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ホットサンドが食パン一枚で作れる「ホットサンドソロ」

開発したのは、新潟県燕市の金属メーカーである杉山金属が県内のデザイン会社などと立ち上げた「燕三条キッチン研究所」。2019年10月に販売したところ、巣ごもり需要やキャンプブームなどの影響を受け売れに売れており、工場は休日返上で稼働しているものの、注文数に追いつかない状況が続いている。 使い方は簡単で、開いた「ホットサンドソロ」(持ち手のついたたい焼きの金型みたいなもの)に食パンを一枚置き、中に具を置いてから閉じて両面数分ずつコンロなどの直火で焼けば完成。IHには非対応。 この商品が従来のホットサンドメーカーと異なるところは、食パンが一枚でホットサンドを作ることができるところです。 従来のホットサンドメーカーは食パン二枚の間に具を挟み作る仕様になっているため量が多いですが、朝食に食パンを二枚も食べる人はそんなにいないんじゃないか?子供には食パン二枚は多いんじゃないか?というところに目をつけてこちらの商品を思いついたようです。 引用:ITmedia ─ YODOQの見方─────────────────────────── 「ホットサンドソロ」は、ひとつずつしか作れない、というところがネックになっています。(もちろん「ホットサンドソロ」とコンロがあればあるほど同時にたくさん作れますが。) 一度に複数枚のホットサンドを作ることはできないため家族団らんで朝食、といった場面には向きませんが、調べたところ、恐らくターゲットにしていなかったであろうと思われます。 「ホットサンドソロケース」という持ち運びするための専用ケースを別売しており、ターゲットは今流行りのソロキャンパーだと思われます。そして、ターゲットであるキャンパーの皆さんには特に好評で「量が最適」「持ち運びしやすい」などの声が上がっているようです。 ターゲットを絞ることで、より利用者の利便性や好みを製品に反映しやすく、それが当たった時にヒットにつながりやすくなります。 また、キャンパーだけでなく子供のおやつにササっと作ったり、小腹が空いたときに一枚焼いたりなど、今までより更に手軽にホットサンドを楽しむことができるという点は、家庭での利用にも適しています。 ソロキャンプが趣味の方でこの商品を知らない、または一人暮らしの方、ホットサンドを手軽に食べたい!といった方は少し調べてみてはいかがでしょうか? 参考:ホットサンドソロ | 4w1h|燕三条キッチン研究所

ストリーミングの時代に、なぜアナログのレコードが売れているのか

多くの人が音楽を聴くのにストリーミングサービスを利用し、スマホやPCなどで楽しんでいる。 米国では音楽業界の収益の80%以上が、そういったストリーミングの広告やサブスクリプションからもたらされている。そんな音楽業界で少し前から、新たなトレンドが生まれている。レコードの人気が世界各地で急激に高まっているのである。 日本でも最近、時事通信がこんな記事を掲載している。「日本レコード協会(東京)によると、レコードの生産枚数は1970年代後半に年間約2億枚と全盛を極めたが、CDの台頭により2009年には約10万枚に減少。そこから増加に転じ、19年は約122万枚まで盛り返した」デジタル機器に囲まれた生活の息抜きに、レコードを聴く若者が増えているらしい。 引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2104/22/news021.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 記事内でもデジタル機器に囲まれた生活の息抜きにレコードを聴く若者が増えているという記載があった。 例えばスマートフォンで音楽を聴く場合、「次の曲は○○をかけよう」と考えて画面の操作を行ったりする。するとそこで各種SNSからの通知が目に入ってしまい、内容が気になって返信したりすることも多いのではないだろうか。 それがレコードの場合だとどうだろうか。 スマートフォンや機械を操作しなくても、レコードに収録されている時間分音楽は流れ続ける。 また、スマートフォンで音楽を聴く場合と異なり、レコードを聴くためにはレコードを探し、レコードプレーヤーにセットし、ゆっくりと針を落としてという手順を踏むため、気にいらなければ次々に曲を変えたりというような手軽な聴き方ではない。レコードを手に入れるためにも手間はかかるため、じっくりと曲を選ぶのではないだろうか。そうして選んだ、お気に入りの曲をゆったりした気分で聴くことがリラックスにつながるようだ。 意識的にデジタル機器から離れてリラックスしたい、という方にぜひおすすめしたい。

