こんなに数があるのであれば、ランキング上位のものや検索して上位のものなどが選ばれるんだろうなと思い、先程紹介した鉄道の取り組みのように、競争化しているなかで選ばれるには、ニュースになるなどの話題性をもち、他と差別化を図っていくことがポイントになるのではないかと思いました。 一方で本来、ふるさと納税は、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度で、そのお返しとして返礼品があるのであって、返礼品のためにふるさと納税を行うのは本末転倒な気もします。 という私も、北海道の海鮮や東北の果物などを見ていた身ですが、今回ふるさと納税について調べる中で、学生の時にお世話になった地域や旅行先で楽しかった地域にしようか、そもそも住んでいる京都がなかなかの財政難だから住民税をそのまま払う方がいいのか。などと考え直すきっかけとなりました。 返礼品だけで、納税先を選ぶのではなく、地域で絞るなど、ふるさと納税のあり方を考えた上で納税先を選んでみてはどうでしょうか。

ITエンジニアが使いたいエディタトップ10

ITエンジニアが最も使いたいエディタは? ──パーソルキャリアは5月26日、こんなランキングを発表した。 1位は「サクラエディタ」(38.0%)、2位は「秀丸エディタ」(20.8%)、3位は「Visual Studio Code」(9.4%)だった。 4位 「Atom」(5.2%) 5位 「TeraPad」(5.0%) 6位 「EmEditor」(3.0%) 7位 「Brackets」「Notepad++」「Vim」が同率(2.7%) 10位「CotEditor」(1.7%) 11位「Emacs」(1.5%) 12位「Liveweave」「Sublime Text」が同率(1.0%) エディタを選ぶ上で重視するポイントは? 1位 「ソフトの軽さ」(34.2%) 2位 「機能性の高さ」(28.3%) 3位 「日本語対応」(14.4%) 以降、 「外部ツールとの連携」(8.9%) 「対応している開発言語」(7.2%) 「アプリケーションインストールの有無」(3.5%) また、最も使いたい統合開発環境(IDE)も聞いたところ、下記のようなランキングとなりました。 1位 「IDEは使わない」(32.8%) 2位 「Eclipse」(21.6%) 3位 「Microsoft Visual Studio」(19.1%) 4位 「AWS Cloud9」(8.4%) 5位 「IntelliJ IDEA」(4.7%) 6位 「Claris FileMaker」「Xcode」同率(3.5%) 8位 「NetBeans」(2.2%) 9位 「SharpDevelop」(0.7%) IDEを選ぶ上で重視するポイントは? 1位 「機能性の高さ」(30.3%) 2位 「対応している開発言語」(26.9%) 3位 「セキュリティ性の高さ」(11.4%) 4位 「カスタマイズ性の高さ」(10.3%) 5位 「アプリケーションインストールの有無」(7.4%) 6位 「アフターサポート」(5.5%) 7位 「チャットなど他メンバーとの連携機能」(4.8%) となった。 調査は3月30日~4月7日に、18~69歳のITエンジニア403人を対象にWebで実施した。 引用:IT Mediaニュース https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/27/news089.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── ITエンジニアがエディタで最も重視するポイントはやはり「ソフトの軽さ」ということですが、開発に使う端末には、統合開発環境(IDE)やデータベースなどの製品やそれ以外にも多数の便利ツールをインストールする為、開発端末のメモリの使用量やソフト自体の使用感の軽さが重視されるというのは皆さんが納得するところではないかと思います。 「機能性の高さ」は、ソースコード補完が使えるところが主な理由かと思いますが、機能性の高さ故にソフトが重くなってしまうと最も重視する軽さがマイナスポイントになるので、軽さとのトレードオフになるでしょうか。 私個人としては、サクラエディタを最も使っておりますが、秀丸やTeraPad、Vimなども使ったことがあり、どれも使い勝手は悪くないですが、サクラエディタの軽さ、設定の簡単さとあとは慣れが一番大きいですね。 IDEの使用に関する質問で驚きだったのが「IDEは使わない」という人が、全体の1/3を占めていた点です。 開発言語によるのかもしれませんが、HTMLやJavaScriptはIDEを使わないでテキストエディタでコーディングするというのは理解できますが、フレームワークを使うような言語では、IDE無しでは開発環境の構築に時間が掛かったり、他の開発メンバーとのソース共有や開発効率を上げるという点において苦しいところがあるように思えます。(ソロ開発では良いかも) 他にもITエンジニアが使いたいシリーズでいくつかご紹介します。 ■ITエンジニアが使いたいのはどちら?Mac/Windows 1位 Windows(90.1%) 2位 Mac(9.9%) ※最も重視するポイント「操作性の高さ」 ■ITエンジニアが使いたいビジネスチャットツール 1位 Microsoft Teams(55.6%) 2位 Slack(13.6%) 3位 LINE WORKS(10.4%) 4位 Chatwork(7.2%) 5位 Workplace from Facebook(5.2%) ※最も重視するポイント「セキュリティ性の高さ」 ■ITエンジニアが使いたいWeb会議ツール 1位 Microsoft Teams(38.5%) 2位 Zoom(28.0%) 3位 Skype(9.9%) 4位 CISCO Webex Meetings(9.2%) 5位 Google Meet(8.7%) ※最も重視するポイント「通信の安定性の高さ」 ■ITエンジニアが使いたいプロジェクト管理ツール 1位 Excel(32.3%) 2位 Microsoft Project(15.6%) 3位 Redmine(11.4%) 4位 Backlog(7.9%) 5位 Asana(7.4%) ※最も重視するポイント「操作性の高さ」 ■ITエンジニアが使いたいクラウドサービス 1位 Amazon Web Service(38.5%) 2位 Microsoft Azure(32.3%) 3位 Google Cloud Platform(29.3%) ※最も重視するポイント「セキュリティ性の高さ」 総括すると皆さんMicrosoft製品が好きだということですね。 クラウドサービスについては、AWSがダントツかと思ったのですが、世間的にはそういう訳でもないというところが驚きでした。 今回のランキングでは費用面については触れられていなかったので、中小ソフトハウスのエンジニアを入れて費用面を考慮するとランキングも少し様変わりするのではないかと思います。 今回ランキングに入っていない製品でも優秀な製品はあると思うので、自身でいろいろ使用して、より良い製品を広めてもらえれば、うれしいです。 参考:<PRTIMES> https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000053672.html

