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  • メルマガ読者の皆様

    ヨドックメルマガ第19号です。
    今回の編集担当は大野です。

    皆様 新しい年度を迎え、気候も陽気になってまいりました。いかがお過ごし
    でしょうか。

    先週桜が咲きだしたと思えば、この週末の雨で早くも散り始めてきました。綺
    麗な時期はあっという間で、結局桜の下での花見はせずじまいでした。

    先週の土曜日は栃木県茂木に行く機会がありました。この近辺を流れる那珂川
    という急流の脇にある嫁の父方の実家におじゃまし、都会では味わうことので
    きない薪で沸す大きなお風呂に入ってきました。川の流れの聞こえる丘の上に
    あるこのお風呂は藪にかこまれ独特の雰囲気を醸し出しています。遠く山の斜
    面には桜ではなく、梅が満開に咲きほこっており、とても癒される場所でした。
    このような山の中であれば来週でも花見ができるかもしれません。

    それでは、今月のヨドックメルマガをお送りします。

    このメールマガジンは、株式会社ヨドックのお客様、またはスタッフがお会
    いさせて頂いた方に配信させて頂いております。
    配信停止を希望される場合は、お手数をお掛け致しますが、このメール最後
    のURLから配信解除を行って頂ければ幸いです。

    ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
    ◇◆◇ ヨドック見聞録           vol.19 2015.04.07
    ◆◇◆                   http://www.yodoq.com
    □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

    ┃I┃N┃D┃E┃X
    ┗━┗━┗━┗━┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [1] システム開発と下請け構造の関係(今月の一期一会)

    [2] ヨドックの見方

    [3] KIKAQ情報通信

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [1] 今月の一期一会
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    システム開発と下請け構造の関係
    大野 育生

    日本ではエンドユーザから大手SIerが請負った仕事を2次請け、3次請けと下
    ろしていく多重下請構造が一般的に行われており、さらに働く技術者個人個
    人の1ヶ月の単価を決めた人月方式で計算されます。
    2000年代はじめは特に規制のようなものもなく、4次請け、5次請けなど、酷
    く深い商流の請負階層になっている案件も多かったように思います。そのな
    かで、偽装請負や二重派遣などの法令違反行為が横行しているようなことも
    ありました。
    現在では取引適正化の流れで偽装請負を無くすための一定のガイドラインの
    ようなものや、商流制限などが適応されることが多く、東京以外ではほぼほ
    ぼそのような案件は少なくはなってきましたが、最近の金融系の大規模プロ
    ジェクトやマイナンバーや電力自由化に向けた大規模な案件が増加し、まだ
    まだ東京ではそのような悪しき商習慣が残っているようです。

    なぜこのようなシステム開発における下請け構造が発生するかというと、大
    きく2つの理由が考えられます。
    ・1次請けの企業だけでは該当プロジェクトを成功に導く技術者を準備でき
    ない。
    ・一時的な技術者需要に対するリスクヘッジの為に一定割合の外注を行う。
    このような理由での下請けへ下ろすやり方は建設業等にも見られるが、建設
    業などと大きく異なる点は特定個人ベースの契約となるところです。
    一部を一括で下請へ発注するような方法であれば、元請、協力会社が持てる
    力を出し合い良好なチームワークでプロジェクトを成功に導くケースもあり
    うるのですが、人単位での契約で派遣契約であったり、請負契約であっても
    準委任契約で工数単価での仕事であれば請先のプロジェクトへの正常に完成
    させる意識も薄くなり、結果として安く技術者を調達することが目的となっ
    てしまっていることが現状です。

    単にコストの問題になってしまうと、内部設計や製造フェーズを中国、ベト
    ナム、ミャンマーなどへオフショアするという流れとなり、さらにこの流れ
    は日本国内での開発力の低下を招き、業界自体の地盤沈下を起こしてしまう
    危険をはらんでいます。