5割安、合成ダイヤ身近に 環境配慮で若者つかむ

炭素から人工的に作る「合成ダイヤモンド」が宝飾用として国内で広がり始めた。天然ダイヤと比べて価格が5~7割安く、加工技術の向上で輝きなどの品質も高まった。環境に配慮して生産する点が若年層に支持されている。米大手の日本進出など扱う店舗も増え、ファッションとして身近な存在になりつつある。 天然ダイヤは地球の深部で数十億年間、高温高圧の環境下で炭素が結晶化してできる。一方で合成ダイヤは工場内で地球深部を再現して作る工業製品だ。天然と比べて物質的な違いはない。価格は重さや輝きなどの等級によって異なるが5~7割安い。 世界300店を展開する合成ダイヤ大手の米スマイリングロックスは月内にも、日本向けの通販サイトを開設する。指輪やネックレスなど500点以上の商品を扱う。指輪の周りに計0.75カラットの合成ダイヤをあしらったエタニティーバンドは約11万円と20~30代の女性でも買いやすくする。実店舗では国内の宝飾店数店での導入が決まったほか、7月には大手百貨店で期間限定の売り場も設ける。今後はSNS(交流サイト)での動画配信や駅での電子看板などで認知度向上を図る。 ズールー・ゲブリヤ最高経営責任者(CEO)は「若年層の間で環境への意識が高まっており、日本は米国や中国に次ぐ合成ダイヤの市場になる」と話す。一般的なダイヤモンドの生産は森林を伐採して採掘し、大量の水で不純物を洗い流すなど環境面が課題だった。合成ダイヤは価格や品質だけでなく、環境に優しい特徴を打ち出し、エシカルを優先する若年層の消費行動に訴える 引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ25ACR0V20C21A2000000/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── ダイヤモンドをはじめ宝石と呼ばれる石は、古くから権力や富の象徴として、また見た目の美しさから珍重されてきました。そのため、合成品や模造品も作られました。構造上の違いで大まかに分けると ・天然石:地球で育まれた天然の石 ・合成石:人為的に作られ、天然石と比べても化学的・物質的・光学的性質にほとんど違いがない石 ・人造石:天然石と同一成分ではなく、見かけだけを似せた石 ただ、天然石であっても加熱処理などの人工的な加工をすることで、色相や明度、色の濃さなどを変えたり、色ムラを無くし価値を上げている場合もあります。加熱処理をしていない製品を区別するために「ノーヒート」と明記され、販売されることもあります。 宝石の中でも最上とされるダイヤモンドの価値は4Cと呼ばれる品質を評価する厳密な基準があり、専門家が鑑定しています。それぞれの基準のグレードが上がると希少性が高くなるため高価になります。価値基準の各要素の頭文字が「C」で始まる単語なので、4 Cと言われています。 ・カラット:重さを表す単位で、1カラットは0.2グラム ・クラリティ:透明度を表し、傷・欠け・内包物(インクルージョン)の大きさ・場所・性質で価値が決まる ・カラー:色 無色透明に近い程、希少価値が高い 一定の色味を超えるとファンシーカラーとして評価される ・カット:形状・プロポーションやフィニッシュ(仕上げ)のことで、ダイヤモンドに注がれた光が光学的に最も効率よく反射させる形として考え出された58面体のラウンドブリリアンカットの基準 ダイヤモンドの輝きや煌めきを存分に発揮するための重要な要素で、他の3つが原石に依存する要素に対し、カットは職人の技術力に左右されます。 上記の4項目について複数の鑑定士によって鑑定された結果に基づいて発行されるのが鑑定書で、他の宝石には無いダイヤモンド固有のものです。他の宝石に発行されるのは鑑別書で、化学的検査を行った上で鉱物名や宝石としての種類などが記載されたものです。 ダイヤモンドの採掘には、様々な問題点が挙げられています。 1、環境への影響 ダイヤモンドの採掘方法にはいくつかあり、大規模な機材を必要とするパイプ鉱床や漂砂鉱床は企業が採掘現場を管理していて、近年では環境マネジメントシステムに関する国際基準であるISO14001を取得していたりしますが、ISO規格には環境パフォーマンスの評価に対する具体的な取り決めはありません。また、現地の住民が川床の砂利を掘って洗い流すことで原石を探す方法では、環境に配慮しない無理な採掘が行われるケースもあります。 2、人権の問題 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)によると、およそ4000万人が手掘りの小規模鉱山で働き、その内の100万人が子供だと言われています。鉱山では、強制労働や危険な作業による死者の発生、水や食料の不足や不衛生な環境での労働などの人権侵害も挙げられています。 3、紛争ダイヤモンド 反政府軍が武器を調達するための資金源とするために取引し、売買されるダイヤモンドのことで、武力を用いて地元住民を強制的に働かせて採掘した原石を輸出しています。この取引で生まれる資金で、紛争が長期化するという問題が発生しています。 天然ダイヤモンドにまつわる上記の問題は人造ダイヤモンドではクリアできるため、エシカル(倫理観)を優先する消費者への訴求効果があります。ただ、技術が発達すると天然石と人造石の区別が難しくなるので、流通経路の透明性を保たなければ消費者が不利益を被る恐れも考えられます。 参考:https://diamondsforpeace.org/environmental-destruction/ 参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB130K9013042021000000/?unlock=1

