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  • 企業理念のバリューの6番目にあげている「情報を共有する」についてですが、
    私のこだわりの強い項目です。
    生産効率を高める1つの重要な項目は「情報を共有する」ことにあります。

    私がこれまで参加したプロジェクトは大規模、中規模、小規模とさまざまです。
    おそらく社内では、経験値的には一番多いと思います。
    その中でさまざまな標準化に携わってきました。その中で、色んなプロジェクト
    で情報共有をうまくできているプロジェクトは非常に少ないです。
    この原因はプロジェクトによってさまざまです。

    大規模であれば、標準化が行き過ぎて、どこになにがあるかわからなくなるパターン。中・小規模では、ルール化が甘すぎて情報が的確に整理できず、あって無い様な
    状態になっているパターン。

    理由はさまざまですが、大きく2点が理由であると理解しています。
    1点目は、情報管理の責任者の資質。
    →大多数が守れないルールを作る。
    →全くルールをつくらない。
    →ルールをころころ変えるなど。
    2点目は、情報管理の手法の間違い。
    →情報を分散して管理する。(色々なツールを使いすぎる)
    →一部の人しか使えないツールでドキュメントを作成する。(UML描画ツールなど)

    特に弊社の環境はルールを浸透させにくい環境です。
    その為、ルールや情報はできる限り1箇所にあつめシンプルに作らなければなりません。
    忘れたときのチェック機能を自然な形で行われる仕組みをつくらなければなりません。
    当然ルールを定着する為には情報管理者の意識が必要なのですが、個人の意識
    だけに頼ってはいけないと考えています。

  • ある知り合いの会社の経営理念を拝見しました。

    仕事を通じて人間としての自分を磨く。
    「亡己利他(もうこりた)」の精神が事業永続の秘訣と心得る。

    弊社の企業理念とも繋がる内容で非常に興味深かったので紹介します。

    みんなのために、お客様のために、と企業理念や、自身の思いとしてに
    記載・利用している企業、人は多いですが、これにはより深く2つの段階
    に分けられます。

    「自身をなくして、他のためになることをしたい」
    「自身を抑えて、他のためになることをしたい」

    前者はいくら自身が死んでしまうとしても、その人はしたいことをしている
    だけであって、自分を犠牲にしているという意識はありません。

    後者は行動が自分のしたいことととは異なるが、そうすることが良いことだ
    として、自分を犠牲にしているという意識をもって行動します。

    自己実現理論(マズローの欲求段階説)に照らし合わせれば、
    前者は、「承認(尊重)の欲求(esteem)」
    後者は、「自己実現の欲求(self-actualization)」
    に近いものなのだと思います。

    後者であると、「がんばって、がんばって、他のためにしたが、あのひとは
    お礼の一つも言わない」とか、「思うようにいかない」というような感情が
    発生します。

    どちらが良いとか悪いということではなく、人間としてどのようになりたいか、
    目指すのかということで、「自分磨き」という言葉が、感銘を受けます。

    「お客様のために」という前に、その業務に注力する行動自体を自分の喜び、
    楽しみにもっていかないと、ほんとうに「お客様のために」なんてできっこ
    ないと考えています。お客様からの感謝の言葉、信頼はそのおまけだと感じる
    ことができれば、「亡己利他(もうこりた)」の精神に近づくことになるん
    だろうと・・・。

    Tags: ,

  • 37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3.JPG

    12月20日 日本経済新聞より

    最近のはやりとして、ミクシーなどのSNS、ツイッター、スマートフォンなどが人気ですが、
    わたしはどうもその文化になじめません。
    ミクシーで友達を増やしてなにが楽しいか理解できませんし、
    ツイッターでわけのわからないメッセージを他者に送信してなにが生まれるのかも疑問です。
    逆に変な誤解を生んだり、発信力のある人であれば、間違った方向に考えを洗脳されてしまうこともあると思います。
    スマートフォンなんかは確かに便利ですが、気づけば四六時中スマートフォンをさわっているような行きすぎた状況
    に陥ってしまいます。