    この問題を米国に視野を広げて見てみると、約20年前の1990年代半ばまでは
    日本と同じような下請け構造がありました。しかしながら、大手SIが中心と
    なってインドなどへのオフショアが盛んになり、言語的な障壁が無いためか
    瞬く間に下請となっている中堅SIの収益が低下していきます。
    つまり、日本だけが特殊なのではなく、米国でも同じような状況が存在し、
    これからの日本の状況を考える時に分析は必要不可欠だと考えます。

    話を日本に戻し、どうすればこれからの日本のIT業界を健全で逞しい業界に
    していくのか。これは大手SIer、中堅SIerに限らず、私たちのような小規模
    企業についてもとても重要な課題であることを認識しなくてはいけないと感
    じています。
    それもそれほど時間があるわけではない、ここ5年以内に解を見つけて取り
    組む必要があります。
    数十億円規模の中規模プロジェクトで経験したことがありますが、プロジェ
    クトが成功に向かうためには、エンドユーザとITベンダーが同じ方向に向き
    協力し合う体制と現場の雰囲気が必要不可欠です。自身の利益一辺倒の関係
    が続く状態で成功することは難しく感じます。
    エンドユーザがITベンダーを従える。または、ITベンダーがエンドユーザの
    方向をコントロールするような一方的な関係では該当のプロジェクトが成功
    したとしても持続的な関係を築くことは難しく、長期的に互いの利害がから
    んだ困難なプロジェクトにおいて成功点に到達することは難しいように思い
    ます。

    かつて日本が、様々な困難に打ち勝って来た歴史の中には、会社内での協力
    関係であったり、会社と会社との企業の枠を超えた助け合いでありました。
    このようなことができた背景には、会社や個人が持つ理想が公に対して皆が
    賛同できるものであり、共通の利益を追い求めるためにそれぞれが相手の溝
    を埋めるような助け合いができたことにほかなりません。
    エンドユーザはより実現したいシステムへのイメージを深め、ITベンダーの
    技術者はエンドユーザの業務に対しての知識や愛着を深め、互いに歩み寄る
    関係が必要不可欠であると考えます。

    微力ではありますが、ヨドックという会社が上記のような技術者を多く輩出
    し、企業としても中小企業というドメインにおいて、納得感のあるシステム
    を提供できる会社にあり続けたいと思います。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [2] ヨドックの見方
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ▼中国オフショア開発における生産性と品質のバランス
    http://www.itmedia.co.jp/im/articles/1209/17/news017.html

    中国オフショア開発においては、日本人と中国人の気質の違いに関する問題
    で苦労する場合が多い。しかし、その“中国人気質”を理解し、うまく利用
    すれば、納得いく仕事ができるはずだ。今回は、中国人気質を上手に利用し
    た「品質管理」方法を紹介する。
    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    中国や他のオフショア先の気質が良い、悪いといくら言っても問題は解決し
    ません。それぞれの文化や気質を受け止め、その中でどのように対応するか
    が求められています。この記事にあるように、目標(タスク)を明確にし、
    開発標準、検査基準を明確に定めることが必要です。
    開発標準を考える時のポイントを下記の記事で確認できます。
    ・開発標準の「標準」を満足させる3つの要素
    http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0703/27/news119.html
    ──────────────────────────────────

    ▼制作依頼時の相見積で見るべきポイント
    http://senoweb.jp/mt/news/2013/10/competitive-quotes.html

    相見積の取り方のポイントとして
    ・相場の判断材料として3社から取る(高すぎる、低すぎる)
    ・見積もりの項目を確認する(無駄な項目はないか、内容が明確か)
    ・制作料金だけで比較しない!!(項目の内容を精査する)
    という点が挙げられる。
    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    建築業界から輸入されたと言われる「相見積を取る」という習慣。
    相見積を取ったものの「安い」だけで決めている会社も少なくない。
    制作を受ける側にも相見積もりを禁止・よしとしない会社もある。
    言い分はそれぞれであるが、やはり「相見積」=「価格競争」となることを危惧し
    てと言われている。
    私たちは制作側であり、「相見積を取る」ことにについてお客様へ推奨している。
    これはお客様にとってより良いものを制作すべきだという思いからであり、
    上記のようにポイントを押さえた目を持ってほしいと感じている。
    ──────────────────────────────────

