ソフトウェア開発にSEは必要なくなる。
ある人が言っていた言葉ですが、現在の状況を考えても、人の必要性ということから考えても、すべてが自動化されていくことはありえないと考えていました。
本日、日曜洋画劇場にて「アンドリューNDR114」という映画を見て一部考え方が変わりました。
今まで無理だと思われたことが次々に実現化している歴史を考えると一概にそうは言えないなと感じました。
そもそもソフトウェア開発は要件の定義から始まります。そこには経験や業務知識を必要とします。
新規開発で無から創造することばかりがソフトウェア開発ではなく、ほとんどの開発が、既存の手作業のシステム化であったり、システムの移行であったりします。かならず何かの基準や方法によってシステムとして作り上げているはずです。
すべてを自動化することがすぐにできないことは容易に想像できますが、まずは仕様書としてフェーズ間を紐付かせていくことを考えれば、次は自動化を考え、順にフェーズを上流へ適用していくことで不可能なことだとは言えないはずです。
この流れの1つのマイルストーンとして、製造フェーズのオフショアがあるのだと考えています。
間違いなくこのような流れが進んでいくと考えます。
そのような流れの中でSEという職種の定義が変わってくることで「今の定義のSEがいなくなる」といえるのだと思います。
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