    考えれば会社でもメールの確認が遅いのは「悪」という雰囲気があります。
    以前自身のメールの確認している時間を積み上げていった時、3時間にもなったことがあります。
    1日1回見るのであれば百通あったとしても3時間はかかりません。
    30分に1回、ひどければ10分に一回メーラーを覗き込んでいます。

    はたしてこれらは効率が良くなっているのでしょうか。
    最近では、チャットや、skypeなどが仕事のツールとして使われるようになりました。
    良い点としてはいつでも思う時に相手と繋がり、リアルタイムで仕様などを確認できることにあります。
    しかし、逆にいえばいつでも作業を中断させられることにも繋がります。
    どんどん効率は悪くなってきます。

    すぐに答えが必要な時は電話して会話をする。
    さらに重要なことは会ってミーティングにて打合せを行う。

    最近は社内でもお客様と直接交渉することを避けたり、嫌がったりする傾向にあります。

    本来は、メールより電話、電話より直接会う。というように声を聞き、顔を会わせて話をすることが、
    解決の近道ですが、どうも逆行しています。

    会うよりも電話、電話よりもメール、メールよりもチャット。

    仕事がどんどんややこしい方向に進む一要因であることを感じます。

    添付の記事を読んで確かに・・・と思うところがあり、載せてみました。

  • プロジェクトをうまく進行させ、終わらせるにはどうしたらいいか?
    システム屋をしているとかならずつきまとう課題です。

    特にトラブルのが多いのが、お客様の折衝です。
    当然といえば当然ですが、お客様は金額以上の物を求めます。
    システム屋は、金額以内に収めようとします。
    この隔たりはいつまでたっても埋まる事はありません。
    ソフトウェアは物でない為、価格は人件費によることが多いです。
    少ない労力で、お客様に納得いくものを提供できることが鍵です。
    お客様のことを考えすぎ、時間をかけ過ぎれば、結局はお客様の不利益に繋がります。

    システム屋としての提案内容の良し悪しもあるかもしれませんが、
    お客様を納得させるには熱意が必要です。
    理論的なことだけでの話では納得してくれません。それは人間関係が築けていないからです。

    私はプロジェクトを担当している時、お客様と喧嘩になるポイントを見極めています。
    その理由は、意見のぶつかり合いが無いということはお客様も真剣に考えていない証拠、
    つまり人間関係が構築できていない証拠でもあります。

    決裂にならない良い喧嘩を経て、あやまる所はあやまり、泥臭くお願いし続ける。
    そのような姿勢に信頼が成り立つと考えています。

    「かっこ悪く、泥臭く」私が考えるシステム屋像です。

  • 着るだけでハンサムになれるスーツがあったら、どうしますか?
    着るだけで美人になれるスーツがあったら、どうしますか?

    世の中の大勢の人は、夢のよう。着てみたい。と思うと思います。

    本当のハンサム、美人の人以外は・・・。

    これはお金であっても同じことが言えると思います。お金がどんどん増える財布だったり。
    しばしば人間は生まれてきた楽しみを、これらのことに捧げています。

    マズローの欲求段階説にもあるように、人間の欲求は、
    「生理的欲求」・・・食欲・性欲・睡眠欲等の本能的・根源的な欲求
    から始り、
    「安全への欲求」・・・安全性・経済的安定性・良い健康状態・良い暮らしの水準
    を求め、さらに、
    「社会的欲求」・・・情緒的な人間関係・他者に受け入れられている感覚
    「自我欲求」・・・自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求
    「自己実現欲求」・・・自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化したいと思う欲求
    へと欲求が高度なものになっていく。

    欲求という物は求めれば求めるほどどんどん大きくなっていくものだと考えています。
    とはいえ、「生理的欲求」をも満足に満たせていなければ不幸せなのか・・・。
    そんなことはないと思います。
    おそらく、食を満たせていない人は、人と同じものを食べてもおそらく他の人よりも幸せ
    だと感じると思います。
    結局相対的な感覚でしかないのです。