コカ・コーラ社の改革とダブルループ学習

全国のスーパーの棚で2021年3月29日を境に、ある“異変”が起きる。見慣れた「コカ・コーラ」500ミリリットルのペットボトルがほぼ消え、350ミリリットルと700ミリリットルの2ラインが中心となる。なぜ売れ筋商品を大幅刷新するのか。その背景には客のニーズの変化を敏感に捉え、「当たり前」を疑った日本コカ・コーラの深謀遠慮があった。 引用:日経XTREND『【特報】コーラ500ミリがスーパーから消える 25年ぶり大改革 』 2021年3月25日付 ─ YODOQの見方─────────────────────────── ここ数年、500mlペットボトルに次いで、520ml、550ml、600mlといったやや大きめの商品が増えていることに皆さんは気づいているだろうか。 マーケティング目線での理由は、単純に、容量を多くすることによってより売れるから、である。 競合商品が多い飲料業界において、パッケージデザインや容器の形を変えることと同様に、容量を多くすることでお得感を生み、消費者に買ってもらう狙いがある。 飲料は原価が安く、広告宣伝費がコストの多くを占めていると言われている。 ペットボトルの容器を変更し、あるいは容器のぎりぎりまで飲料を詰め、数十ml増量するコストと、それによって生まれる販売数の増加を天秤にかけると後者の方が大きいのだろう。 あるいは、競合商品が増量することで、自社商品も増量せざるを得なくなっているのだろうと思われる。 ここ数年の動きを見て、消費者のニーズは、より大容量の商品に向いているように思えた。 今回、コカ・コーラ社は思い切って500mlをなくすという選択をとった。 コンビニとスーパーでの消費の違いなどは、マーケティング初心者でも思いつきそうな違いではあるが、「500mlは本当に必要か?」と、今までの常識を疑い、愚直に調査し、調査結果を活かして消費者のニーズに答えた。 THEマーケティング、という感じで素直にすごいな、と感じた。 ダブルループ学習、という言葉がある。 とある組織が、今回のコカ・コーラ社のように、既存の考え方や前提を覆し、新しい考え方や行動を取り込むことである。 逆の意味にシングルループ学習があり、これはいわゆるPDCAを繰り返し、過去の経験や体験から問題解決を図り成長していくことだ。 もちろんシングルループ学習も重要であるが、シングルループ学習は、ある一定ラインに到達すると壁にぶつかりやすいと言われている。 コカ・コーラ社は長寿企業だからこそ、よくある取り組みだけでは販売数の増加は難しかっただろう。 仕事でも同じことが言える。 目先の仕事の対応ももちろん大事だが、今目の前の作業をどう早く片付けるか、ということよりも、この作業はなぜ必要か、どこまで理解が必要か、といった前提を少しでも考えることで、将来的に見ればさらに成長できるのではないか、と感じた。

