大阪市長選挙 維新 横山英幸氏 当選 新人5人の争い制す
新人5人の争いとなった大阪市長選挙は、大阪維新の会の新人で元府議会議員の横山英幸氏が初めての当選を果たしました。横山氏は、政令指定都市の現職の市長で、最も若い市長となります。 大阪市長選挙の開票結果です。 横山英幸、大阪維新の会、新。当選。65万5802票。 北野妙子、無所属、新。26万8227票。 山崎敏彦、無所属、新。4万5369票。 荒巻靖彦、無所属、新。3万960票。 ネペンサ、無所属、新。1万5408票。 大阪維新の会の新人の横山氏が、ほかの候補を抑え、初めての当選を果たしました。 横山氏は、香川県出身の41歳。大阪府の職員を経て、平成23年の大阪府議会議員選挙で初当選し、3期務めました。現在、大阪維新の会の幹事長を務めています。 今回の選挙で、横山氏は、維新による市政を継続させ、大阪府と大阪市が一体となって成長戦略を進めていくことのほか、0歳から2歳までの保育料無償化や、子どもの塾代の助成で所得制限を撤廃することなどを訴えました。 横山氏は「成長戦略と財政改革の必要性、それをもとにした教育無償化を訴えて、多くの皆さんからご支援いただき、大変ありがたく思っている。全力で市政運営にあたっていきたい」と述べました。 投票率は、48.33%で、前回・4年前の選挙に比べて4.37ポイント低くなりました。 引用:<NHKニュース> https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230409/k10014033621000.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 今回の統一地方選挙で大阪維新の会が躍進しましたが、大阪市長選に着目して、なぜ圧倒的な結果の差となったのかを調べてみました。 候補者の略歴と政策については、下記のとおりです。 ■略歴 横山英幸(41歳) 党派:大阪維新の会 幹事長 出身地:香川県 学歴:香川県立丸亀高校→関西学院大学経済学部 職歴:大阪府職員→大阪府議会員 北野妙子(63歳) 党派:無所属 出身地:大阪市淀川区 学歴:大阪府立北野高校→大阪大学人間科学部 職歴:主婦→大阪市議会員 自民党・市民クラブ 大阪市会議員団 幹事長 関西ホッケー協会・大阪ホッケー協会 会長 山崎敏彦(44歳) 党派:無所属 出身地:大阪市西区 学歴:金光八尾高校→近畿大学商経学部(二部) 職歴:会社員→理学療法士 大阪市民を豊かにする会 代表 荒巻靖彦(58歳) 党派:無所属 出身地:大阪府門真市 学歴:大阪府立門真西高校 職歴:飲食店経営 ネペンサ(48歳) (本名:安達真) 党派:無所属 出身地:大阪市 学歴:追手門学院大学 職歴:作家・ユーチューバー ■政策 横山英幸 ①行政(府市一体) 引き続き二重行政の解消と行政の一体化に取り組む。 ②IR誘致 自治体への経済波及効果が大いに見込まれ、国際会議場としても利用できるので賛成。 ③教育(教育無償化) 所得制限撤廃も含め、これまでの教育費支援策をさらに拡充する。 ④子育て支援(こども環境の整備) 一時保護所の整備拡充や相談体制(窓口・人員)の充実、スクールカウンセラーの配置拡充する。 ⑤万博 万博を成功させ、大阪の成長の起爆剤にする。 ⑥その他 港湾戦略(尼崎、西宮、神戸と連携し、大阪湾全体の最適化) 官民連携(大阪市事業の民営化促進し、コスト減、高いサービス実現) さらなる市民サービスの向上 北野妙子 ①行政(府市一体) 広域一元化条例、市から府への事務委託を廃止し大阪市自ら都市計画を決定できるようにする。 ②IR誘致 IRカジノに関連する情報を住民に徹底的に開示し、住民投票で決定。 ③教育(教育無償化) 子どもが生まれるほど市民税が軽減されるモデルを構築するとともに、官民協同基金による奨学金を創設。 ④子育て支援(こども環境の整備) 小中学校の教師不足を解消し、35人学級を実現する。 ⑤万博 万博を成功させ、世界に大阪の魅力を発信する。 ⑥その他 おおさかアップデート計画より ・大阪の強み、「ものづくり」を応援。 ・これまでのコロナ対策を検証し、危機対応能力をアップ。 ・南海トラフ地震対策など大規模災害リスクに備えよう。 ・未来を担う子どもへの投資。 山崎敏彦 ①行政(府市一体) 無理な二重行政の解消と行政の一体化によりひずみが生じ市民生活に不利益を与えているため、行政の一体化前の状態に戻せるところは戻す。 ②IR誘致 市民生活に一ミリも利益を生み出さないカジノには反対。 ③教育(教育無償化) 公立の教育機関は所得制限無しで、完全無償化を進めていく。 ④子育て支援(こども環境の整備) 教育現場の待遇改善と正職員の増員で長期的に子どもと関り合える環境を構築する。 ⑤万博 巨額の開発費がかかる夢洲から、開催地を鶴見緑地に変更する。 ⑥その他 ・五万円の給付金を3か月(1人合計15万円) ・シルバーバウンド政策 高齢者の年金を五万円増額 介護を成長産業として、介護事業者報酬を倍に増額 ・大阪市強靭化計画 南海トラフ対策・ハザードマップリスクゼロ化・核シェルター建設を目指し、大阪の建設業を守る ・食糧政策 関西自給率100%目指す。 荒巻靖彦 ①行政(府市一体) とちらともいえない ②IR誘致 外国人観光客のギャンブルへのニーズは少ないと思われるので反対。 ③教育(教育無償化) 養育費負担について言及なし ④子育て支援(こども環境の整備) 子供たちの人間力、学力アップのため、教員の指導力向上を目指す。 ⑤万博 成功に向け精一杯取り組みつつ、有効的な跡地の利用方法を議論する。 ⑥その他 ・外国人生活保護を廃止する ・「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」が稼働できないような仕組みにする ネペンサ ①行政(府市一体) 記載なし ②IR誘致 反対 ③教育(教育無償化) 養育費負担について言及なし ④子育て支援(こども環境の整備) 子ども環境の整備について言及なし ⑤万博 会場を夢洲から1970年の大阪万博の会場跡地へ変更する。 ⑥その他 ・JR大阪駅北側の再開発地区の開発促進 ・財政面を豊かにし、大阪市がお金を稼げるような金融改革を行う ・犯罪が少なく、お年寄りから子どもまで安心して住めるまちづくりを進める 今回、維新VSその他候補という構図で、維新の横山氏は、候補者内で最年少であり、唯一、大阪出身でもありませんが、投票数はかなりの差がつきました。 投票率が前回よりも更に低かった今回の選挙ですが、維新は事前準備を早く行い、他候補者と比べても各メディアへの対応やインターネット上での情報発信を上手くやってきた結果ではないかと思います。 各候補者の経歴や政策を調べるにあたって、横山氏の情報が多く検索サイトでもヒットし、政策もしっかりと整理され、閲覧した有権者に響いたと思われます。 また、府知事候補の吉村氏との連携もとれているように見えたことが勝利の大きな要因だと思いました。 現在の選挙戦では、Webサイトや動画配信での情報発信は街頭演説よりも最も効果があり、市長選だけでなく、各自治体の知事選や市議選などでも維新が躍進した背景には、情報戦略がしっかりと練られており、裏方の方々の努力の結果とも言えるのではないでしょうか。 参考:<Yahooニュース> https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd1fb434338c00586e4b072185623465f570397 参考:<選挙ドットコム> https://go2senkyo.com/local/senkyo/23264