    また、「生理的欲求」以外の欲求が、他者との比較であったり、他者との関わりに関係
    あることもとても重要なことなのかと思います。

    自分と近しい人を大事に思う。また、近しい人から大事に思われる。
    このような些細な思いやりがずっと続くことがほんとうの幸せなのだと思います。
    特に死ぬ間際にでもこのことが実感できればこれほど幸せな事はないと思います。

    このようなことを感じさせてくれる映画でした。

  • 本日は、『ビートたけしのTVタックル』『ビートたけしのTVタックル』に出演
    しているジェフ・バーグランド氏の講演を聞きました。

    日本人より日本人のことを知る人で、世界からの客観的な日本の魅力について話して
    頂きました。
    日本人は今でこそ海外にて活躍している人は多いですがまだまだ国際的にグローバル
    に活動している人が少ない国なのか、自身の国の良さを理解できていないのかなと
    思わせる講演でした。

    彼は、1969年、40数年前に同志社大学に留学することから日本での生活が始りました。
    ある意味私の先輩ですね。

    その後結婚し、バーグランド薫夫人(同志社高校英語科講師)との間に健、龍之介、
    漱石の3人の息子ができ、趣味は尺八、囲碁、少林寺拳法など様々なことに取り組ん
    でいます。
    京都在住39年、現在は、江戸時代後期に建てられた町家に暮らし、日本人以上に
    日本の文化を愛する一人でもあります。

    当時の日本での面白いエピソードを語ってくれました。

    留学した当初は毎日勉強で寝る時間はいつも真夜中、日本で一緒に暮らしていた日本
    の家族はいつもお風呂に入る時、「お先に」「お先に」といってお風呂に入ります。
    その時彼は思ったそうです。「お先に」とはお風呂に入りますと言う意味だろう。
    ある時、バスに乗ろうとした時、一緒に並んでいた老人が、「お先に」といってバス
    に乗って行ったそうです。その時彼の頭に電球がともったように理解したそうです。
    そのお婆さんは私を外国人と理解し、ジョークを言ったのだと・・・。

    わかるでしょうか?
    そう、お風呂に入ることを「お先に」と言うと理解していたバーグランド氏は、バス(bus)
    と風呂(bath)をかけたジョークだと理解したそうです。

    これは単なる笑い話ですが、こういうように取り違えをした背景として、アメリカ文化と
    日本文化の違いがあることを話してくれました。

    アメリカでは「お先に」=「before you」とは絶対に言わないそうです。
    「後に」=「after you」としか言わないそうです。

    基本は自分が先にという考えが文化(これを彼は「発信者責任文化」と呼んでいます。)
    先に入ってあたりまえ、後に入るのがおもいやりになるそうです。

    方や日本は、基本後に入るのが当たり前、先に入る時に思いやりを持って「お先に」と
    言います。(これを彼は「受信者責任文化」と呼んでいます。)

    そう、おわかりになるように日本は非常に相手のことを思いやる心が文化として備わっ
    ている。たえず相手の気持ちを考える文化なのです。
    別のことばで「和のこころ」と表現することもあります。
    「発信者責任文化」の先には基本的に争いがつきものになってきますしかし、
    「受信者責任文化」には自然と平和的考えば生きついています。

    発信できないことをよく日本人はダメと表現されますが、本来非常に誇れることなの
    だと思います。この文化を大切にしながらも、国際的に勝残って行ける発信力をもつ
    ことが日本人として必要なことだと感じました。

    我々の会社もその縮小版のように思います。お互いを気遣う心は持っています。
    それを大切にしながら、発信していけるスキルを磨いていくことが必要だと切に思います。