投票マッチングアプリの与える効果

10/31に開催される衆議院議員総選挙に出馬する政党の中で、自分の考えに最も近いものがわかるボートマッチサービス「投票マッチング」がTwitterで話題になっている。「新型コロナウィルス対策」や「経済」「憲法」「原発」など、20の質問項目に賛成や反対、もしくは中立かを答え、その中で自分が重要に思う項目と、自身の性別や年代などを入力すると、政党助成法において政党交付金の交付対象となる9つの政党のマニフェストに、自分の考えが何%合致するかがわかる。質問ページの回答欄には賛成/反対の参考になるよう、それぞれのテーマのメリットとデメリットが併記されている。マッチング結果ページには、20の質問に対する各政党の考えが確認できる他、自分以外のユーザーがどのような結果を出したかを見ることもできる。 このサービスを制作したのは、選挙に関するメディア「選挙ドットコム」を運営するイチニ。20日夜に公開するとTwitter上で拡散し、21日午後6時時点で「選挙ドットコム」「投票マッチング」がトレンド入りした。開発の経緯について担当者は「日常生活で聞きなれない言葉も多く、国政や選挙の話は、どうしても難しい部分がある。なるべく分かりやすく、正しい情報に触れられる場が必要と考えた。このサービスだけで、それら全てを解消できたとは思っていないが、メリットやデメリットなどの解説を通して、少しでも選挙に関心を持ってもらいたい」と話している。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/21/news164.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 家族が使っているのを見て初めて知ったサービスで、実際に自分も使ってみたが、特に下記の点で便利だと感じた。 ・質問ページにメリットとデメリットが明記されていて、その問題に対して理解しやすい。 ・結果ページに各設問に対する各政党の考えが記載されていて、政党の考え方の違いがわかりやすい。 ・各SNSへのシェアの動線があり、政治・選挙を身近に感じられる。 ・各選挙区への動線もあり、候補者の情報を知ることもできる。 しかし、この結果を完全に信じるのは危ないように感じる。 というのも、この結果を導き出したアルゴリズムはブラックボックスであり、どのように処理しているのかわからず、ある程度の誘導もできるのではと思われる。 (Twitterでもそのような声が多く見られた。全て中立にしたら自民党になったというコメントも…。) また、紹介した「投票マッチング」以外にも同様のサービスは存在(例:JAPAN CHOICE)しており、結果が一致しないこともあった。 これらのことを踏まえて、あくまで情報収集の手段の一つとして捉えるのが良さそうだ。 ただ、情報収集の手段の一つとしては、とても優秀なものに感じた。 デザインも見やすく、わかりやすい言葉で説明されており、各政党の違いがはっきりしている。また、共有が容易なので、そこから大多数の人への関心を生み出すこともできる。特に若者の政治離れ解消に一役買いそうだ。

