トレンドウォッチ

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宅配の急増と感染リスクで物流はギリギリ

新型コロナウイルス感染拡大防止のために発出された緊急事態宣言から約1カ月。ただでさえドライバー不足で厳しかった物流業界では、宅配需要の急増に追いつかず配送遅延や一部サービスの停止が起きた。日本郵便ではEC(ネット通販)の荷物量が増加したため、4月15日から当日の再配達受付と荷物の集配受付を停止。「現時点で再開の見通しは立っていない。感染の状況等を踏まえながら再開時期を検討する」(日本郵便)としている。 引用:宅配の急増と感染リスクで物流はギリギリ ─ YODOQの見方─────────────────────────── 物流業界では以前から少子高齢化を背景に人材不足が叫ばれている中、外出自粛によるEC(ネット通販)の荷物量が増加したことで、人材確保は急務となっています。自動運転技術による配送ドライバーの代替やドローンでの配送などの開発は進められていますが実用段階には至っていないのが現状です。しかし、倉庫作業においては無人化も現実味を帯びてきているようです。 参考:新型コロナ対策の“救世主”か、ZMPの無人フォークが物流現場で需要急増 上記記事内での倉庫内での搬入出作業の無人化ソリューションとしては、無人で棚から出し入れをするロボットからパレット荷物を運搬可能ロボットへと荷物を受け渡し、RFIDタグで在庫管理を実施しています。今後も人手不足解消のために伸びていく分野であり、ヨドックでも関わりのある業界なのでロボットを制御するためのシステムと在庫管理システムのやり取りなども出てくるかもしれませんね。

オンライン会議は手のサインで伝わりやすく

新型コロナ禍による緊急事態宣言で在宅勤務が増えました。 実際に始めてみると、便利さばかりではなく戸惑うこともあるようです。 なかでもオンライン会議については「顔は見えるのに今ひとつ伝わらない」とストレスを抱える人の声を耳にします。直接会っていれば自然に感じ取れる相手との空気感も、画面越しだと難しいのでしょう。 伝わりやすくするために、手のサインを使ってみてください。私たちはつい言葉だけに頼りがちですが、賛成や共感を示すならVサイン。質問や話したいことがあるときは片手を肩の高さまであげるなど、手で表現してみるのです。 サインは多いと混乱します。2つか3つまでにし、事前に確認し合っておくといいでしょう。画面からはみ出さないよう顔の周りで示すサイン、と心得てください。 ちょっと手を使うだけで議論への参加意識が高まり、それぞれの人の反応も伝わりやすくなります。 おのずと一体感が生まれてくるはずです。 引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59137650V10C20A5W07000/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── テレワークを初めて1ヶ月が経ち、社内外問わずWEB会議をする機会が増えました。 便利ではあるものの、相手の意図を汲み取るにもこちらの意思を伝えるにも、対面よりずっと労力が必要だと感じます。 また、この労力を怠ると、WEB会議は間違いなく失敗します。 終わってみると「肝心なことを伝え忘れた」「結局何の話だっけ?」なんてことになりかねません。 そんなことにならないために、WEB会議で気を付けること(私が実践して効果を感じたもの)をご紹介します。 1.カメラは常にオン これはWEB会議を進めるうえで最も必要だと感じます。顔が見えないと、相手は疑心暗鬼になりますし、伝えられる情報も得られる情報も半減します。 内輪の飲み会ならともかく、重要な会議等では必ずオンにしましょう。 2.相槌は声に出さず、大きくうなずく 対面であれば、多少大げさなぐらいに「なるほど!」「さすが!」など言いますが、オンラインでは拾える音声に限りがあるため、話し手の声を遮らないように相槌で示しましょう。 3.普段より気持ちゆっくり目に、ハッキリと話す 当然ながら、対面より相手の声は聞きとりにくいです。聞きやすさを意識して話すことで、自然と的確な単語をチョイスできるようになります。 4.タイプキープはしっかりと! WEB会議の場合は、必ず事前にアジェンダを配布し、終了時間も伝えておきます。 例えば1時間の会議の場合、議題1に15分、議題2に15分、まとめに15分。残り15分は、挨拶や雑談、接続不良が起きた場合のためにとっておきます。 結論から先に伝えることも、会議時間短縮のポイントです。 5.画面ではなくカメラを見る 相手の顔(画面)を見ようとすると、どうしても視線が下に下がります。 少なくとも自分が話すときはカメラを見るようにしましょう。 6.いつも以上に表情に気を付ける 普段から「目で話す」ことを心がけていますが、WEB会議の場合は普段以上に気を遣います。 口角を上げる、口を大きく開けて話す、手を使って表現するなど、小さな画面をできるだけ大きく使いましょう。 いかがでしょうか? 私は、WEB会議は普段の会議よりずっと疲れます…。 対面であれば意識せずとも雰囲気で伝わることも、WEB会議では意識して情報収集・情報伝達に努めなければならないからです。 コロナが終息してもWEB会議は継続して使われていくと思います。 WEBでも対面でも、会議が有意義なものになるよう意識して臨みましょう。