    さいごに彼の座右の銘「力いっぱい生きよう」という言葉、彼の背景を考えれば
    重い言葉です。

  • 世の中で一番楽しく立派なことは
    一生涯を貫く仕事を持つことです

    世の中で一番みじめなことは
    教養のないことです

    世の中で一番寂しいことは
    仕事のないことです

    世の中で一番醜いことは
    他人の生活を羨むことです

    世の中で一番尊いことは
    人のために奉仕して
    決して恩に着せぬことです

    世の中で一番美しいことは
    全てのものに愛情を持つことです

    世の中で一番悲しいことは
    うそをつくことです


    ある飲み屋のトイレの中で見つけた言葉です。
    誰が読んでも良い言葉だなと感じると思います。
    特に、

    「世の中で一番楽しく立派なことは
    一生涯を貫く仕事を持つことです」

    はほんとうに目指すべき所と考えています。
    先日、「杜氏」という仕事に一生をささげた人のことを番組でやっていました。
    日本酒のことを語っているその方の楽しげに話している所に、これまでの苦労と
    それを乗り越えてきた自信がオーラのように感じられました。
    18歳から80歳近くになるまで日本酒造りにあけくられたこの方は、
    これからの人生、これまで犠牲になってくれた妻と一緒に日本全国を旅するのだ
    とおっしゃっていました。

    結局人間の幸せとは相対的なものなのです。
    自分の最期の時にそれまでの人生が愉しかったかどうか・・・。
    逆に、愉しくするにはどうしたらよいか。

    このように考えていると結局、自分の周りを大切にすることに繋がっていくん
    だと思います。
    そうすればその他の4つ5つは繋がっていきますよね。

    私は個人的には、

    「世の中で一番寂しいことは
    仕事のないことです」

    が一番ぐっときます。いろんなひとに「なぜそこまでできるのですか?」
    と言われるのですが、仕事がない、できない、ことはほんとにつらい。

    一度それを体験してしまうともっと仕事が愉しくなるのではないかと。
    そう感じます。

  • 金美齢さんの講演を聞く機会がありました。
    私はあまりテレビを見ないのですが、日曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」だけは
    ビデオを取ってもかならず見ています。
    金美齢さんはレギュラーの1人ですが、75歳の芯の真っすぐした方だと思います。

    主に2点について話しておられました。
    1、日本という国の恵まれている状況
    2、組織の大切さ

    日本には譲るという美徳があります。例えば、戦国時代、敵であっても礼儀を重んじ、
    助けてもらったり、情けをかけられた場合にはそれを返そうという考えをもっています。
    島国であるということもあり、日本は敵から守られた状況で文化をはぐくんできました。
    その結果、世界からも尊敬される文化を持ち、経済的にも非常に信頼される国となりました。
    そのバックボーンがあるからこそ、日本は国際的にも認められ、他の国々の人よりも非常
    に優遇されている状態にあります。

    例えば、日本のパスポート。入れない国は、北朝鮮くらいと言われています。今はどうか
    わかりませんが、イスラエル、ヨルダンなど相対する国のどちらにも入国できるというこ
    とも聞いたことがあります。
    ※どちらかに入国した後のもう一方への入国はダメとも聞いたことがあります。
    それだけ信用のあるパスポートということです。

    日本円についても同様、ほとんどの国で、円をそのまま持っていけば現地通貨に両替して
    くれる。これはバックパッカーとして色々な国に行ったので本当に実感できます。
    ドルほどではないにしても、銀行に行けばかなりの奥地や、観光客の少ない地域でも換金
    ができます。

    日本でいると比較対象が少ない。外国人の移民も少ないし、外国の企業も少ない、貧富の
    差も少ない。
    「物事は何事も比較しないとわからない。」
    このことは当たり前ですが、本当に実感できるよう知識をつける、行動することが本質を
    見極める大切なことだと考えました。

    2つ目に組織が大きいということに対する大切さを話されていました。
    具体的な話は省略しますが、その時の例えを紹介します。

    大河ドラマ「天地人」にも出てくる孟子のことば。
    「天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず」
    「天の時、地の利、人の和」は整ったと言って去年民主党が政権交代をしたことでも取り
    上げられました。
    私は知らなかったことばなので、一般的な意味を調べました。

    ●天の時
    自身では引き寄せられない景気状態や、タイミングを指します。

    ●地の利
    自分でコントロール可能な物理的な条件を指します。必要なお金や時間を指します。

    ●人の和
    人材のスキルや組織の持つ力を指します。

    この中で最も重要なのが「人の和」であるという意味です。
    「天<地<人」
    ということです。

    「チャンスをつかむ」という言葉があります。
    言葉からも「天の時」を意味していることが分かると思います。
    しかし、「地の利」や「人の和」が無かったり足らなかった場合、チャンスは逃げていく
    ということです。

