米レコード売上高、CDを抜く
ニューヨーク(CNN Business) 米国で今年上半期(1~6月期)に発売されたレコードの売り上げが1980年代以降で初めてCDを上回ったことがわかった。全米レコード協会(RIAA)が明らかにした。 RIAAによれば、今年上半期のレコードの売り上げは2億3210万ドル(約246億円)とCDの売り上げ1億2990万ドル(約137億円)を上回った。 レコードに対する関心が高まっても物理媒体による売り上げの減少を食い止めるには不十分のようだ。物理媒体による売り上げは23%減の3億7600万ドルだった。新型コロナウイルスの感染拡大で、コンサートが中止になったり、店舗が閉鎖されたりして音楽業界には打撃となっている。 今年上半期の売り上げの85%以上がストリーミングによるものだったという。 引用:CNN.co.jp 『レコードの売り上げ、CDを抜く 1980年代以降で初めて』2020年9月14日付 ─ YODOQの見方─────────────────────────── 日本のCD市場は特異である。 一般社団法人日本レコード協会のデータによると、日本はCD大国であることがわかる。 近年の日本の音楽市場のうち7~8割程度はCDが占めている。 確かに、CDを発売せず配信だけのアーティストは聞いたことがないし、日本レコード大賞やオリコンなどのランキングは、近年影響力が少ないとはいえ、ニュースにはたびたび登場している。 そうしたことを踏まえ、アルバムは水曜日に出すことが多い。何故なら、週のオリコンチャートのランキングに食い込むのに有利だからだ。 もちろん、諸外国と同様に配信産業は2014年の開始から増加の一途を辿っているし、アナログの売上高は減少傾向ではある。 それでも日本では、デジタル配信しているアーティストが比較的少ない、コレクションを好む傾向が高いなどの理由でアナログからデジタルへの移行が大幅に遅れている。 また、近年日本でもアナログレコードのブームが起こっている。 日本レコード協会によると、2009年には約10万枚だったアナログレコードの生産数は、2017年には16年ぶりとなる100万枚超えを果たし、2018年はさらにその数字を伸ばしている。 視点を変えて、アーティスト側から考えると、デジタル配信よりもCDのほうが儲かる、という話も耳にする。 デジタル配信は試し聞きや1曲単位での購入が可能なため、単価が安いからだと言われている。 デジタル化する、と言われつつも意外と日本のデジタル化はあまり進まないまま独自の進化を遂げそうだと感じた。 参考:一般社団法人日本レコード協会 参考:『大学生に広がる「アナログレコード」ブーム。あいみょん、星野源、キズナアイも便乗』