GMOが“はんこ”廃止 竹本IT担当大臣の発言に即対応

GMOインターネットグループは4月17日、同社が提供するサービスのユーザーの各種手続きで、はんこを不要にしたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、自社を含む多くの企業が押印のために出社せざるを得ない状況が続いていることを受け、はんこをなくすことで出社が必要な場面を減らし、テレワークを推進したい考え。 ユーザーの各種手続きでの押印は17日正午に廃止した。ただし、監督省庁や金融機関などに提出する書類で必要となる場合は除くとしている。はんこ廃止に加え、取引先には電子契約を要請していくという。 はんこの廃止をめぐっては、はんこがテレワークの妨げになっているとの指摘に対し、竹本直一IT担当大臣は14日、「しょせんは民間同士の話」として国から積極的に介入はしないとの認識を示したことがネット上で物議を醸した。竹本大臣の発言に対し、GMOの熊谷正寿会長兼社長は「決めました。GMOは印鑑を廃止します」と自身のTwitterアカウントで発言していた。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/17/news134.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── そもそもハンコ文化は中国、台湾、韓国、日本といったアジアだけの文化です。同じようなビジネスが世界中で展開されている中、どうして日本はまだハンコが必要なのでしょうか?サインではダメなのか… ではそもそも契約にはハンコが必要なのかという話では、答えは「NO」になります。その推定効とされる条文は民事訴訟法です。 =========================================================================== 民事訴訟法228条 第4項 私文書は、本人又はその代理人の署名又は押印があるときは、真正に成立したものと推定する。 =========================================================================== つまり「署名」または「押印」なのです。 署名だけ書いて、印鑑を押すのを粘っているシーンがドラマとかでたまに見かけたりしますが、実はその時点で民訴上では契約は成立と見做されます。 ちなみに署名と押印は民訴上では「二段の推定」と呼ばれていて、反論する場合は、被告はその二つとも否定する立証責任を負うから慣習となっています。(二段階認証みたいなもの) ですが、日本人にはイメージというものがあり、ハンコがあれば契約自体はすんなり認めてくれる国民性であることより、個人的には対外的(社外)には有効な手段かと思います。 逆に社内では決済をもらう為に出社する必要はなく、本人の確認さえ出来れば何も問題ないように個人的には感じます。より重要性を求める場合は、電子署名を用いると自筆とタイムスタンプが記録されるシステムとなっているので、充分判断が可能になってきます。 このように状況毎で分けて判断していき、より良いハンコとの付き合い方を見つめ直していく風潮に変わりつつあります。