    ことばは違いますが、教育などの時に良く話していることと同じだったので、びっくり
    しました。
    これも長いので省略ですが、「やれるチャンスが来てから勉強しても遅い」という話です。
    これは自分の経験から学んだことですが、経験の大切さを除けば、過去の偉人のことばを
    学ぶことは何事にも近道なのかもしれないと感じました。

  • 従来型の技術スキルを背景にしたビジネスモデルが通用しなくなって
    来た。

    それは、2008年始りくらいにその予兆は感じられた。
    もともと、私の中で、中国オリンピックが始まる2008年は周辺国に
    とって悪い影響が発生するとずっと考えていた。

    他の会社に頼った仕事の仕方は徐々に出来なくなると感じ、行動に移す
    のであれば今しかという思いで、会社の形を変えることを考えた。

    その時、漠然と、社員を増やすならこの年しかないと、3年を残して
    教育をしながら社員を育てることを決意した。

    営業をしながらも、教育を行い、さらに事務作業も行うことは結構、
    しんどかったと今から考えても思う。

    でも、みんなの頑張りをみていたら、なんとかしようという思いで
    やってこれたように思う。

    そのおかげか、常駐の仕事で安定利益を出しながらも、社内にノウハウ
    をためることのできる受託開発を定量的に行えるだけのノウハウを蓄積
    していく体制を整えることができた。

    IT業界と言っても、楽天や価格.comのようなビジネスモデルと、我々の
    やっているような労働集約的なビジネスとは全く業界が違うと言っても
    過言ではなく、顧客にとってのシステム投資はなかなか実利に結び付かず、
    IT投資へのコスト負担だけが重荷に感じられる時代になった。

    「費用対効果」これしかない!
    ・システム投資以上の売上効果を発揮する
    ・システム投資以上のコスト削減効果を発揮する
    結局は、この2つのうちいずれかを実現出来なければ、本当の意味で必要
    とはされない。

    これらを実現する為の技術でなければならないし、システム開発の方法論
    としてもよりコストを削減できる方向を追い求める必要が出てきた。
    このことは厳しい時代ではあるが、私たちの会社にとっては一種の追い風
    なのかもしれない。

    -続く-

  • 相手の組織につぶされるような仕事はしたくない。
    大きな組織に影響されない仕事。この解答はそれほど難しくはなかった。
    ようは相手の土俵で相撲をとらないことである。
    その時の私は怖い物しらずで、大きい物に挑むことに美的感覚を抱いていた。
    正論をぶつけていれば、かならずわかってくれる時が来る。そう信じていたように思う。
    しかし現実はそんなには甘くは無かった。これまでこの方法でうまくいっていたのは、
    人に恵まれたのだということを肌で感じさせられました。

    具体的にはそれではどうすれば良いのか?
    ようするに、主導権を握れるプロジェクトにかかわる。もしくは主導権を握れる可能性
    のあるプロジェクトを担当する。
    たまたまそのことを考えていた自分に、転機となるプロジェクトがめぐってきました。
    これは、後で聞いたことですが、私が担当したプロジェクトは、危険すぎて誰も手を
    だそうとせず、困っていた案件だったそうです。
    しかし私にとっては自分の実力を最大限に出せ、
    皆が無理と考える案件=失敗してもとがめられないお宝案件
    でありました。
    逆にこれを成功させ、会社の開発力を売ってやろうと考えました。

    このプロジェクトにて、ここ数年実現してきたビジネスモデルが完成しました。
    Java技術者の教育→Java言語に特化
    Java言語に特化→Java案件の収集
    既存顧客→常駐プロジェクトの特定会社の拡大
    新規顧客→炎上案件の担当→火消し作業→信頼の獲得
    新規顧客・既存顧客→新規案件の拡大

    誰が見ても難しい案件、出来なさそうな案件。これらを片付けていくことこそ
    お客様に満足を与える仕事=自分たちにしか出来ない仕事=我々の役割
    と考えました。

    -つづく-

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