DXが解き明かす球の「キレ」

日本経済新聞 『DXが解き明かす、投手の「球のキレ」』 大谷選手やダルビッシュ選手が活躍するMLBでは、トップレベルアスリートの熾烈な競争が行われている。ロケットの弾道測定技術を応用した高度なセンサー技術、超高精度のカメラからボールの回転軸を測定することも行われている。 フライボール革命  統計データから、安打になる可能性の高い打球の速度と角度を抽出すると従来は禁忌とされていた「アッパースイング」をとる打者が増加。  結果、2017年、リーグ全体の年間本塁打数は史上最多を更新した。  このように、DXはビジネスだけでなく近年の野球界を大きく変えたと言われる。 このような背景には全試合全データをあらゆる人に公開し、提供してきたことが大きな要因となっている。 MLBのデータは当初、一部のコアなファンを楽しませる目的で公開されたが、これを物理学、航空力学、ロケット工学などの高度な専門知識を持った人々が解析することで様々な新理論が生まれてきた。 ダルビッシュ投手は投球の回転軸を意識してコントロールする練習をすることで、「球質」を改善し、2020年にはリーグ屈指の脱三振率をマークし、最多勝のタイトルを手に入れた。 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 「オープンにすること」で誰でも新たな改善提案を行えるという点で、MLBの取り組みはオープンソースソフトウェアの発展に類似していると言えます。 今や世界中のスマートフォンで利用されている事実上の標準OSであるAndroidもLinuxやJavaを中心とするOSS文化から生まれました。 技術もデータも「オープンにすること」で、当初は想像もしなかった人が、思ってもみなかった使い方を生みだし、さらに技術の発展に貢献するイノベーションの形につながります。 個人情報など保護されるべきデータへの配慮が必要なのは当然ですが、「公開することが将来の価値を増大させる」というスキームは他にも適用する機会はありそうです。 特定の企業や団体だけが収益・資産価値の増大の恩恵を受けるのではなく、社会全体に還元される「イノベーションの理想の形」と言えそうです。 ────────────────────────────────── ■備考 sportiva ヤクルト1位木澤尚文が155キロを投げる理由。 大学生でも身近になったテクノロジーを活用することで、プロに迫るレベルのトレーニングを行うことができる。 過去長い間、「かつての名選手」が非科学的な言葉で「コツ」や「心がけ」を伝えることがコーチやトレーナーの役割でした。 現在では、この役割はテクノロジーによって変革を迫られています。