コロナ疲れの相談増

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、健康や家計への不安から心に不調を来すことが懸念されている。兵庫県内の電話相談にも「コロナ疲れ」を訴える人が相次いでいる。専門家は、相談できずに我慢を続ける人もいるとみており、うつ病の発症リスクが高まらぬようストレス対処法を推奨している。 引用:「コロナ疲れ」相談増 うつ、自殺リスク懸念 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013333008.shtml ─ YODOQの見方─────────────────────────── ストレスを和らげるためにできることを紹介したい。 まずは何がストレスの原因になっているかを知るところからだ。連日のニュースを見ているからか、もしくは外に出られないのが原因なのか。それによって対応していくことが必要だ。 ・オンラインで専門家に相談する 不安に襲われて苦しいという状況なら、専門家に診てもらうべきだろう。オンラインで相談できる環境があるなら、直接出向く必要はない。 ・視点を変える 今を見続けるのではなく、数か月後、数年後に今の状況を振り返った時どうなっているかを考えるといった、長期的な視点に変えてみることで、案外そこまでたいしたことではないかもしれなかったりする。 ・入ってくる情報量をコントロールする コロナに関する情報を自分で制限するのも一つの手だ。自分の許容量を超える情報を取り入れ続けることにより、疲弊してしまうこともある。完全にシャットアウトすることは難しいが、ニュースサイトや番組を絞ってみるといった方法が試せそうだ。 ・無理に新しいストレス解消法を試す必要はない ネット上で調べると、ストレス解消法は山ほどヒットする。しかし、それでストレスを解消できるかは人によるところだ。それよりも、自分が今までどうすればストレスを解消できたか、今までの経験からその方法が分かるはずだ。趣味に没頭するのか、あるいは飲酒することか。新しく何かを始める必要はなく、自分が何度もやってきたなじみのある方法で十分である。 ・後回しにしていたことを片付ける 自宅にいる時間が増えるということは、後回しにしていたことをやる時間ができるということだ。今まで時間ができたらやろうと思っていたことの中に、達成感を得られることはいくつもあるかもしれない。例えば、部屋を片付ける、ためていたアニメを観る、お菓子を作る、運動をするなどが挙げられる。 ・人と交流できる方法を探す 人によっては家族、あるいは友人と直接会って話ができない状況だ。今はオンライン上で顔を見ながら通話ができる環境も整っている。直接会わなくても、SkypeやLINEなどのツールを使い、しゃべりながら作品の感想を語り合ったり、同じゲームをしたり、ただたわいのない話をするだけでも気持ちが落ち着くかもしれない。 ストレスを感じ続けてしまうと、どうしても憂鬱になりがちだ。日々変わる状況を把握することも必要だが、自分の心の状態を平穏に保つことも大切ではないだろうか。 参考:長期化する新型コロナウイルスとの闘いで、ストレスを和らげるためにできる「6つのこと」 https://wired.jp/2020/04/26/how-to-stop-coronavirus-anxiety-spiral/

コロナで在宅勤務、脱ハンコに拍車か 業界守る動きも

書面に押印を求める日本の「ハンコ文化」が企業の在宅勤務(テレワーク)を阻んでいる。押印のためだけに出社することを減らそうと、政府はオンラインで契約などができる電子システムをつくる方針だ。コロナ禍をきっかけに脱ハンコが進みそうだ。 安倍晋三首相は4月22日、政府のIT総合戦略本部の会合で「民間の経済活動で紙や押印を前提とした業務慣行を改めるよう、全面的に点検してほしい」と閣僚らに指示した。緊急事態宣言後も「やむなく出社」が続く理由の一つとして、ハンコの存在があるためだ。 引用:https://www.asahi.com/articles/ASN4R6SK5N4RULZU00N.html?iref=pc_rellink_01 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 日本の「ハンコ文化」は大化の改新後、大宝律令の制定ととも官印が導入されてから本格的に始まったと言われていますが、次第に簡略化され平安時代後期から鎌倉時代にかけて花押にとって代わられました。 その後、時代の流れでハンコの重要性は変化していきましたが、明治6年の太政官布告で本人が自書できない場合は代筆を認める代りに実印を押すことを定められたため現在のように記名押印すればこと足りるという習慣が確立しました。 署名捺印には、その書類を本人の意思で確認しているかどか、その意志が表明されているかどうかという意味があるとされています。そのため、行政手続きだけでなく企業間の契約や個人と企業の契約にも押印が必要とされています。 押印が間違いなく本人からの意思確認と意思表明を意味するものであるということであれば、オンラインでの契約であったとしてもデジタル署名を用いることで作成者と改ざんされていないことが証明できるので、ハンコは必要ないのではないかと考えられます。 ただ、オンラインでの手続きを進めるためには双方向での準備が必要です。社内の文書であれば、社内のシステムを作るだけでオンライン化は実現できますが、取引先や書類の提出先である機関がオンラインに対応できなければ紙での発行や押印も必要になってきます。 そうした状況を改善していくため、民間取引の脱ハンコに向けた議論を政府が進めていますが、行政の手続き自体が全てオンライン化できているとは言えず、各省庁で申請の書式や取扱いのルールが違い、電子システムも統一されていない現状では民間の手続きでオンライン化を進めるのも難しいと思われます。 請求書や注文書には押印が必要とされている商習慣に対応するものとして、登録した社印で書類が発行できるシステムや電子印鑑などのサービスもあります。このようなサービスが存在していること自体、現在のハンコの必要性を物語るものではないかと思います。例えオンライン化が進んで紙への押印という形が少なくなるとしても、ハンコ文化が廃れてしまうことはないのではないでしょうか。 参考:https://xn--wlr53q.net/denshi-inkan_make.html