    ▼AOKIが進める業務システム改革
    http://it.impressbm.co.jp/articles/-/11774

    顧客データベースをAOKIのオムニチャネル戦略の基盤として活用します。
    データを利用するためのシステムも順次整備しています。すでに、店舗での
    接客支援システムや、販売動向の分析システム、経営者向けのダッシュボー
    ドを構築しました。会員カードをアプリ化、継続的なコミュニケーションチャ
    ネルとして活用。店舗のオペレーション、マーケティングのオペレーション
    も変わります。
    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    オムニチャネル時代は、店舗ごとの売上を競う時代の終焉を意味していま
    す。全社の売上は、店舗の数x店舗の平均売上ではなく、顧客の数x顧客の
    平均売上にかわっていきます。一顧客にどれだけ買ってもらえるかが、
    Life Time Value=顧客の生涯価値を最大化するという発想をもとに企業基
    盤の刷新が求められています。
    ──────────────────────────────────

    ▼投票しなければ文句は言えない… 高齢化社会だからこそ、若い世代は選
    挙で自分の意見を伝えよう!
    http://www.sankei.com/politics/news/141202/plt1412020081-n1.html

    有権者は平等に1票を持っています。現実の世界で法律や条例という形でさ
    まざまな方針を決めていくのは、この1票の積み重ねによって選ばれた議員
    です。勢力争いや「右・左」といったゲーム感覚ともいえる見方でなく、投
    票によって自分や家族、友人の5年後、10年後、20年後…を取り巻く状
    況が決まっていくとすれば、選挙についての考え方も変わってきませんか。
    ─ YODOQの見方───────────────────────────
    ■投票率低下を考える−身近な議会に関心を持とう
    http://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/voters20.pdf
    投票率低下は政治への無関心・不審によるものが多いといえる。
    特に市町村議会への不信感は全国的に高い。このような状況を打破するため
    にアメリカの議会では開催時間の工夫、審議議案の公開、議会への参加を取
    り入れた「開かれた議会」を取り入れている。参加しようとすれば参加でき
    る議会であれば、徐々に関心の持つ市民が増えるように感じられる。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [3] KIKAQ情報通信
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    少し前の話になりますが、2月に社員旅行に行ってまいりました。参加総数41
    名とこれまでで最も多い社員旅行でした。場所は四国の松山であり、貸切バス
    で行くには少し遠い距離でした。

    歴史情緒あふれる街並みはザ・温泉街と思えるなつかしさを感じることができ、
    ある人は道後温泉本館に、あるひとは松山城へ、ある人は食べ歩きにと各自が
    思い思いの場所に出かけることができました。

    普段あまり合わない社員同士が仕事のことを忘れコミュニケーションをとる機
    会はとても貴重に感じ、来年もまたどこか楽しいところに連れて行ってもらえ
    ることを期待します。

    社員旅行の企画・運営は社内のチームでの持ち回りである為、設営してくれた
    チームの皆さんには感謝したいと思います。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
    このメールマガジンは、ヨドックと関係のある方々により有益な情報を提供
    できないかと考え始めました。今後も皆様にウェブ業界の最新ニュースをお
    伝えしつつ、楽しんでお読み頂けるメルマガ発行を目指して参りますので皆
    様からのご意見・ご感想お待ちしております。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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    発行元 : 株式会社ヨドック(YODOQ)
    ■本社
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    ■東京支店
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    Posted by MLYODOQ @ 10:30

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(2) 苦情の解決の申出先

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