6時間睡眠の人ほど「体調不良に陥る」納得理由

忙しい日本のビジネスパーソンは総じて、睡眠不足に陥りがちです。しかし、「睡眠時間を削って働く」よりも「睡眠時間を1時間増やす」ほうが、圧倒的にパフォーマンスが上がるということが、科学的にも証明されているのをご存じでしょうか? 睡眠時間を削ると脳のパフォーマンスが著しく低下します。どのくらい下がるのかというと、6時間睡眠を14日間続けると48時間徹夜したのと同程度の認知機能になります。 これは具体的には、日本酒を1~2合飲んだときの「酔っぱらい状態」での認知機能に相当します。つまり、毎日6時間睡眠を続けている人は、「毎日徹夜明けで仕事をしている」「お酒を飲みながら仕事をしている」のと同じくらい低いパフォーマンスで、日々仕事をしているということです。 ● 多忙な人にこそやっていただきたいのが、「1週間限定、睡眠時間1時間アップチャレンジ」です。今日から「ずっと」睡眠時間を1時間増やさなければいけないというと「難しい」と感じるかもしれません。なので、ずっとやる必要はありません。「1週間限定」でいいので、いつもより1時間早く寝て、1時間だけ睡眠時間を増やしてください。「しっかり眠ると、こんなに調子がいいんだ」という気付きを得るだけで「睡眠改善」へと、大きな一歩を踏み出すことができるはずです。「睡眠時間を1時間増やす」は、最も簡単で、最も効果が得られる最強の仕事術なのです。 ●平日、睡眠不足の人は、「仮眠」をとるといいでしょう。仮眠によって、日頃の睡眠不足が無しになるわけではありませんが、「集中力低下」などの脳のパフォーマンスを改善し、健康に対する害を減らすことが可能です。アメリカのNASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事効率が34%アップ、注意力が54%アップしたそうです。 「正しい仮眠」を取るための5つのルール 1:30分以下20〜30分が効果的 2:眠る前にカフェイン摂取 約30分後にはカフェインの効果があらわれる 3:できれば身体を横に 4:15時までに終了 5:30分で食事、30分仮眠 60分の昼休みがある方は、30分で食事をして、残りの時間を仮眠に当てる。 引用:東洋経済オンライン 2021/04/07 ─ YODOQの見方─────────────────────────── この記事を選んだのは、僕の睡眠時間が約6時間~6時間30分ぐらいと短いこと。 また、特に最近、寝つきが悪かったり、夜中に何回も目覚めたりして睡眠の質が悪いと感じているからです。 これは、ひとつにはリモート勤務の影響があると思っています。リモート勤務の期間は生活リズムが乱れがちで、次の日リモート勤務ということでつい夜更かししたり、あるいは職住が一致していることによって、上手く切り替えができず、定時以降もリラックスできていないと感じることもありました。 そこで、一般的なコロナによる睡眠への影響というものを調べてみました。 新型コロナウイルス感染拡大以降、睡眠の質に変化が見られ、63.2%もの人が睡眠の質が悪いと感じていることがわかりました。 睡眠の質が低下した人の具体的な悩みとしては、「眠りが浅い」をはじめ、「夜中に何度も起きる」「寝ても疲れが取れない」「起床時に熟眠感がない」といったものが多く、深い睡眠がとれていない傾向がうかがえます。 睡眠の質が低下した人の睡眠不調の原因については、「不安やストレス等で、考え事が続く」という回答が最多になりました。 次いで、「遅寝遅起きの習慣化」や「生活リズムの乱れ」など、新型コロナ感染拡大以降の生活リズムの変化に起因する項目が多い傾向にあります。 その対策として挙げられていたのは、 ●生活変化にあわせた睡眠改善 睡眠の準備は朝から始まっている!起床後に光を浴びて「睡眠タイマー」を入れよう。 睡眠の準備は、朝目覚めて光を浴びたときから始まっている。一日の睡眠-覚醒リズムを調節する体内時計の周期は24時間より少し長いため、朝の光を浴びることで周期がリセットされる。 ●生活リズムを整えよう。 生活に ON/OFF の切り替えを。就寝直前の過ごし方を見直そう。 睡眠には“リラクゼーション”が非常に重要なポイントになる。夕方以降は、趣味を楽しむ時間をつくるなど、リラクゼーションを心がけてスムーズな入眠に繋がるような生活を習慣づけよう。 改めて読んでも、当たり前のことばかりなのですが、再び全国的にコロナの感染が拡大しつつあり、しばらくはこの状況が続いていくことは間違いありません。このような状況において、6時間睡眠や質の悪い睡眠によって健康を損ねることなく、仕事の生産性を落とさず過ごしていけるように意識して努めていきたいものです。 参考:@DIME 2020/10/5

日本は最低レベル──世界で進む「STEM教育」の重要性

今、アメリカが国家戦略として推進しているのが「STEM(ステム)教育」です。Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の略で、これからの社会で最も成長が著しい分野として人材育成が急務となっています。国語、算数、理科、社会、図画工作、コンピューターなどの教科で得た知識と技能を総動員して、問題解決力や課題を発見する力など、社会のニーズに密着した実用的な力を鍛えることができます。 STEM教育と聞くと「理数系の難しい学問」という印象を持つかもしれませんが、コンピューターサイエンスやエンジニアリングへの関心を高め、ITやハイテク関連の人材育成につなげることが目的です。アメリカではSTEM教育は小学校からスタートします。多くの小学校がロボティックスやレゴリーグなど「グループ単位」でSTEM技術を競い合わせる楽しいアクティビティを取り入れています。子どもたちはデザイン、設計、制作、プログラミングなど、ロボット制作の工程を仲間と一緒に学習することができます。 日本の学校教育でもプログラミング教育が必修化され、STEM教育をカリキュラムに導入する動きが進んでいます。しかし世界の潮流と比較すると、日本のSTEM教育は大きく出遅れていると言えます。2012年にOECD(経済協力開発機構)が72カ国(または地域)の15歳の生徒に対して行った調査によると、日本はインターネットとコンピューターの学校内外での使用について、ほとんどの項目において世界平均を下回っていることが分かりました。 引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2021/03/stem.php ─ YODOQの見方─────────────────────────── 日本でのSTEM教育の取り組みで真っ先に挙げられるのが、2020年度より必修となった小学校でのプログラミング教育かと思います。 プログラミング教育を実施する前の課題の一つとして、教員の知識・経験が不足していることが挙げられます。 必修となってから1年が経過したばかりなので、教育の実施結果や効果を確認することはできませんでしたが、2017年に行われた下記の研究が参考になりそうなのでご紹介します。 参考:h各教科等横断的なプログラミング教育の実践による小学校教師の変容に関する考察 上記の結果にもあるように、教員の自信は1年間のプログラミング教育実施前後で大きく変わっており、小学校教育の範囲では教員の知識や経験不足が大きく問題になることは無いと考えられます。 また、CSR活動の一環としてSTEM教育を行っている企業もあります。 参考:https://ps.nikkei.co.jp/murata2103/ 今後も官民が協力して課題解決に取り組むことが期待されます。