iPhoneSEのレビュー

米アップルは4月15日、iPhone(アイフォーン)の新型機種「アイフォーンSE」を今月24日に発売すると発表した。販売価格は4万4800円(税別)からで、2016年に発売した低価格モデル「SE」を「第2世代」として復活させた。 引用:『小型で価格手頃「iPhoneSE」24日発売…新型コロナの逆風下』読売新聞オンライン 2020/04/16付 参考: iPhoneSE – アップグレードする理由 – Apple (日本) ─ YODOQの見方─────────────────────────── 昨日、新iPhoneSEに買い換えたので、触ってみた感覚をレビューしたいと思います。 乗り換え:iPhone7(32GB)3年強 → iPhoneSE(64GB) 1.使用感ほぼ変わらず ブラウザ、SNSあたりの動きや速さは以前とほぼ変わらず。 操作方法も(いい意味で)変わっておらず、乗り換えてすぐに使い始めることができました。 2.データ移行が楽 iPhoneSEに限らずiOS12.4以降はiPhone同士のデータ移行が簡単になっていました。 新しいiPhoneの電源を入れてすぐ、旧iPhoneと接続すると、10-15分ほど放置しておくだけで90%ほどの移行が完了しました(あとは必要なログインだけ、の状態)。 iCloudなどのバックアップなしにLINEトーク履歴がすべて移行できました。 3.アップロードが速い 動画と写真のアップロードが段違いに速くなりGoogleDriveと連携しやすくなりました。 4.バッテリーが持久力が向上 iPhoneSEはバッテリーがもたないとも言われていますが、充電スピードも速く十分もつと感じました。 iPhoneにしてはかなり価格が安かった(税込5万弱)ので購入しました。 個人的には「あまり変わらないな」という印象ですが、ハイスペックを求めていない替え時の方、現在iPhone7より前のiPhone機種を使っている方はこの機に買い替えてもいいのではないでしょうか。

VPN逼迫 在宅勤務の壁専用機器、確保しにくく

多くの企業がテレワークを一気に拡大するなかで、ボトルネックが浮上している。通信を暗号化して情報漏洩を防ぐ「VPN(仮想私設網)」の逼迫だ。 需要の急増で専用機器が確保しにくく、緊急事態宣言後は設置技術者も外出自粛を求められている。 システム構築を担う企業からは「新規受注は受けられない」との悲鳴が上がり、導入までに数カ月を要するケースも出てきている。 引用:「VPN」逼迫 在宅勤務の壁専用機器、確保しにくく 技術者不足も追い打ち ─ YODOQの見方─────────────────────────── テレワークを導入するにあたって、多くの会社が自宅ネットワークからインターネット経由で会社のネットワークにアクセスするため、VPN環境の構築に殺到しているようです。 弊社でもお手伝いをさせていただくことがありますが、VPNネットワークを構築するには、ある程度の専門知識と技術がなければ対応は難しいです。 そのため技術者確保がボトルネックになる、今回のようなケースも致し方ないかと考えられます。 では、世界を代表するインターネット企業、Googleではどのようなテレワークを行っているのでしょうか? 参考:米グーグルはテレワークでVPNを使わない、なぜなら「あれ」が危険だから この記事で紹介されているのは「VPNだから安全」という考え方の、はるか上を行くセキュリティの取り組みです。 一般的なネットワークセキュリティはまず「社内ネットワークは安全」「インターネットは危険」なので「安全な仕組みで作ったVPN」を用意して両者を接続します。 Googleの仕組みでは、そもそも「どのネットワーク」も安全ではないという前提で、安全性を担保する方法を考えています。 この「ゼロトラスト」の仕組みはロジカルシンキングの基本である「ゼロベース思考」で思い込みを排除した好例と言えそうです。 Googleはこの仕組みを構築するのに8年も費やしており、冒頭の記事にあるような「急いでテレワークを導入したい」という企業には全く参考にならないようです。 本当に優れた仕組みには時間とコストの投資が必要なものですね。

緊急事態宣言発令で、定期券や予約していた切符はどうなる?

