テスト。
あるプログラムがあった時、それをテストするように言われた時、どのようにアプローチしてテストするか。
この課題についてきちんとした手順にてテストを実施できる人をあまり見たことがありません。
とは言えそれはその担当者のスキルの問題とは一概に言えない部分があります。
その理由として以下の3つの点がテストを実施しているうえで欠けている場合が多いからです。
①仕様を明確に示した資料(仕様書)
②現実に沿ったテストデータ
③テストの範囲や終点を定めた基準
これらが無いと通常の技術者は正常ケースをひたすら打鍵します。
そこから出てくる結果はそれほど良い結果は出てきません。
考えてみれば、例えば、マラソン。
終わりがわからずに延々と走り続けることができるでしょうか。
おそらくほとんどの人が数kmないしは10kmで走るのを止めてしまうのではないでしょうか。
しかし、42.195kmとう終点を定められることで素人でも走りきることができます。
色々なテスト手法・技法がありますが、ようはこれが真髄ではないでしょうか。
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