大塚家具が7年ぶり増収 “家具や姫経営”脱却で黒字転換に光

大塚家具は21年4月期第3四半期決算は売上高199億8400万円と、7年ぶりの増収(前年同期間比3%増)となった。通期は赤字での着地予想だが、業績改善が進み、来期の黒字化が見通せるところまできている。 創業者の大塚勝久氏の長女、久美子氏が昨年12月に社長を退任。大塚家具は一族経営に幕を閉じ、ヤマダホールディングス社長の三嶋恒夫氏が会長兼社長に就任。現在、ヤマダ主導による経営再建が進められている。 引用:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/286416 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 大塚家具は打倒イケヤという目標を基に「高級路線」から「カジュアル路線」への経営転換を行ったのだが、今までの大塚家具のアップセルの手法(予算よりもちょっと高いものを買ってもらうように商品を販売する)といった従業員のスキルや、高価ではあっても本当に品質が高く良い家具を作るという職人やその仕入れルートを破棄することになり、ただの新参者の新業種参戦という形になってしまった。 今まで培った営業スキルや商品知識、家具のクオリティを活かすこともなく、路線転換後の営業も赤字を続けることになり、最後まで黒字転換はできなかった形になる。 方向転換は転換でも自社の特性を理解した上で、何かしらその特性を活かした転換でないと、新規参入と同じようにギャンブルの特性が強くなり、思ったようなマーケティング戦略は難しかった事例と言える。

風邪薬の販売数が最低に

新型コロナウイルスの感染対策により、一般用医薬品(大衆薬)の総合感冒薬の売れ行きが低迷している。インテージヘルスケア(東京・千代田)によ ると、2020年の総合感冒薬の販売額は787億円だった。同社が大衆薬の市場調査を始めた1996年以来、最低額となった。 引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ014XM0R00C21A3000000/ ─ YODOQの見方─────────────────────────── この冬のインフルエンザは流行せずにシーズンを終えた。これは、厚生労働省が今の方法で調査を始めた2000年以降で初めてのことだそうだ。 インフルエンザの報告を基に推計した全国の患者数は2月初めの1000人が最も多かったが、同時期のコロナ感染者数の1万5千人と比べれば桁違いに少なくなった。 インフルエンザの患者数が少なかったのは日本だけでなく、世界的に見ても同じような傾向で、これは海外との往来の制限や3密を避けるといったコロナ対策が影響していることは間違いないと言われている。 ちなみに、インフルエンザのワクチンの供給量についても、今のワクチンの種類になった平成27年度以降で去年~今年のシーズンが最も多かった。対応側としても、インフルエンザと新型コロナの症状が似ていることから、できるだけインフルエンザ患者を減らすよう接種を呼び掛けることが重要だったとの事。 今のような予防法は、どの感染症であっても効果があるのではないだろうか。 参考: https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG30AII0Q1A330C2000000/ https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000704142.pdf