4月7日に緊急事態宣言が発令されてから2週間。当初は東京都など7都道府県が対象でしたが、4月16日に全国に拡大されました。そして、まもなくゴールデンウィーク。緊急事態宣言発令の前、ここまでの事態が予想できなかった頃に帰省や旅行のために列車を予約していた方も多いと思います。その切符はどうなるのでしょうか。 【切符】 4月7日以前に購入した切符はキャンセル料なしで払い戻し。(JR各社) 【通学定期券】 2/28以降の最終登校日を最終使用日として、有効期限が1ヶ月以上残っている場合に所定の額を払い戻し。220円ほどの手数料が発生 【通勤定期券】 4/7を最終使用日として、1ヶ月単位で計算した額を払い戻し。 払い戻し期間は購入日から1年間と猶予はありますが、Suica定期券を使用した場合やチャージをすることによってその使用日が最終使用日となることには注意が必要です。 引用:緊急事態宣言発令で、定期券や予約していたきっぷはどうなる? ─ YODOQの見方─────────────────────────── 今回取り上げた記事は電車の切符ですが、緊急事態宣言が発令されたことによって様々なイベントが中止となり、イベントやライブのチケットも払い戻しが行われています。とりわけライブハウスは、日夜ニュース番組などでも報道されているように3密(密閉、密集、密接)の空間であることや、集団感染が発生したことにより風当たりの強い状況となっており、休業のみならず閉店を決める店舗もあるようです。そんな緊急事態宣言により大打撃を受けたライブハウスを救うべく立ち上がったプロジェクトをご紹介します。 MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 toeが発起したこのプロジェクトでは、全国のライブハウスから支援したい店舗を選択し、5種類(500円、1,000円、2,000円、5,000円、10,000円)の価格帯から支援をすることができます。支援をすると「支援へのお礼」としてこのプロジェクトに賛同した約70組のアーティストが提供する楽曲データへのアクセス権を利用することができます。未発表曲や新曲デモもあり、アーティストの思いが感じられるものとなっています。 厳しい状況だからこそ、人々の心を豊かにする音楽への支援が広まれば良いなと思います。 参考:toe、ライヴハウス支援プロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」スタート。東京事変、ナンバガ、バンアパ、Chara、BRAHMAN、the HIATUS、スチャダラ、石野卓球ら参加 参考:自粛要請に振り回される「3密4業態」 ライブハウスやナイトクラブの“悲痛な声”に迫る

シャープのマスク、販売初日にアクセス殺到でつながりにくい状態に

4月21日からシャープは自社のECサイト「SHARP COCORO LIFE」で個人向け不織布マスクを販売開始。マスク購入には事前の無料会員登録が必要なため、販売開始を発表した20日午後よりつながりにくい状態が続いている。 価格は1箱50枚入りで2980円(税別、送料別)で、一度に購入できる個数は1人1箱、購入日から3日間は再購入できないといった制限を設けている。1日3000箱(15万枚)を出荷する予定。 新型コロナウィルス感染症の影響が広がる中、シャープは政府の要請を受けて、3月末にマスク生産を開始。今後は順次生産設備を増やし、現在の3倍以上となる1日50万枚、1万箱を出荷できる体制を目指している。 引用:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/21/news068.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 深刻なマスク不足に対し、シャープをはじめアイリスオーヤマやトヨタ自動車など、様々な業種の企業がマスク生産に乗り出している。 他に不足している物資についてはどうなっているのか。防護服と消毒液、人工呼吸器についてそれぞれ調べてみた。 ■ 防護服 ・ファッションブランドのゼニアグループが4月14日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の支援として、医療スタッフ用防護服の製造を開始。 ・ファッションブランドのヒューゴ・ボスが防護服の生産および寄付を開始。 ・大手化学企業の東レが防護服の生産を検討、国内外での生産、供給体制を早期に確立し、国内医療関係への提供をめざす。 ・アウトドア用品大手のモンベルがオリジナルの高品質な防護服を製作し、医療機関への無償提供を始めた。 ■ 消毒液 ・宝酒造が消毒液の原料となる工業用アルコールの増産を開始。厚生労働省から要請を受け、需要が逼迫した都道府県などに優先供給するとのこと。 ・化粧品大手の資生堂が、手肌用の消毒液をフランスやアメリカで生産することを決定。 ・サントリーがアメリカにあるウイスキーの生産拠点で消毒液を製造。 ■ 人工呼吸器 ・フェラーリ・ジャパンは4月17日、新型コロナウイルス患者の治療にあたる医療従事者を支援する取り組みのひとつとして、マラネッロの工場で人工呼吸器バルブと防護マスク用の付属部品の製造を開始したと発表。 ・ソニーは、普段デジタルカメラなどを生産している愛知県の工場などを活用し、不足が懸念されている人工呼吸器の部品の生産や組み立てを行う検討を進めている。 ・米自動車大手フォード・モーターは3月30日、新型コロナウイルスの患者のための人工呼吸器を100日以内に最大5万台生産すると明らかにした。その後は毎月3万台の生産を計画しているとのこと。 このように不足している物資に対して、多くの企業が業種を問わずに生産・支援を行っている。もちろんビジネスチャンスとして参画した企業もあるだろうが、生産した物資を無償提供する企業も多く、純粋な善意で行っている場合が多い。 新型コロナウィルスという世界的災害に対して、各企業がどのようなCSR活動を行っていくのか今後も注視していきたい。そして、これらの活動により少しでも事態が好転することを心から願っている。