サンリオ、本物の社員がVTuberデビュー

サンリオは10月11日、新たなバーチャルYouTuber(VTuber)として、「なつめれんげ」が15日にデビューすると発表した。同社で初めて“中の人”を社員が務める「リアル社員VTuber」で、マーケティング本部バーチャル課に所属する若手社員という設定。 「サンリオ社員こそエンターテインメントであれ!」(同社)という思いからリアル社員のVTuber化を決めた。今後は仕事の話やサンリオの最新情報、ゲーム実況を配信する予定という。 特技はモノマネ、バイオリン、謎かけ、短歌。 なつめれんげ以外にも「ドーキ」と呼ぶ、熊のような見た目をした「妖精若手社員」もサポーターとして登場する。 サンリオは2018年にも「ハローキティ」がVTuberとして動画を投稿するYouTubeチャンネルを開設し、ゲーム実況や「歌ってみた」などを配信している。 引用:ITmedia ─ YODOQの見方─────────────────────────── VTubarは2018年から登場し、以降様々な会社での活用が増え続けている。今回のサンリオのような、自社オリジナル開発系VTuberだと版権契約による活動内容や発言に制約がなく、また、契約期間の制限もないため、ブランディングや広報目的で使われることが多いという。 企業での活用例としては、サントリー公式VTuber「燦鳥ノム(さんとりのむ)」が2018年から活動している。 コンテンツは歌ってみた、ゲーム実況など、通常のVTuberと同じエンタメ系で、サントリーに言及せず宣伝・広報色がほとんどないのが特徴。 「逆にファンになった」、「サントリー製品を買うようになった」など、コメントはおおむね好意的で、動画に企業色が少ないことで逆にファン化できている様 子がうかがえる。 一方で、美少女Vチューバーの「表現の自由」論争が過熱しており、千葉県警が交通ルール啓発動画に起用したバーチャルユーチューバ―(Vチューバ―) の女性キャラクターについて、全国フェミニスト議員連盟が「性的だ」と問題視し、削除される事態に発展した。 近年、公的機関による萌(も)え系美少女キャラ?の起用に対しては同様の批判が相次ぎ、取り消しに至るケースも少なくない。 これらの一連の流れは、Twitterなどで『言ったもん勝ち』の状態となっており、クリエイターの萎縮につながる懸念がある。 しかしながら、活用する側は上記のような現状を踏まえた上で、広報目的に沿ったキャラクターの制作が重要であると考える。 参考: 企業のVTuber活用事例から、今後のヒントを探る! 【企業VTuberまとめ】 ITmedia ビジネスオンライン「美少女Vチューバー」

最初3本いま1本 “踏み加減”ではなく“離し加減”で調整する「ワンペダル機能」

アクセル、ブレーキ、クラッチの3種類が常識だった車ですが、今やアクセルとブレーキの2種類が常識になり、最近ではペダルが1つで完結する車も存在します。 その車、ペダル自体はアクセルとブレーキの2本があり、一般的なAT車と同じ。しかし「シングルペダルコントロール」というモードがあり、スイッチを操作すると右端のペダルがアクセル・ブレーキ兼用に。遊園地の電動カートのように踏んだら走り、離せば止まる。もっと言うとMT車のクラッチのような離し加減を意識してもらうとうまくブレーキすることができる。 引用:yahooニュース ─ YODOQの見方─────────────────────────── ペダルを一つにすることの危険性や不便なところについて考えました。 まず思いついたことは、操作感が一般的な車と結構異なっているので別途運転免許等は必要にならないか。ということです。 現在は、普通のAT車の運転免許を所持していれば運転できます。が、個人的に別途免許、もしくは講習での指導が必要ではないかなと思っています。(それくらい操作が異なっていると思います。) 次にブレーキランプ。従来の自動車ではブレーキペダルを踏むことでブレーキランプが点灯します。 しかしワンペダルだとブレーキランプの点灯するタイミングが自分ではわからないようになっています。ある一定の減速を感知すると自動で点灯するようにはなっているのですが、自分でわからないのは中々不便だと感じました。 解決策として、ブレーキランプが点灯している間は運転席から確認しやすいところに、点灯中と認識できるような表示があると事故防止にもつながるのではないかと考えます。 最後はワンペダルに慣れてしまうこと、です。 久しぶりに普通のAT車を運転するとなったとき、アクセルとブレーキのペダルを2種類操作しないといけない感覚にすぐ戻れないと思います。ですが現状普通のAT車の方が圧倒的に利用頻度も高く、ワンペダルに慣れてしまうと自分の車にしか乗れない、という状況になりかねません。 「シングルペダルコントロール」モードはワンペダルの利便性と危険性、双方をよく考えたうえで、選択するようにしてください。

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