ワクチンパスポートと倫理観

現在、「ワクチンパスポート」という言葉が世界で飛び交い始めている。ワクチンパスポートとは、ワクチンを接種したことなどによる免疫の有無を証明するものだ。 現在、最もワクチン接種が進んでいるといわれるイスラエルでは、国民の過半数が2回のワクチン接種を完了している。イスラエルの配布するワクチンパスポートの保有者は、レストランの店内利用やスポーツジムやプールなどの利用、イベントへの参加などが認められている。 こういった世界の動きがある中で、日本はこの証明書の導入には慎重だ。政府は、「接種を受ける、受けないは本人の判断であり、それによる不利益が起こらないよう、政府として対応しないといけない」としている。ワクチンパスポートは接種者を優遇し、未接種者を排除することになりかねないという意見もある。 引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210401/k10012947681000.html ─ YODOQの見方─────────────────────────── 今回取り上げたワクチンパスポートにより、経済の回復や、行動の自由の獲得が期待できます。その点は魅力的ですが、記事にあるようにワクチンパスポートの有無による倫理的な問題が起こりえます。 ワクチンパスポートで免疫の有無を公的な証明として視認できるようになると、ワクチンパスポートを持っていない場合、不当な扱いを受けることが予想されます。 19世紀アメリカのルイジアナ州ニューオリンズで黄熱病に対する免疫の有無によって、ワクチンパスポートと似たものが発行された事例があります。このパスポートをもたないと、結婚相手や働ける場所を制限されたようです。感染症と差別の歴史をみると、ハンセン病、天然痘、ペストといった、外見上に変化が現れるものは大きな差別を受けていることがわかります。 参考:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591119/ コロナウイルスやインフルエンザは外見上の変化が表れにくいため差別は起こりづらいですが、今回のワクチンパスポートが感染しているかどうかの指標になってしまうと恐ろしいことになりそうです。とはいえ、感染している恐れがある人から距離をとることを頭ごなしに批判はできません。 日本でワクチンパスポートが導入された場合、こういった倫理的な面は自己責任で判断するしかなさそうです。

LINE、個人情報管理の説明不足で謝罪

LINEは3月17日、LINEアプリの国内ユーザーの個人情報の取り扱いについて、これまでの状況と対応を発表。「外部からの不正アクセスや情報漏えいは発生していない」としつつ、「日本国内ユーザーの一部の個人情報に関して、LINEのグローバル拠点から業務上必要なアクセスを行っているという説明が十分でなかった」として謝罪した。 LINEのデータセンターは世界複数カ所にあり、国内ユーザーのトークテキストや会員の登録情報といったプライバシー性の高い個人情報は、日本国内のサーバーで管理。画像や動画などのデータは、現在は韓国のデータセンターで管理しているが、2021年半ば以降、段階的に国内への移転を行う計画を進めているという。 今回の報道で問題となった、中国・大連の子会社LINE Digital Technology(Shanghai) Limitedでは、内部ツール、AI機能、LINEアプリ内から利用できる各種機能の3つの開発業務を行っており、一部の開発業務でデータへのアクセス権限が付与されていたが、その権限を削除した。 同社では、削除したこれらのアクセス権限は「開発業務においてリリース時の検証または不具合発生時の原因追跡のために、適切に付与されたもの」と説明している。 引用:LINE、個人情報管理の説明不足で謝罪。中国子会社のアクセス権限は削除 参考:ユーザーの個人情報に関する一部報道について ─ YODOQの見方─────────────────────────── LINEの安全性やセキュリティを不安視する情報は、度々目にすることがあります。 LINEは現在、月間利用者数が国内8600万人を超えており、日本国内で圧倒的な支持を集めているからこそ、こういった情報が流れやすいのではないかと考えられます。 しかし、LINEは、個人情報関連サービスに関する内部統制の国際認証SOC(Service Organization Control)2、3(及びSysTrust)を世界で初めて同時に取得したことでも知られています。これらの認証は、顧客情報が第三者による不正アクセスから安全に保護されているということを証明するものであり、グローバル基準で個人情報保護において信頼できる基準を満たしているといえます。 個人情報を守るために我々利用者としてできることは、LINEの設定や端末の管理を見直すこと。 パスワードの定期的な変更、トークの暗号設定(Letter Sealing)をONにする、外部アプリからの情報アクセスをOFFにする、など。 流れてくる情報をそのまま鵜吞みにせず、自分で調べ、できる範囲の対策を講じて、情報の流出やアカウント乗っ取りといったトラブルを回避する必要があるのではないでしょうか。 参考:LINEの危険性&対策まとめ 電話番号・メールアドレスを危険から守るには