クロス・マーケティングの「家での過ごし方に関する調査」

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが2020年4月に「家での過ごし方に関する調査」を行いました。今回の外出制限で強制的に制限された行動のトップは「旅行」、家で行うことが増えたことについては「テレビ」や「家事」が上位に。デメリットとしては「運動不足」がトップに入りました。その反面、家にこもるようになったことで「今までよりお金を使わなくなった」というメリットも。データから見える、おこもり時間の行動やメリット・デメリットをご紹介します。 □ ここ一か月で「強制的に行動が制限」されたもの 直近一か月で強制的に行動を制限されたもののうち、3割もの人が「旅行をすること」をあげ、全体の第1位に上がっていました。これが男女別で回答を見てみると、回答が少し変わります。男性の中で一番だったのは、意外にも「強制的に制限されたものはない」という回答。それに対し、女性では「ショッピングをする」が1位に。 □ 家で行う時間が増えたこと 1位は「テレビを見る」。男性は47.4ポイント、女性は53ポイントと、他の項目から大きく数字を引き離す結果に。2位は「家の掃除や片付けをする」、3位は「料理をする」と、家事が上位に。ただし、どちらも女性は35ポイント前後だったのに対し、男性は「片付け」21ポイント、「料理」19ポイントと低めの結果に。男性単体で見てみると、「テレビを見る」に次いで多かったのは「ネットサーフィンをする」の28.2ポイントでした。 □ 外出制限でプラスになったこと 1位は「今までよりお金を使わなくなった」。20~30代の男女でメリットとして感じている人が多いようです。続いて高ポイントを獲得したのが「のんびりすることができた」。20代女性がダントツで「のんびり」をメリットとして感じていました。 □ マイナスに感じているのは 1位は「運動不足になった」。外出の機会が減って、運動不足を感じている人が多いようです。2位は「ストレスがたまった」で、40代男女、20代女性は「運動不足」よりも「ストレス」を感じている人が多いようです。 引用:クロス・マーケティングによる調査 2020/4/9 ─ YODOQの見方─────────────────────────── またまたコロナ関連で申し訳ないのですが、悲観的なニュースが多い中で少し肩の力が抜けるものを選んでみました。 この調査結果を見て、自分の行動、考え方と一致している事が多いことに驚いてしまいました。 □ ここ一か月で「強制的に行動が制限」されたもの 「強制的に制限されたものはない」というものが自分に一番合っています。ここ一か月で変わったことと言えば、せいぜいクライミングに行けなくなったことぐらいです。自分にとっては結構さみしいことなのですが、他には特に不自由になったと感じることはありません。 □ 家で行う時間が増えたこと もともとデレビっ子なので休みはほとんどテレビは付けっ放しです。そもそも行動自体が変わっていないのですから、あまり変化はなく相変わらずテレビは付けっ放しです。そうそう先週はなかなか出来なかった押し入れの掃除をしました。 □ 外出制限でプラスになったこと 「今までよりお金を使わなくなった」。行動は変わっていないといってもやはり外出は減っていますので、この先の結果が楽しみです。ただネットショッピングが増えてしまうかも、これはやや不安です。 □ マイナスに感じているのは 記事では「運度不足」といっていますが自分はそんなこともありません。クライミングに行けない今、またランニングを再開しました。筋トレはルーチンとしてやっていますし、クライミングが再開された日に備えてさらに激しさを増している今日この頃です。 とは言っても、やはり気は滅入ってきますよね。そんな中ですが自分はなんとか日常を保っています。 みなさんはいかがお過ごしですか。記事の中の人達も、ぶつぶつ言いながらも、なんとか日常を保っているのが見えるようです。 ここはひとつ、肩の力を抜いて「おこもり生活」を飼い慣らしていってもらえれば幸いです。