LINEの情報管理、安保上の懸念も 国際分業に潜むリスク

無料通信アプリ「LINE」利用者の個人情報が中国の委託先で閲覧可能だった問題は、プライバシーだけでなく、国家安全保障上の懸念もはらむ。中国などは国家による民間情報へのアクセスが欧米諸国よりも容易なためだ。一方、人工知能(AI)関連の技術開発で既に日本をしのぐ中国へのシステム開発や管理の委託は、もはや不可避となっており、多くの国内企業にとって対岸の火事ではない。 日本の個人情報保護法では現在、海外の委託先に個人情報を提供する場合には、 1.委託元が本人同意をとる 2.委託先が利用目的の制限や安全管理措置などを継続的に講じることを委託元との契約などで担保する のどちらかの方法を採る必要がある。 LINEによるデータ扱いが同法違反だったかどうかの判断は、データ提供の実態を含めて今後の調査結果を待つ必要がある。 ただ個人情報の取り扱いは、プライバシーの問題にとどまらない。安全保障とも密接にからむ。国境を越えたデータ流通では特にその傾向が強い。 LINEの委託先の中国では2017年、民間企業に対し国家の情報収集への協力を求める「国家情報法」が施行された。 憲法学者の山本龍彦・慶応義塾大学教授は「中国に批判的な政治家や評論家の思想、性格、私生活について、中国政府は詳細に把握することができる。日本人の集合的な心理状況や動向をビッグデータから推論し、日本において効果的なプロパガンダを打つことも可能」とみる。 引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH177CP017032021000000/?unlock=1 ─ YODOQの見方─────────────────────────── LINEは国内ユーザー数8,600万人(2020年10月発表時点)を誇り、政府や地方自治体等が公共サービスをLINEアプリで利用できるシステムを整え、運用している大手IT企業です。そのLINEが個人情報管理の在り方を問われています。今回、課題として提示されたのは下記3点です。 ・中国での個人情報にアクセスする業務の実施 ・トーク上の画像・動画等の国外での保管 ・プライバシーポリシーでデータ移転先の国名が明記されていなかったこと この問題は大きく報道され、それを受けて政府や地方自治体はLINEを利用したサービスを一時停止するなどの対応を行っています。政府や行政機関が最も心配しているのは、委託先企業が中国にある点です。 中国の「国家情報保護法」では、「いかなる組織及び国民も、法に基づき国家情報活動に対する支持、援助及び協力を行い、知り得た国家情報活動についての秘密を守らなければならない。」となっており、中国の国民は、国家の情報活動に協力する義務とあわせて、協力したこと自体を秘密にするよう規定されています。 そういった法律に縛られる中国のエンジニアが例え職務上必要なことだったとしても、個人情報にアクセスしていたことが問題視されています。政府の個人情報保護委員会はLINEと親会社であるZホールディングスに個人情報保護法に基づいて報告を求めましたが、3月23日までに提出された資料だけでは不十分として引き続き必要な資料の提出を求めると共に中国からの個人情報へのアクセスが実際に遮断されているかの検証も進めています。 2017年の改正個人情報保護法のポイントの一つにグローバル化に対応する項目が定められています。(改正法第24条) 外国にある第三者に個人データを提供する場合は次の項目を満たす必要があります。 1.外国にある第三者に提供することについて、本人の同意を得る 2.外国にある第三者が、適切な体制を整備している 3.外国にある第三者が、個人情報程委員会が認めた国に所在している  (個人情報保護委員会が認めた国とはEU) 個人情報保護法は3年ごとの見直しを実施することになっており、現行法は2015年に公布されたもので2017年5月30日から全面施行されたものであり、Pマークの審査基準となっているJIS Q 15001:2017は、2015年(平成27年)の個人情報保護法改正に対応しています。 また、3年目にあたる2020年に見なおしが実施された内容は、「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律」として6月12日に公布され、令和4年4月1日が施行期日です。 このように、3年ごとの見直しが実施されるのは、情報技術発展のスピードが非常に早く変化が大きい時代を考慮し現状に即した法律として運用するためで、それだけ重要視されていることが伺えます。 今回のLINEの報道に触れ、個人情報を取得する企業として個人情報の取扱いには十分な配慮が必要であり、それが社会的信用に繋がるのだと改めて感じました。 また、個人情報保護を強化しようという動きもあることから、今後ますます企業は個人情報の取扱いには注意を払う必要があります。 参考:https://www.fuhyo-bengoshicafe.com/bengoshicafe-18661.html

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