Instagram創業者コンビ、新型コロナ感染追跡サイト「rt.live」を公開

Instagramの共同創業者のケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏は、新型コロナウイルス感染症の米国内の広がりを視覚化するWebサイトを公開しました。このサイトは州ごとに表示されており、1人の感染者から感染した平均人数を追跡するもので、感染症数理モデルの実効再生産数を用いられています。ベイズ統計を応用することで信頼性の高い値を算出しており、この値を視覚化することでどのような対策がアウトブレイクを効果的に抑制できているかを検討できるとのことです。Webサイトで使用されているmatplotlibの設定ファイルはGItHubで公開されています。 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 感染経路調査では感染者の行動調査のため各国でITが活用されています。 イスラエルでは携帯電話の位置情報から濃厚接触者の割り出しを行っており、また中国では交通機関の利用記録などから行動の追跡を行っています。 シンガポールでは政府が提供しているスマートフォンのアプリが活用されています。シンガポールのスマートフォンのアプリ「Trace Together」はAndroid版とiOS版が配布されており、Bluetoothが搭載されているシンガポールのスマートフォンがあれば、シンガポールに住んでいる人は誰でも利用できるものです。アプリを起動状態で別の同アプリ起動状態のスマートフォンを近づけることで自動的に通信を行い、相手の「一時ID」「受信振動強度」「端末機種」などの情報を蓄積します。GPS情報などのユーザー位置データは記録せず、蓄積されたデータは21日間保存されます。アプリ所有者の感染が判明した場合、感染経路追跡のためアプリ内に保存されているデータの提供を求められます。提供されたデータと感染者からのヒアリングを元に濃厚接触の可能性の高いアプリ所有者の特定につなげます。 スマートフォンのアプリを活用した取り組みは各国で進んでおり、欧州では研究者らがウイルスの感染経路を把握するためのアプリの開発を開始しました。また、英国では大学の研究者と共同でトラッキングアプリの開発を進めています。日本でも感染経路追跡アプリの開発が進められており、今月中の実証実験を目指しています。感染経路調査により感染者を割り出すために活用されているアプリですが、プライバシー侵害への懸念から導入者が伸び悩んでいます。 プライバシー侵害への懸念をどれだけ払拭できるかが、今後のアプリ活用の成否の鍵を握っています。

SkypeのWeb会議サービス

米Microsoft傘下のSkypeは4月3日(現地時間)、Microsoftアカウントもアプリのダウンロードも不要の無料Web会議サービス「Meet Now」機能を利用 可能にした。数クリックで無料のWeb会議を開始できる。 引用:Skype、アカウントもアプリも不要の無料Web会議サービス「Meet Now」を提供開始 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/06/news058.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── SkypeやZOOMなど、オンライン会議ツールは様々あるが、その中でも使い方によっては便利に利用できそうな「Discord」を紹介する。 Discordとは、チャットや通話のできるアプリで、機能としてSlackに似ている。特に大きな違いとしては、音声通話機能に特化している点だ。 DiscordはSlack同様、サーバーという領域を作り、そこにチャンネルを追加していく。テキストや画像の投稿ができるチャンネルと、ボイスチャンネルという通話ができるチャンネルを追加することができる。 通話に参加する場合はこのボイスチャンネルに入れば同じチャンネルに入ったユーザーとの通話が可能になる。 ボイスチャンネルを使ったライブ配信も可能だ。通常は同時接続は10人と限られているが、当面の間は50人まで接続ができるので、会議などにも利用できそうだ。 Discordは「ゲーマー向けチャットアプリ」と謳っているが、Slackのようなチャンネル分け、無料で何人とでも音声通話ができる点などは、リモートワークやWeb会議に便利そうだ。 リモートワークの普及に伴い、オンライン会議ができるツールの需要も高まっている。それぞれの特色を把握したうえで、使う用途によって最適なツールを使い分けていきたい。 参考:Discord https://discordapp.com/ 参考:ゲーマー向けチャット『Discord』の使い方 DL方法から拡張機能まで徹底解説 https://mag.app-liv.jp/archive/118116/#379545

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